Block Rockin' Beats / The Chemical Brothers(1997)
【本日の1曲 vol.13 2022.10.30(日)】
自分は音楽リスナーとして通ってきたものを考えると、ロックが好きでバリバリのテクノ体質というわけではなかった思うけど、YMOの細野晴臣が作曲したイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」が最初のテクノポップ体験だったかもしれません。
その後もC-C-Bの「Romanticが止まらない」等、80'sのリズムビートが打ち込み的なものが好きでそこからシモンズのエレクトリックドラムが好きになりました。
そして日本の宅録アーティストの元祖的なマルチプレイヤーなSSW ・高野寛、その師匠である高橋幸宏が好きになった流れから本家YMOが再結成し、当然ながらYMOをどっぷり聴くようになったわけですよ。また当時頭角を現してきたテクノと言えば、電気グルーヴもかじりましたね。
街で流れてた、ラジオでかかってて聴いた中で衝撃を受けた曲って、この人生でも何曲かありますが、タワレコの試聴機で聴いたこの曲の衝撃も相当なものでした。
所謂テクノの流れと言うより、マッドチェスター的な流れの方がしっくりくると思うブレイクビーツの元祖といえば、この曲ですよね。
日産のCMにも使われましたっけ。
Chemical Brothersに入ったのは、この曲からですが世界中で大ヒットした2ndアルバム『Dig Your Own Hole』('97)からの先行シングルとしては、当時時代の寵児とも言うべきOasisのノエル・ギャラガーをフィーチャーリングした「Setteing The Sun」だったので、御膳立て充分な状態でしたよね。
その後も遡り、1stや3rd『Surrender』も聴きましたが、その次の『Come With Us』までは聴いていました。
気付けばもう25年も経ってしまいました。