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【イベントレポ】愛キャリフェス第1部レポート

TUMMY株式会社のYouTube Live
「愛キャリフェス〜愛を最優先にした私らしいキャリアの作り方〜」に参加してきました!

愛キャリフェスの概要としては、こんなメッセージがありました。

現在のキャリア実現に至るまでのプロセスを振り返り、暮らしや子育てと仕事のバランスに悩むみなさまへ向けて「愛」を最優先に生きるとは何か?を紐解き届けていきます。

働き方や子どもを持つかどうかを悩んでいる私にとっては、とてもタイムリーなイベントで、すぐに申し込みをしました!

私は転職活動をしていて、夫は自営業で、経済的に不安定。
それぞれの両親から離れた場所で暮らしていて頼れる人がいない。
子どもに関わる仕事をしているからこそ、子どもたちが、大人が置かれる環境から大きな影響を受けていることを知りすぎていて、不安が大きい。

そんな私にとっての、これからの生き方のヒントを見つけたい!という思いで参加しました。

登壇された阿部成美さん。
いつもSHEのブランディング講座で見ていた阿部さんが動いてしゃべっている!
ブランディング講座と同じく、温かい人柄がにじみ出るお姿でした。

オープニングで、阿部さんがご自身の「ご機嫌なお母ちゃんでいたい」という思いから働く環境を作っているとお話しされていて、早くも感銘を受けました。

阿部さんも、登壇される方々も、今、愛キャリ実現に向けて試行錯誤しているところで、みんな途中なのでヒントとして考えてほしいということでした。
過程を見せてもらえると、いいところも苦労するところも分かって、自分に取り入れやすいですよね!

イベントを聞きながら、内容を私なりにメモしてみました。
私の解釈が入ってしまっていたり、「そういう意味なの?!」というところもあるかと思いますが、個人の感想として見て頂ければと思います。


では、第一部!
このためにいつもより早く起きました!(朝弱い民)

第一部
助産師YouTuberのアミプラ ヒロ先輩さん、梅ちゃんさん
「妊娠・子育てもまるごと活かす働き方」

阿部成美さん→阿
ヒロ先輩さん→ヒ
梅ちゃんさん→梅
(敬称略)

アミプラについて

陣痛は「痛い」と思われているけれど「痛い」の先がある。
知らないのもったいないという思いから発信している。

まさに私も「痛い」イメージしかなくて、つわりも辛いんじゃないかととても不安に思っていました。
たぶん、母の出産に小学生でなぜか立ち会うことになって、軽くトラウマになっているのも関係していて、怖いイメージが拭えません。

今は食事や睡眠、休息、ときには薬の力を借りながら、体調を整えることができています。でも、自分の体調が思うように整えられなくなった時、自分がご機嫌で健やかにいられなくなることがとても怖いです。

「妊娠出産にも意味がある」「痛みの先がある」という言葉を聞いて、この「怖い」という感情も、捉え方によっては、阿部成美さんが使っていた「子どもとの共同作業」という言葉のようにプラスに向かうのかな?と思うことができました!

ヒロ先輩・梅ちゃんも、それぞれちがう働き方をしている

梅:今は子どもと一緒にいたいという思いから、できるタイミングでYoutubeの活動をしている。

ヒ:アミプラHPの目標は、宇宙平和。そこにつながる活動をしている。妊婦訪問、妊婦教室もしている。子どもが自立してきたこともあり、今は自分がしたいことをして生きている。

阿:子どもが一歳を過ぎるまで在宅勤務をしていた。
だんだん働きたい気持ちが出てきて、娘さんも動きたいとなってきて、保育園へ。少し仕事の比重をあげた。
その時にも、大好きな娘との時間を使っているから、世の中の役に立つことをしようと思って取り組んでいる。
第二子妊娠で今はブレーキを踏んでいる状態。

梅:その時その時で、できることをやっていけばいいその時楽しめるやりたいことを毎日楽しんでいる。
仕事も生活の一部。妊娠出産も生活の一部。
空き家を買ったのでDIYや野菜作りもしている。
今後どこかでつながる時が来ると思う。構えなくていい。

阿:出産はとても大きなこと。
世の中的に、妊娠・出産・子育て=ブレーキと思われている部分がある。
そうじゃないし、学べることがたくさんある。

「妊娠・出産・子育て=ブレーキじゃない」。
この考え方は、子どもを持つこととキャリアを考えるうえで、大きな発想の転換になってくれる考え方ですよね。
それぞれの働き方をしているお三方だからこそ、勇気をもらえます!

妊娠出産から学べる事

ヒ:妊娠出産したからこそ、「より良い世界を将来に残せるか」をより考えている。

阿:子どもが欲しい気持ちがあったから、(周りに迷惑かけないように)「ある程度一人でできるように!」と思って起業した。
産んでみたら、「一人じゃ生きていけないのが大前提」と思った。
子どもが「できない!」ってすぐ言えるのすごいなと思うことがある。

梅:自分が育ってきた間のことを思い出して自分を豊かにしてくれる
お金を稼ぐことだけがキャリアじゃない。お金やキャリアに直結しないことが大事だし、もっと寄り道していいし、もっと楽しんでいい。子どもたちから教えてもらえる。

「もっと寄り道していいし、もっと楽しんでいい」。
子を”育て”なきゃ!という大きな責任を感じますが、子どもから学ばせてもらうこともあると知れました。

仕事と暮らしを分けなくていい

阿:趣味・探求の延長に仕事があるから、楽しく続けられる。

梅:仕事・子育て・趣味分けなくていい。ここでしかリラックスできないとかしんどい。

第2部でも「仕事と暮らしを分けなくていい」というお話がありました。
愛キャリ=「仕事・暮らしをはっきり切り分けずに自分らしくバランスをとっていく働き方」という捉え方もあるかも!と感じました。

男性にとっての妊娠出産

阿:妊娠出産は女性のものって感じがどこかある気がしている。

梅:自分もそうやって生まれてきたんだよ
親と仲が良い悪いとか関係なく、こうやって生まれてきたと知って直視すると、「生きる」を考えることに繋がる。
「どう生きていこうか?」「どう死んでいきたいか?」に繋がる。

梅:男性も、自分の大切な人に起こっていることを通して、捉え方によっては妊娠出産を大事にできる。旦那さんは自分が生む気持ちで、妊婦検診や出産準備育児のことを一緒に試行錯誤勉強してくれた。育児セラピストという資格まで取った。
自分ごととしてとらえると楽しいし、チャンスだと思う。

ヒ:イクメンとか、いろんな言葉が出過ぎてるけど、自分ごととして捉えて、自分らしく家族を守ることを考えていけばいい


女性の役割と男性の役割というよりも、違う人だから、できることは違う。
それを理解し合って、掛け算を模索中。パートナーとそれができたら子ども・家族とそれができる。

自分を大事にして自分の声を聴かないと他人の声なんて聞けない。
好きなもの・したいこと・したくないことを知るところから始まる。


阿:妊娠出産までの間に、自分の心に嘘つくのが上手くなっていた。
はじめてちゃんと向き合えた時間だった。
同じ職場で結婚して、夫婦でお互いに「私たちって一緒だよね」と思っていた。妊娠出産で初めて「私たちって違うんだ」と思った。
男女平等で男女差を感じることなかったけど、生理はあったし、強がってたのかも。それぞれの役割があると、気づかせてもらう機会だった

夫が自営業で、子育てに参加できる可能性が大きい我が家。
時間に制約がある働き方をしているかどうかだけではなく、お互いに違う人だと認めて理解し合うことで、育児を共有していきたい気持ちが膨らみます。

そして、「パートナーとそれができたら子ども・家族とそれができる。」。
グサッと突き刺さるお言葉ですよね。
良好なパートナーシップの延長線上に、親としての関係性を作っていけるように夫との関係性を大切にしようと、改めて決意しました。

妊娠出産は、命や生きることを感じられるチャンス。でも、本当はいつでも感じられる

梅:「いつ死ぬか分からない」は、生きてる限りはつきもの。
「安全に生まれてくるのが当たり前」「生きてるの当たり前」
見えにくいけど「いつ死ぬか分からない」ことを、避けるんじゃなく向き合えば、「じゃあ今どうやって生きたいのか」を考えられる。
妊娠中10カ月は、それを考える期間だった。
妊娠しなくても考えられる。
妊娠中子育て中は感じやすいだけで、実はいつでも感じられる。

阿:本来、自分の命を感じることはできる。
現代人は、なかなか感じにくい。
妊娠出産がそれに目を向ける機会になってくれる

梅:妊娠出産は、生理や排便となんら変わりない。
妊娠出産が特別なことになりすぎると、責任を感じすぎるし、頑張りすぎる。身近に感じられるのが大事。

子どもに関わる仕事をしていると、大人が気負い過ぎているのは、きっと子どもに伝わっていると感じていて。
大人が気負い過ぎないこと、責任を感じすぎないことの大切さを、助産師さんという立場で発信してくださるのは、当事者にとっても社会にとってもポジティブな意味を持つと思いました。

今からめちゃくちゃ気負ってしまっているので、もし助産師さんからも「特別!」「頑張れ!」って言われたら、心が死にそうなので、なんだか安心しました。

アミプラの由来「アミ 小さな宇宙人との出会い」

阿:「アミ 小さな宇宙人」(書籍)。
今は、廃盤になっている。
ヒ:月に3回別の人から読んだ方がいいと言われて、出会った本。

梅:読んだ時、涙が止まらなかった。知りたかったこと・言葉にできないこと・伝えたいことが、全部書いてあった本。
冒頭に「大人には解釈不能」と書かれている。子どもの心をもって読んで欲しい。
戦争や虐待を、どうやったらなくせるか。そんな世の中にどうやったらできるか=YouTubeで発信している。自分たちのバイブルになっている本。
妊娠出産と掛け合わせて、この世界観を伝えたい。

廃盤になって5000円を超えているそうです!
幻の名著ですね…。気になります。

愛キャリ=ご機嫌=周りもポジティブに

阿:仕事も子どももってわがままに思われるけど、そういう人が増えれば、ご機嫌な人が増えるはず。

梅:自分が何にイライラして何を我慢しているのかを、考えてほしい。
それが結果的に、周りの人のためになる。
自分が我慢してまでほかの人のためには続かないと思う。

ヒ:子どもと一緒にいたいけど、飽きて、無理しちゃってる自分がいた。
仕事をすること自体が悪いことじゃない。
子どもをずっと見続けられない人も、見続けられる人もいる。
育児のストレスを仕事で発散。
仕事のストレスと育児で発散している状態。
子どもが頑張って、仕事に行かせてくれるから、発散して子どもといる時間にご機嫌でいられる。
親が生き生きしてたら、子どもは「早く大人になりたい!」と思える。


阿:10代の自殺率が高い。
親を見て大人になりたいと思えないと聞いた。
「生きるの楽しい!」を見せられたら、周りをポジティブに元気にできる。

子どもに関わる仕事をしていると、子どもたちは、近くにいる大人を見て将来を描いているんだなと痛感します。その大人の人数は、少ない場合もあります。その少ない大人から「大人っていいな」と思えて、明るい未来を描ければ、大きな力になります。
子どもって、どんどん出来ることが増えるのが当たり前とされる環境で生きていることが多くて、大人に比べて立ち止まるタイミングが少ないです。
特に学校は、次のステップがどんどん降ってくる場所。
そんな中で、身近な大人が生き生きしていて、「自分もそうなりたい!」と思えるのは、見えない未来に向かって歩いていく大きな原動力になると思います。

視聴者に向けてアドバイス

梅:まずは自分を大切に。そこから溢れたものを、ちょっとずつでいいから一緒に支え合って、楽しく生きれたらいいなと思っています。
一緒に頑張れたらいいなと思っています。

ヒ:恥ずかしさを育児で取り除いた。コンクリートの上で電車ごっこしている。
自分らしく、自分にとっての楽しいを追及してたら、周りの目は関係なくなる。面白いと思われて、「やってみる?」と言えたら勝ちかな、いいんかなと思っています。

阿:以前気にしてたことが、やりたいことをやり過ぎていたら、あんまり気にならなくなった。
楽しいことに熱狂してるって最高だよ。

「楽しいこととに熱狂してるって最高だよ」
名言ですね。
妊娠出産を含めて、楽しいことに熱狂する生き方を学び、子どもを持つことに前向きになれた1時間でした。


アミプラのお二人、阿部成美さん、素敵なお話をありがとうございました!






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