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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/10/3~10/9)

ようやく季節が変わってきた感じもあり、夕方以降は涼しくなっては来ました。季節的な商品の動きはやっと出てきそうです。8月の家計調査の結果も出ていましたが、2人以上の世帯が消費に使った金額は、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べて2.5%減少。減少は6か月連続ということでこのあたりで外食へつかわれる費用も同様に減っています。
ちょっと前には焼肉の倒産件数が増えているといったニュースもありましたが、タピオカミルクティーの「comma tea(コンマティー)」も「Chatime」に続いて倒産になっています。コロナ禍で躍進した事業もその後の環境変化に対応できないと廃業になっているといった事実もあり、店舗側の変化への対応が求められる時代となっています。自エリアの競合もさておき、自店舗自体の顧客のことも知らないといったお店さんを結構見かけます。きちんと正しい現状を理解せずに対策は打てないので年末に向けて、このあたりを再度みなしてみることをおすすめします。


・東京都内における繁華街の混雑状況および滞在人口(人出)の増減状況

https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/cross-efforts/corona/people-flow-analysis.html

※月曜が祝日のため、先週分の更新が行われておらず10/2までのデータとなっています。更新され次第こちらも修正する予定です。

【ターミナル駅(15時)】

【繁華街(21時)】


・50年間で3兆円から24兆円に成長した外食産業の中で「デニーズ」は2度の大量閉店の危機をどう乗り越えたのか?〈デニーズ社長インタビュー〉
https://news.goo.ne.jp/article/shueisha/bizskills/shueisha-164867.html

フルサービスからドリンクバーへの変革や店内にテレワークスペースやコンセントな都内人気レストランシェフ 監修メニュー等の導入等、ドラスティックな改善も行いながら、危機を乗り越えてきた内容についてのインタビューです。

・8月の家計調査 実質消費で前年同月比2.5%減 6か月連続減少
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231006/k10014217221000.html#:~:text=%E7%B7%8F%E5%8B%99%E7%9C%81%E3%81%8C%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%97%E3%81%9F,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

総務省が発表したことし8月の家計調査で、2人以上の世帯が消費に使った金額は、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べて2.5%減少しました。減少は6か月連続で、総務省は物価高の影響で習い事や食料などへの支出を抑える動きが出ているとしています。

「月謝類」や「食料」などが減少
▽スポーツや音楽といった習い事の「月謝類」が23.4%減少したほか、
▽予備校や塾の授業料を含む「補習教育」も23.6%減りました。
▽「食料」も2.5%の減少となりました。
いずれも物価高の影響で家計からの支出を抑える動きが出ていることが要因とみられています。


・人気上昇“日高屋”売上が過去最高 大幅回復し黒字 配膳ロボ導入、ポイントサービス、各キャンペーン奏功
https://news.yahoo.co.jp/articles/372f8f9e59a6eb94fe55b3f582391f6b932e665d

ラーメン店「日高屋」などを展開する外食チェーン大手のハイデイ日高)は6日、2023年3~8月期単体の営業損益が24億200万円の黒字となり、前年同期(1億9500万円の赤字)から大幅に回復したと発表した。
タッチパネル式オーダーシステムや配膳ロボットの導入で生産性向上と人件費削減が効いてきているようです。


・新感覚食べ歩きSNSアプリDOKONIが招待制ベータ版をローンチ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000114680.html

食の好みは人それぞれ。それゆえ既存のレストランガイドやグルメサイトの情報に度々落胆していた連続起業家チームが集結し、いつも美味しいお店選びを可能にするアプリを開発。人と人を食の好みで繋げるDOKONI株式会社が2023年10月に本アプリの招待制ベータ版をApp StoreおよびGoogle Play Storeで同時ローンチ。

自分の好みを登録するとユニーク・カラーが発行され、そのカラーに近い近い色や同系色の人が気に入っているお店が「おすすめ」として表示されるようです。クラスター分析を視覚的に色で分かりやすくしているイメージですかね。自分の利用状況でも色は変化していくようです。このあたりもデータ数がものをいう世界だと思うので、如何にユーザー増やせるか?が勝負ですが、既存のSNS等からこちらに切り替えさせていくのはかなりハードルは高そうな感じはします。

・飲食店と税理士事務所のマッチングサービス「飲食店ドットコム 税理士探し」を本日10月3日より本格開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000569.000001049.html

株式会社シンクロ・フードは、飲食店と税理士事務所のマッチングサービス「飲食店ドットコム 税理士探し」を本日10月3日より本格的にサービスを開始するようです。当サービスの本格提供開始により、当社のメディアプラットフォームとしての提供価値の向上および、FA協会の税理士ネットワークを通じたM&A案件の連携強化を行い、更なる事業拡大を進めていくとのこと。

・テーブルチェック、「Chope」と連携開始
アジア7都市で展開するレストラン検索・予約プラットフォーム
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000023564.html

世界中の飲食店と消費者を繋ぐプラットフォームの開発・提供を行う株式会社TableCheckは、シンガポール発レストラン検索・予約プラッフォーム「Chope(チョープ)」と予約機能の連携を開始しています。海外からの予約も徐々にできるようにしていくようです。
今後のインバウンドを考えると来日前の予約をいかに抑えることができるか?もポイントになっていきそうです。


・タピオカ「コンマティー」、破産。パルコ出店などで19年度売上6億あった。
https://www.foodrink.co.jp/news/2023/10/1051851.html

 タピオカミルクティー店「comma tea(コンマティー)」を運営する株式会社ティーカンパニーが、9月29日、東京地裁から破産開始決定を受けた。東京商工リサーチが発表。タピオカ「Chatime」につづき、またタピオカ専門店が破産ということです。ブームに乗り、その後の生き残りができているところとそうでないところで差が出て来ていますね。ゴンチャは比較的好調に店舗を伸ばしていることもあり、タピオカだけでなく、需要をうまく広げられたか?がポイントとなっていそうです。

・日本初!!<24>スイーツ専門無人販売所で夜アイスの販売開始!~ひと味違う贅沢なアイスを夜のご褒美に!!~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000117837.html

日本初!!<24>スイーツ専門無人販売所で夜アイスの販売開始!
今流行りの"映える"スイーツを100種類以上取り揃えた <24>スイーツ専門無人販売所にて夜アイスの販売を開始したようです。深夜スイーツ系の需要はあると思いますので、どれくらい売れるのか?はちょっと気になるところです。見本で載っている下記のような器からはみ出てるような商品はどのような形で売られているのか?も興味ありますね。

・サントリーが飲食店向けに「缶ビール」専用サーバー展開開始 長期保存可能で小規模店でも“生ビール”販売できる
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/760908?display=1

新型コロナが明けて外食のニーズが高まる中、サントリーは飲食店向けに350ミリリットルの缶ビール専用のビールサーバーを展開すると発表しています。これまで飲食店向けの主なビールは10リットルの樽が最も小さいサイズでした。しかし、いったん栓を開けると3日以内に消費しなければならず、ラーメン店など規模が小さい店では、“生ビール”を取り扱いたくても販売できない課題があったということで、その解決策といったものです。
実際、缶も樽も生ビールではあるのでいいアイデアだと思います。
(缶入れ替え時のロスの量が気になってはしまいますが…)


・飲食店予約はダイレクト予約が主流に 席予約から情報取込・予約台帳管理など包括した飲食店集客支援サービス 「集客コボットfor SNS Booster」提供開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001392.000002302.html

ディップ株式会社は、株式会社Bespoに出資を行うとともにOEM契約を締結し、飲食店向け集客支援サービス「集客コボットfor SNS Booster」を開始いたします。
ダイレクト予約が取れるルートを整備することは今後マストになっていくでしょう。ただこのあたりは、もっと安価なツールが出てくるかと思うので何かしらの集客機能がさらにないと店舗的には魅力は少ないかもしれません。

・【ファストフードに関する調査】ファストフード店利用者のうち、「昼食」に利用する人が6割。「夕食」は過去調査と比べて増加傾向。ファストフードが好きな人は6割強
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001374.000007815.html

マイボイスコム株式会社が、11回目となる『ファストフードの利用』に関するインターネット調査を2023年9月1日~5日に実施しています。
コロナ前後で「小腹がすいた時」と「テイクアウトの利用」が逆転しており、利用スタイルが変わったことがうかがえます。また、夕食での利用も増加しており、各業態での夜施策が効いてきていることが伺えます。

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■ファストフード店を月1回以上利用する人は4割強。利用場面は「昼食」が利用者の6割、「テイクアウトの利用」「夕食」「小腹がすいた時」が各2割弱。過去調査と比べて、「夕食」が増加傾向

■ファストフードが好きな人は6割強。「好き」と回答した人の比率は、2019年調査以降増加


・10~20代男女の49.17%が、自分で魚を捌いたことがないと回答。そもそも魚を触れない・触った事がないのは18.33%【魚の調理に関するアンケート】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000295.000077217.html

株式会社SheepDogが、2023年9月に『魚の調理に関するアンケート』を行っています。詳細は⇒https://sheepdog.co.jp/press/cooking-fish-10-20/

この結果を見て、定期的に捌いている人が17.55もいることに個人的には驚きました。ただ基本は捌かない、触らないといった人が全体の70%弱ですので、そちらの人たち向けの商品開発がメインとなるのでしょう。


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