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【膵臓癌】重粒子線治療の準備終了!

2022年4月、母は膵臓癌再発のため、重粒子線治療を受けることになりました。

腸間膜への再発で、腸に近いと重粒子線治療が受けられないことがあると聞いていたので、

大丈夫かなと思っていたのですが、数センチ離れていたため、

受けられることになったことは不幸中の幸いで、

私たち家族にも希望を与えてくれた出来事でした。


当時は、再発のため、アブラキサンとゲムシタビンの抗がん剤を投与していますが、

3、4ヶ月前と比べて1ヶ所の腫瘍の大きさは(1.5cmくらいです)

大きくなったわけでもなく小さくなったわけでもなく、

なんだかなーという感じですが、

特にそのほかに変わりがない現在の状況に感謝をしたいところです。


重粒子線治療の準備では、

PET CTを新たに撮ったり、身体の外から2cmも満たない腫瘍にピンポイントで

放射線を当てて、腫瘍をとるので、母の身体全体の型をとったりと、

その準備に2日かかりました。



すごい現代の技術ですよね、

意味がわかりません。



その型やCT画像からドクターたちが準備をし、その2週間後くらいから

実際に12回の重粒子線治療が始まるわけです。



母の重粒子線治療が、保険適用になるか否かの話ですが、

無事に、「局所再発」と認定されたのか、保険適用になりました。


母は、GW中も重粒子線治療を行っていました。


2022年春、石原慎太郎さんが膵臓癌でお亡くなりになって

癌が見つかってから、手術はせずに重粒子線治療をしたとのことで、

生前家族に託した最後の作品が、少し前ですが、文藝春秋に掲載されているとのことで、

読みました。


色々と考えさせられることが書いてありましたが、

石原慎太郎さんが亡くなる少し前に、元衆議院議員の亀井静香さんに対して、

握手をしながら涙を流したと。

それは、死ぬことへの悲し涙ではなく、

もっとやりたいことがあったんだという悔し涙だったのではないかと

亀井静香さんは推測しているようなことが書いてありました。



母が死ぬとかそういうことではなくて、

誰もが今日死ぬかもしれない現実と向き合っていて、

でもなぜかほとんどの人は人生はずっと続くかのように生きていて、


私は果たして、明日死ぬとしたら、

後悔しない涙を流せるのかなと考えさせられた記事でした。



だから、「母」に限定せず、

家族や夫や子供への向き合い方を後悔しないように

しっかりと想いを伝えたり、

毎回そんなこと考えますが、日常に追われ、すぐに忘れてしまうので笑、

改めて生き方を考えたいと思っている次第です。



と言っても

きっとこのnoteを書きおわり、パソコンを閉じ、テレビをつけたら

もうテレビのことしか考えられなくなっていると思いますが。


まぁそんなもんですよね。笑



重粒子線治療中は、

特に大きな行動制限などは無いようなので、

無理はしないようにしっかりと母に伝えながら(このブログきっと読んでるよね)

母とたくさん出かけておりました。



人生楽しんだもん勝ちなので、私も笑顔で頑張ります〜〜〜!!


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