ブランドと世代感覚。
今日新聞でネスカフェスタンドが
全店順次閉鎖する
というニュースを見ました。
ネスカフェは私にとって、
とても思い出のあるブランドです。
もちろん、小さい時から飲んでいました。
それは親が愛飲していたからです。
今はコーヒーも豆から、あるいは
挽いたコーヒーを家で淹れるひとも
多いと思いますが
私が小さい頃は、このネスカフェのように
顆粒状になったコーヒーにお湯を注いで
作るのが家庭でのコーヒーでした。
当時は「インスタントコーヒー」といっていましたが
今は「ソリュブルコーヒー」というそうです。
このインスタントという言葉自体も
時代と共にとらえ方が変わって来た言葉です。
当時は手軽で早く美味しいコーヒーができる
という「良さ」を形用する意味での
「インスタント」でした。
しかし、今の社会では「インスタント」が
必ずしも「良さ」ばかりを示すものでは
なくなっている感じがします。
その後「ネスカフェアンバサダー」で
飲んだコーヒーはいわゆる
ドリップコーヒーと同様の味わいが
手軽に得られ美味しいコーヒーとの
認識がある。
そして、この「ネスカフェスタンド」です。
通勤、通学などで手軽に立ち寄れるスタイルで
美味しいコーヒーを提供しています。
私にとってのネスカフェというのは
やはり、少年時代のものです。
このイメージは今の少年とは
違うのでしょう。
というか、
少年の親と違う
ということでしょう。
コーヒーというのは、私にとっては
SCENE(シーン)で飲むものです。
ネスカフェはお風呂上りに
父親が美味しそうに飲んでいる
姿を記憶しています。
つまり「そのSCENEに合う飲み物」
という記憶です。
私にとってのコーヒーは
同じように、
ゆったりとくつろいでいる
時間に飲むものですが、
お風呂上りではないです。
むしろ、それを味わうのに
最適なSCENE。
「朝の業務開始前の職場」とか
「昼食後の休憩時間の職場や自宅」
あるいは
「おやつ時に外出先」などです。
わずかな違いかもしれませんが
そのイメージにあった
コーヒーを選んでしまいます。
だから、コーヒーのブランドは
大事なのだと思います。
一生引きずって行く感じです。
特にコーヒーは特別です。
香りが伴いますので。
香りというのは脳に直結
するそうです。
脳が欲しがるブランドを
人はもとめるのです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
うーん、この感じいいなぁって。
明日も書くことを
続けます。
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