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火曜日しばらく雑記帳・2024 CW46

先週の火曜日は久々に出張に行ってきた。名古屋なので、新横浜から新幹線で1時間20分ほど、9時半に先方に入って12時までの会議、15時間前には新横浜の事務所に戻って仕事をしている、そんなプチ出張である。ちょっと久しぶりだ。おかげで出張の申請手続きや切符の手配、費用清算など、ちょっとしたルールやツールの使い方など、細々としたことを忘れてしまっていて、ちょいと難儀した。

2024/11/12 名古屋テレビ塔

「私は失敗しないので」と常に言いたいところだが、「私としたことが」と言うことが重なり、ちょっとダウンだ。

お客様を訪問しての会議だが、研究開発部門そだちのボンボンにとってお客様とのコミュニケーションは最も自信がなくストレスフルで、実際、喋りもたどたどしく上手くない。

先日、京都の自宅リビングで仕事をしているときにお客様に電話をかける機会があったが、キッチンで洗い物をしている妻が途中でクスっと笑ったのを見逃さなかった。後で聴いてみると、「えーと」が多い、とのことで、17回まで数えたところでそれ以上数えるのをあきらめた、ということだった。

しかし、立て板に水の説明がいいか、というと必ずしもそうでもない。

昔、本社R&Dの偉い人が私達の部門(事業部R&D)に成果を売り込みにきた。その研究成果は様々な製品に適用できて、その画期的な技術によって数千億円/年もの新たな市場を作って大きな利益を手中にできる、ということだった。確かにその人は明るく気さくで快活で、いつでも話をする度に「私たちの松下電器の未来はどんどん明るい」と思えて引き込まれ、話のあとはこちらの気持ちも前向きに明るくなる、そんな人だった。

その場では社長も含めみな感心しきりだったが、後で社長が側近にボソっと指示したそうな。「営業みたいなヤツが来て調子いいこと言ってたけど信用できんから、ちゃんとお前らで調べとけ」


人によってそれぞれ持ち味があって、それはプラスに働くときもあればマイナスに働くときもある、だからヘンに無理して飾らないほうがいい、そんなことを思う。


■名古屋テレビ塔の近くの星が丘製麵所 久屋大通店で昼食をとった。

星が丘製麵所 久屋大通店 海老天おろし・ぶっかけのきしめん

海老天のぶっかけできしめん。大ぶりの海老天が美味しい。鰹節の出汁もよく効いていて、大根おろしにスダチもよく合っていて、口当たりよく、とても上品な美味しさ。お洒落なつくりのお店で、お客さんもお洒落でうまくいっているオーラを発散している方ばかり。

ぱぱっと食べて新幹線に飛び乗って新横浜の事務所にとんぼ返り。夕食は簡単に、スパゲティ・挽肉とシイタケのクリームソース。

2024/11/12 夕食 スパゲティ・挽肉とシイタケのクリームソース

翌13日もちょっと余裕なく簡単にオムレツにパスタ。ジャガイモとタマネギのオムレツにしようと思ったけれど、オムレツはプレーンにして、ジャガイモとタマネギに鶏を加えて、シチリアのパスタ・カサレッチェとともに。

2024/11/13 夕食 鶏とジャガイモとタマネギのパスタに、プレーンオムレツ

14日の木曜日はカリー。

2024/11/14 夕食 ほうれん草とジャガイモのカリーのパスタ。

油を熱して生姜・ニンニクにマスタードシードで香りを出して、みじん切りにしたほうれん草を投入、頃合いを見計らってチキンカリーマサラを投入、水を加えてパスタとジャガイモを入れて塩で調味、10分ほど。ほうれん草をたっぷり食べれて、約束された美味さ。


金曜日の昼の新幹線で京都の自宅に帰った。妻と娘は「いつものパスタ」ということで、一番シンプルなオリーブオイルにニンニクとバジルだけのスパゲティ。これは本当に好評。孫娘はナポリタン。食べたり食べなかったりいろいろだ。お手伝いしてくれる、ということで倍手間がかかる。そして私は、キノコと小松菜のクリームソースでタリアテッレ。万願寺の焼いたのが付け合わせ。

2024/11/15 キノコと小松菜のクリームソースでタリアテッレ

見事にパスタばかりの先週となった。

2024/11/17 バタバタと週末が過ぎて、ほっと一息


■インドネシアの歌姫、シティ・ヌールハリザのthe National Arts Awardsでのライブが YouTube に上がっていた。

そして、新曲の Sejarah が飛び込んできた。

今年2枚目のシングルだ。アルバムは来年だろうか。楽しみだ。

■スペインのベーシストのフアンフェ・ペレス(Juanfe Pérez)、フラメンコギターのようにエレクトリックベースを弾いてしまう。新しいシングルは "Calle el Mudo (Fandangos de Huelva)"

鳥肌がたつ演奏。
アルバムは2022年に一枚リリースされている。

オフィシャルサイトはこちら。

Calle el Mudo (Fandangos de Huelva)で女性歌い手は、新進のカンタオーラ、サンドラ・カラスコ (Sandra Carrasco)。自身の名前を冠したデビューアルバムが2011年で、ポップないい感じだ。

Travesiaもなかなかいい。

オフィシャルサイトはこちら。


3.ブラジルのシンガー Paula Morelenbaumの Passarimが耳にとまった。

ボサノバの巨匠 アントニオ・カルロス・ジョビン (Antônio Carlos Jobim) の曲だが、ジョビンの曲を歌うアルバムがリリースされて、そこからのシングルだ。

ネルソン・ファリアの YouTube Channel UM CAFÉ LÁ EM CASAに出ているのを見つけた。 Berinbau, いい演奏だ。

アストラッド・ジルベルトのアルバム "Look to the Rainbow"の中に収録されている好きな一曲で、こちらはギル・エヴァンズの編曲で味わい深い。

4.今週 Paul Simon の "Graceland"について書いた記事をアップした。その記事を書くにあたって、クレジットやライナーノートなど改めて見ていたのだが、なんと私としたことが、エイドリアン・ブリューが参加していることにこれまで気が付かないでいた。Graceland の前にローリー・アンダーソンのプロジェクトでギターを担当していたエイドリアン・ブリューをポール・サイモンが目をつけてギター・シンセの演奏を希望したとのことだ。そのエピソードは Graceland の次回の記事に譲る。

そういえば、ローリー・アンダーソンは大学時代に友人に感化されてよく聴いた。現在でも健在でちょうどタイミングよく "Waiting for the Barbarians" というパフォーマンスが YouTube に上がっていた。

 Waiting for the Barbarians: the concert that left the New York audience spellbound, exclusively on the Onassis Channel on YouTube | Onassis Foundation

大学のころで最初に聴いたのは 1984年の "Mister Heartbreak"

淡々とした明るい不思議な感じの作品で、聴いているうちにじわじわと好きになってくるだろう。


■11/15の金曜日から京都の自宅に帰っている。この土日は天気がぐずついていたが日曜日の朝一番に、京都の洛北を走るいつものコースを 13.9 km 走って来た。

2024/11/17 jogging 京都・高野川
2024/11/17 jogging 宝ヶ池公園 - 国際会館
2024/11/17 539.8km 計画比 100.6% 今年の目標は 610km

急に冷え込んできた。京都の冬は天気が悪い。低い雲がたれこみ、青空が見えて日がさしているとおもうと急に黒雲に覆われて時雨れたりする。そんなときは東京は乾燥した冷たい空気で雲一つない青空だ。

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