火曜日しばらく雑記帳・2024 CW48
先週の木曜日が Thanksgiving だったので、Facebookのタイムラインには、私がフォローしているミュージシャンを始め多くの Public Figure たちが祝う様子が流れてきていた。
クリスマスは宗教によって祝ったり祝わなかったりがあるが、Thanksgiving は米国民あげての共通の祝日ということで、日本でいえばお正月のような位置づけだろう。
日本では勤労感謝の日が同様の感謝の休日だが、Thanksgiving と関連して認識している人は少ないように思う。勤労感謝の日にはターキーの丸焼き、とか勤労感謝の日にはケンタッキーとか、それはなさそうだ。しかし、Black Friday は浸透してきているようで、どこの ec サイトを見てもポストに入る広告を見ても Black Friday でやかましい。換骨奪胎、というか、個々の事象にある由来や背景などを切り離して、その上位の概念=商売ネタだけをうまく抽出して輸入して定着させてしまうのは日本人のローカルな技なのか、それともグローバル金融資本が上手いのか。
とはいえ、割高に思うかもしれないが、必要なものを必要なときに必要なだけ買うのがよいと、Amazon を surf して思わずクリックしそうになりながらも思う。surf しながら wave に乗れない、まぁいいではないか。
■ビーツの旬がまたやってきた。さっそくボルシチ。
ビーツは皮つき丸のまま1時間ほど茹でて自然に冷めるまでおいておく。時短で電子レンジを使うのを試したことがあるが、どうもイマイチうまくいかなかったので、結局、最近は弱火で時間かけて茹でるようにしている。皮を剥いて大きめの賽の目に切っておく。
牛のすね肉をじっくりと1時間ほど茹でて、ビーツとタマネギにジャガイモ、金時人参入れてさらに煮る。塩で調味すればOK。サワークリームはなかなか売っていないのだが、ちょっと前に見つけて買っておいた。満を持して使ったけれども、もうちょっと盛り付けなんとかならんか。。。
スパゲティのサイドのサラダにもビーツ。
クリームソースに少しパプリカペーストを入れると彩りよく出来る。少しコクが加わるように思うのは気のせいかもしれない。
ビーツは食べる輸血とも言う。昼食にもビーツをパスタに合わせて元気だす。
紅芯大根は入手できれば、カリーの付け合わせでバスマティライスと一緒に炊いてほんのりピンクの彩がいい。カリーは定番のチキンカリー。
普段はヨーグルト、最近たまにアーモンドミルクで炊いたりしているが、先週はそれらを切らしていたので水を加えて炊いた。それでもしっかりとおいしく出来る。
紅芯大根、紅くるり大根、レディサラダ大根、このへんは今頃から旬でスーパーに出回り2月くらいまでか、楽しませてもらっている。
紅芯大根 赤大根 |だいこん ダイコン 大根 品種の特徴 食べ方 選び方
紅くるり大根/ベニクルリダイコン/べにくるりだいこん‐赤いダイコン:旬の野菜百科
■先週にひっかかった音楽を少し。
1.パキスタンのラハット・ファテ・アリ・ハーン、ノーベル賞授賞式でのステージの音源だろう、Spotify から耳に入って来た。
YouTube でだいぶん前から視聴できるが、大変おススメなので再掲しておく。
2.スペインのシンガー・ソングライター、ラウ・ノア。去年に発見して以来、もうぞっこんなのだが、スタジオライブが動画でアップされているのを見つけた。"Both Sides Now," ジョニ・ミッチェルの名曲だが、ラウ・ノアらしい神秘的な美しさがいっぱいの演奏だ。
このHidden Session シリーズでは、他にももう一曲演奏を聴くことができる。
3.おや、これはグエン・レのギターだと耳に引っかかったのが、Massimiliano Cgnitti (マッシミリアーノ・シグニッティ) の "Mariangela e la seduzione"
まったく知らない人だし、ちょっと検索しただけでは情報がほとんど上がってこないが、どうやらベーシストらしい。グエン・レのうねうねしたギターが醸し出すのか、ボーカルもいい味出してなかなか面白い雰囲気の曲が揃っている。
4.小曽根真が率いるビッグバンド No Name Horses のあたらしいアルバム Day 1 がリリースされた。ジャズ本来の即興演奏を大切にして予定調和はなし、というバンドのコンセプトいっぱいの力の入ったアルバムだ。
ドイツ・オーストリア料理が好きな方々においては、2曲目の My Wiener Schnitzel が気になるところだろう。
No Name Horses も結成20年になるという。
5.アフリカはマリのパーカッション奏者、ババ・シソコのライブで"Bakadaji" がよかった。
ライブ・アルバム "Live in Basel (Mediterranean Blues" からの一曲だ。ついこの間リリースされていたが音源そのものはだいぶん以前のものではないだろうか。アルバム全体、うねるようなリズムとハーモニカでブルージーな曲がアフリカのリズムとコーラスとブレンドされ、なかなか聴きごたえある。
もっとアコースティックでゆったりと西アフリカのコラの響きと浸りたいという向きには、コラ奏者のバラケ・シソコと共演の 2019年のアルバム Sissoko & Sissoko がよい。おススメだ。
■ジョギングは新横浜で、ぐずつく天気の京都と異なり首都圏は雲一つない快晴、抜けるように高く青い空と冷たい乾いた空気が心地よい。
土曜日は、ジョギングの後、近所のフレッシュネスバーガーでクラシックチーズバーガー。
その日、珍しく10年ぶりくらいだろうか、中学高校の同窓の友人に誘われて品川の居酒屋で、楽しいひととき。
早くから飲んでたから、事務所に戻ったのが22時すぎ。そして23時半からドイツのブルガーさんとのWeb飲みのはずが、いつまでたっても入ってこない。翌日にわかったことだがどうやら時差を2時間間違えて6時間だと思っていたらしい。。。改めてリスケした。
その日は25時に就寝。翌日曜日は4時半に起きて、朝一番 6時11分発のぞみ99号で京都の自宅に帰った。一日、雑用で出たり入ったり、仕事をちょいちょいとつまみ食い。月曜日は大阪は梅田に出張、行き帰りの京阪電車からの車窓は懐かしかったが、特に写真はなし。今週は京都からリモートワークの予定だ。
やっぱりバタバタと動き回っているほうが、精神衛生上、ぐっといい。