【学び㊼冊目】ビジョナリー・カンパニー2
【誰バス~採用は会社全体に関わるタスク】
ビジョナリー・カンパニー2での学びは、かの有名な「誰をバスに乗せるか」(通称、誰バス)の話です。
やはり、強い会社になるため、ビジョンに向かって組織として進んでいくためには、一緒に進んでいく仲間を選ばなければいけません。バスに乗せるべき人を乗せて、降ろすべき人は降ろさなければいけません。
この誰バスの話は、お客さんの前でプレゼンをする際、「人材マトリックス」、「石切職人の話」と相性がよく、繋として、橋渡しとして使える話だと思いました。
結局目的地までのジャーニーを長期的にあと押ししてくれるのは、技術屋ではなく、会社の理念に共感している人物であり、その人こそバスに乗せる人材です。
ですが、技術はあっても理念に共感してくれないひとをわざわざ無理やり降ろす必要はありません。彼らが自然と降りていく仕組みをつくればいいのです。それが評価制度だと思います。
昇給、賞与は会社と個人間の話ですが、昇進は会社全体に行き渡ります。誰が、上に行くのかは会社の誰しもがわかります。会社の理念を理解して実行している人物のみを上に行かせる評価制度があれば、「誰バス」の問題は自動的に解決していく仕組みができていくのです。