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ツワブキ 冬に咲く黄色い綺麗な花
冬に咲く黄色い花
近所に黄色い綺麗な花が咲いていました。
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冬に咲く花といえばピンクの鮮やかな
サザンカなどをよく目にしますが、
この花はとても鮮やかな黄色い花だったので、
何の花なのかちょっと調べてみたくなりました。
インターネットが普及しているので案外かんたんにキーワードや写真で検索ができます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128919289/picture_pc_9b4fc41cb054f4da06bf1680ad516870.jpg?width=1200)
グーグルで冬に咲く黄色い花と調べると割と簡単に出てきました。
特に身近な植木などであれば、
植木ぺディアのサイトが便利です。
(ウィキペディアをよく使うのでサイトの
ネーミングに共感できます。)
この花はツワブキという植物の花です。
ツワブキとは
ツワブキ(岩蕗・石蕗・艶蕗・橐吾、学名: Farfugium japonicum)は、
キク科ツワブキ属に属する常緑の多年草です。
難しい字なので漢字で書かれていると
まず読めません。
ツワブキは常緑性で花の少ない晩秋から初冬に開花するので、
観賞用に栽培されています。
園芸品種も多く、木陰や日陰を好んで良く育つので、園芸植物として日本庭園の石組みや木の根元などによく植えられています。
花は雌性花と両性花があります。
雌性花と両性花は下のPDFに写真があり、
わかりやすいです。
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/045/20211207-1.pdf
昔から民間薬や食用野草として知られ、
若い葉柄が食べられるそうです。
花言葉
ツワブキの花言葉は「謙遜」「謙虚さ」「愛よ甦れ」「困難に負けない」「先を見通す能力」とあります。 「謙虚さ」「困難に負けない」という
言葉になった理由としては、
日陰で育てていても葉を茂らせられるほどの
丈夫さを持っていることが考えられます。
とても勇気づけれる言葉ですね。
食用としてのツワブキは注意!!
食用にもなるツワブキですがどの分が食用となるのか。
ツワブキは観賞用としてよく知られていますが、
葉や茎を食べることもできるそうです。
特に、九州などでは昔から郷土食のひとつとして
ツワブキが食べられているらしく、
山菜の一種として市場に出回ることもあるそうです。
しかしツワブキにはピロリジジンアルカロイドと呼ばれる天然の毒性物質が含まれています。
そんなピロリジジンアルカロイドには
多くの種類が存在していて、
中には特に強力な毒性を持つ種類があり、
肝臓障害を引き起こす危険性があるので
注意が必要です。
近年、農林水産省より食品中のピロリジジンアルカロイド類に関する情報が下記の通り掲載されています。(2022年11月2日更新)
かなり詳しく説明されているので
農林水産省のサイトで
よく調べたほうがよさそうです。
下記に一部を引用します。
日本国内では、これまでに食品によるピロリジジンアルカロイド類による健康被害の発生はありません(農林水産省調べ)。しかし、日本国内でも、ピロリジジンアルカロイド類を含む植物が天然に生えていたり、栽培されていたりしていること、海外からピロリジジンアルカロイド類を含む植物を含む食品が輸入される可能性があることから、消費者の健康被害の発生を未然に防ぐための対応がとられています。
(中略)
フキは、日本では昔から食べられてきた和食には欠かせない食材の一つですが、ピロリジジンアルカロイド類を含むことが報告されています。詳しい実態が不明であったため、国産のふき(フキの葉柄)及びふきのとう(フキの花穂)を対象に、フキに主に含まれていることが論文などで報告されている3種類のピロリジジンアルカロイド類の含有実態を調査しました。また、フキは、えぐみや苦味が強いため、我が国では伝統的にあく抜きをしてから食べられています。ピロリジジンアルカロイド類は、水に溶けるため、この伝統的に行われている茹でこぼしや水さらしといったあく抜きによって減らせることも検証しました。
その結果、ほとんどのふきやふきのとうにピロリジジンアルカロイド類が含まれており、ふきのとうはふきより濃度が高いことがわかりましたが、伝統的に行われている茹でこぼしや水さらしといったあく抜きによって、大きく減らせることもわかりました。
ふきやふきのとうを食べたことによるピロリジジンアルカロイド類が原因と疑われる健康被害は、日本では報告されていません。ふきやふきのとうは、しっかりとあく抜きをすれば、大量に食べたり、食べ続けたりしない限り、健康への悪影響の懸念はないと考えられます。
伝統的にフキ及びフキノトウなどが食用とされていますが、
農林水産省の調査によると茹でこぼしや水さらしといったあく抜きによって、大きく減らせることもわかりました。
きちんと処理をすれば、大量に食べたり、
食べ続けたりしない限り、
健康への悪影響の懸念はないと考えられるとのことです。
楽しむのは観賞用にとどめておいたほうがよさそう?
この記事を書いているときは食用になるとのことで、食べてみようかなとも思いましたが、
農水省の情報を見ているとなんとなく調理は
玄人向けのような感じがするので、鑑賞して楽しむことにします。
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イチョウとぎんなんや「未知なる生物界への扉!階段に現れる虫たちの謎解き」4 カミキリモドキについても書きましたが、
生物の体の中には案外有害な物質を蓄えていたりするものだと気づかせてくれます。
あまり気に留めていませんでしたが身近に目を配ると新しい発見があって楽しいですね。
note記事にすることで調べるきっかけになり自身の学びになり有難いです。
見かけた花や自然、生き物について調べたこと、気づきについてまた書きたいと思います。
読んでくれてありがとうございました。
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