自分の領域は自分で守る。相手の領域は侵さない。
“ラインオーバー”という言葉を『我慢しながら生きるほど人生は長くない』という本から学んだ。
世界には、「自分が責任を持って守るべき領域」がある。それは自分の心や体、生活、人生であり、家族や友人など、どんな親しい人であっても侵害してはいけない。
しかし、境界線侵害(ラインオーバー)が頻繁に起きているという。ラインオーバーがおきるのは、「自分と他人の間の境界線」が、あいまいになっているからだという。正しく機能していれば「心地よいもの」で、正しく機能していなければ「モヤモヤと不快なもの」が増えていく。
ラインオーバーに対処する
なんか、苦しい。モヤモヤする。その気持ちこそ、ラインオーバーの気づきである。このとき、「こんなこと思っちゃいけない」「自分も悪いから」と思う必要はない。他の誰にも侵されてはいけない領域で、それを守るのは自分の責任である。
「そうされると、私はつらいです」責めるわけでなく、iメッセージで伝える。それでも聞く耳を持たない相手は、大切にしてくれない人なのでスッと距離を置くようにする。
ただ、私も両親や夫に私の常識を押し付けないようにしたい。
「ほどほどにポンコツな人生はラクだ」と気づく
「いい会社に入って、不自由のない暮らしをする」「結婚して子どもを育ててこそ一人前」……。私たちは日々、他人が考えた価値観やルールを一方的に押しつけられ、自分らしさを否定されている。心身が悲鳴を上げても「親が言うから」「みんなそうだから」と受け入れてしまい、我慢を強いられていることに気づくことすらできない人もいるだろう。
けれど、意外と競争しなくて良いってラクだと気づく。(生きていけないと思ったけど、どうにかなってるし大したことないのかもしれない)逃げて良いってラクだ。「社会的に良いコース」から外れちゃっても、「自分が幸せなコース」から外れてなかったら、自信を持って良いのかもしれない。誰かのために生きる必要はないのである。
読書をしてのアウトプットを。