藤井聡太八冠、おめでとうございます㊗️
鬼気迫る表情。
苦しげな短い呼吸。
永瀬王座は、天を仰ぎ、
掻きむしるように何度も自分の髪を握りしめた。
「負けました」
その瞬間、全てのタイトルは一人の棋士の手に収められた。
勝利のコメントを求められた藤井八冠から出てきた言葉は、
「まだ実力が足りていない」
八冠をその手に得て尚、表情が緩むことはない。
“八冠はゴールではない。”
藤井聡太八冠の師匠のメッセージ。
この日は、記憶にも、記録にも刻まれた。
もう獲得するタイトルは無い。
これからは、強さの証明が自分の中にしか無くなる。
ニュースでは、「誰が藤井八冠からタイトルを獲るか」に注目が集まる。
全てを得たら、失うことしか未来が無いのだろうか。
藤井聡太八冠はよくインタビューで、「記録よりも“将棋の内容”」と口にする。
それは今日のような、目に見える頂上に来た日の為の言葉なのかもしれない。
強くなるから見える局面がある。
(羽生善治九段も言っていた)
それをモチベーションに、戦っていくのだろう。
素敵な記事を記事の勝俣先生がお書きになっていました。舞台の裏側の棋士たちの検討を読むことができます。
心を揺さぶる、人間味のある将棋をありがとうございます。
これからも、応援します。
藤井聡太竜王名人の、
史上初、八冠制覇、おめでとうございます。
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