尊くて死にそう。
この感情に、何と名前を付けていいか分からない。
ありがたくて、
幸せで、
恥ずかしくて、
苦しくて、
尊くて、
死にそう。
職場に、プロ級の(私は天使と思っている)
「聞き上手・褒め上手」がいる。
「TOMOさん、最近は◯◯してる?(前に話した趣味の話)今どんな感じ?」
「最近ハマってることある?教えて〜!」
「TOMOさんの報告書、読みやすくて助かる〜」
「TOMOさん、いつも〇〇を丁寧に掃除してくれてありがとう!」
「さっき、TOMOさんが教えてた◯◯さんが、〜ができた!って言ってて、嬉しそうだったよ☺️」
「◯◯先生が、TOMOさんのこと〜に詳しいって褒めてたよ☺️」
「TOMOさんが使ってるっていうお手帳、探しに行ったらあったから、同じの買っちゃったんだー!」
「TOMOさん、◯◯ってお店は行ったことある?〜好きって言ってたから、興味がありそうだなぁーと思って」
「私、夫にTOMOさんって、〇〇とか、△△とか、色々な分野のことができてすごいんだよって自慢してるんだー♪」
「本当に分かりやすい書き方!(私が〜の方が分かりやすいですよ、と謙遜すると…)いやいや、1番TOMOさんのが分かりやすいよ!」
「えーー!嬉しい🥹(泣)ありがとうー!」
尊いんよ。
人って、幸せを通り越すと、
「今、死んでもいい?」
って、感情がバグって死にそうになる。
年下の私に対しても、年上の偉い人にも、
態度が柔らかい。
いつも、どんな時も、落ち着いている。
とにかく、よく声出して笑う。
ポジティブ。
落ち込んでいる時は、
「今日、生理でお腹痛いだけだから、気にしないでね」
「今、〜な事があって、元気なかったんだ」と前もって教えてくれる。
老若男女、みんな彼女のことが大好き。
そりゃぁ、モテるよ。
私は仕事終わりに
それを思い出しては悶え苦しむ。
「私、、、ポンコツだから電話ミスとか、うっかり忘れとか、いつも彼女に失敗をフォローされてるよ。フォローの仕方も優しくて死にそうだよ。その上、小さな成功を拾ってたくさん褒めてもらってるよ。どうしよう。申し訳ないよ」
そしたら、父が
「ポンコツな人がいないと、フォローすることもできないんだよ。良かったね」
と言ってくれた。
良かった……のか?