飲食店マーケティングの為の 『MEO/SEO関連ニュース』(2023/1/16~2023/2/15)
ちょっと発信が遅れてしまいましたが、2/15までのニュースを取りまとめました。
Chat GPTの認知向上によってAIの活用が大きく変わり始めています。これまでは検索の主戦場がショート動画系へ移るといった流れでしたが、新たにAIによる情報の取りまとめといったものが出てきました。google検索対策、SNS検索対策に加えAI対策も考えていかなくてはならないのでしょう。
今後は、店舗の正しい情報の発信、および更新とより今に近い情報の発信。顧客からの評価の重要性が高まっていきそうだと予想しています。
・絶好調のファミリーマートを支えるSNS戦略|Twitterのエンゲージメント向上施策をCMO足立氏が解説
https://webtan.impress.co.jp/e/2023/01/26/43935
記事内容はチェック必須ですね。ほとんどのこの手の記事は本質を教えていないものが多いですが、これは凄くいいです。広告会社や似非コンサルにSNSの代行で効果出ますなんていわれて取り組んでいるお店さんも多い思いますが、これを見ればなぜ成果が出ていないのか?が分かると思います。
自店舗の理解をしていない外部業者がこれらの事を考えて情報発信できるわけないですよね。着火点が作れないから、広がらない。。凄く単純な理由です。
・なぜユーザーはリピート購入するのか? Googleの調査から見えた継続購入の深層心理 「カギは肯定度」
https://webtan.impress.co.jp/e/2023/02/03/44149
小売りの事例を軸にした話になっていますが、外食でも応用はできそうです。肯定度の高い顧客はリピート購入しやすいといったところを飲食店に当てはめると、事前期待値が明確なお店と言えると思います。小売り同様にきちんと事前期待値を高める情報発信を行うことと、実際にお店に来ていただいたときにその期待値をしっかりと満たすという事によって肯定度が上がると思います。
・「Instagram」で今の気持ちや近況を短いテキストでシェアする新機能「ノート」日本でも
https://webtan.impress.co.jp/n/2023/02/01/44230
Metaは、「Instagram」に、今の気持ちや近況を60文字以内のテキストでシェアする新機能「ノート」を1月30日(米国時間)に日本にも導入した、と同日発表した。ユーザー同士が直接メッセージをやり取りする機能「ダイレクトメッセージ(DM)」の画面にテキストを残すことができる。米国など一部の国で2022年12月に提供を始め、今回、日本や英国、欧州圏に拡大した。とのこと。
インスタも色々と機能拡大しすぎてきて、新規の人が使いづらくなっているのは気になります。この機能自体はDMでやり取りする若い世代にはいいのでしょうが、他の年代の人からするとさらに機能が多くて分からなくなるといった感もありますね。
・【2023年最新SEO調査】Google検索上位100キーワード
Google検索の検索ボリューム上位100件を独自調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000320.000018628.html
株式会社フルスピードは、Google検索の検索ボリューム上位100件のキーワードについて独自に調査を行い発表しています。
外食関連で見るとメジャーブランドといい意味でも悪い意味でニュースに取り上げられているブランドが上位に入っています。
料理・業態ジャンルで見ると
■ラーメン
■レストラン
■カフェ
■ランチ
■居酒屋
■焼肉
■パン屋
といったものが入っており、やはり検索ボリュームとしては大きいので重要度は高いです。居酒屋に関しては、売上との相違が大きく、コロナ対策は大丈夫か?といったようなマイナス要因の排除の為の検索が増えていたのだと思います。
・ロシアの検索エンジンYandexが「ハゲ」と検索してもプーチン大統領の写真が出ないように検索結果をいじっていたことが判明
https://gigazine.net/news/20230201-yandex-scraping-google-seo-code/
表題だけを見るとちょっと笑ってしまうような内容ですが、「ロシアのGoogle」と呼ばれることもあるロシア最大の検索エンジン「Yandex」のソースコードが流出し、そのコード解析から分かってきたことの記事です。
当初1922あると言われていたランキング要素は、ごく一部であり実際には17,854ものランキング要素があったとのことで、その中には特定の報道機関を有利にするものであったり、プーチンを非難するワードや『Z』に関するものなど政治的なバイアスがかかった結果が表示されるようになっていたようです。
すべての事にそうですが、情報を取得する側のリテラシーがないと嘘の情報を信じ込まされてしまう可能性がある事を意識なくてはいけないですね。
・Twitter、検索連動型広告の提供を開始 検索時やトレンドワード・ハッシュタグクリック時に広告表示
https://markezine.jp/article/detail/41162
Twitterは、「Twitter検索キーワード広告」のオープンベータ版の提供を開始した。同機能は検索キーワードに対して広告を配信でき、すべての広告主が利用可能。検索時・トレンドキーワードクリック・ハッシュタグクリックでユーザーが検索結果ページに遷移した際に広告を表示。広告枠は検索結果の3番目のツイートとして表示される。なお、今後2番目のツイートとして表示されるようにアップデートの実施を予定しているらしい。
・chipper、ChatGPTを利用したSEO記事自動作成ツールのβ版提供へ
https://markezine.jp/article/detail/41156
chipperは、人工知能技術ChatGPTを利用したSEO記事自動作成ツールのβ版を提供開始するらしい。今後、AIを使ったコンテンツ生成が増えていくことが予想されますね。一時的にはいいと思いますが、一方で、個人ごとにAIを使いこなす時代が近い将来来ると思ってます。そのことを考えるとこのコンテンツを作る意味があるのか?が個人的には疑問です。その大元となるノウハウやコンテンツを開発出来るようになっていないと単なる寄せ集め記事にしかならず、価値がないと思ってしまうのは間違いなのでしょうかね?
・モバイルファーストインデックスは最終バッチを実行中、あと数か月で移行完了か?(希望的観測)
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-mobile-first-indexing-will-be-completed-in-a-couple-of-months/
依然モバイルファーストインデックスが完了していないようです。いくつかの要因はあるようですが、みんなが使う大手で対応が出来ていないといったケースがあるようで強制移行した場合の影響が見えないという事で、一部PCインデックスを据え置いているとの事です。
・「誰が、どのように、なぜ」そのコンテンツを作ったのか?をあなたは明確に説明できるか?
suzukikenichi.com/blog/ask-who-how-and-why-about-your-content/
「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」についての指針を示すドキュメントに “Who, How, and Why“(誰が、どのように、なぜ)に関するガイダンスを Google は追加したとの事です。
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja
コンテンツの自己評価を行うの子ができるようにいくつかの指針を発表していますので、これらに照らし合わせて内容を組み立てる必要があるでしょう。
■コンテンツと品質に関する質問
■専門性に関する質問
■コンテンツの提示や制作に関する質
・BingのAIチャットを使ってみた。Microsoftの巻き返し、Googleキラーになるか?
https://www.suzukikenichi.com/blog/bnig-ai-chat/
Microsoft が Bing 検索で公開した AI チャットについての紹介記事です。その回答をした背景のソースとアトリビューションがついて来るというのが、ChatGPTとの大きな違いでしょうか。広告もうまく織り込んでくるようなので、広告も取れるモデルという事でしょう。
昨年はgoogleは検索をinstagramやTIKTOKに奪われ、危機感を持っていましたが、また、新たなAIチャットという脅威が出てきたという感じです。
・Googleの会話型AIサービス「Bard」はなぜChatGPTに後れを取ったのか?
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2302/14/news069.html
googleも会話型AIサービス『Bard』を開発してきていましたが、発表が遅れてしまった背景は興味深いですね。大企業ならでは、求められる品質レベルとそれに準じて株価が変動するといったリスクがあり、新しい技術を気軽に一般層に提供できないといったジレンマがあるようです。これを聞いてしまうとやはり新しい流れは、中小の企業から出てくるんでしょうね。
そちらとは全く別で検索に関わるところの変化を考えると従来型の検索においてもAIがまとめた記事や結果が上位に表示されるようになっていくのは間違いなさそうですね。情報元も表示される流れになるとすると正しい情報が載っていると考えられる、店舗のホームページの重要度は上がりそうな気がしますね。
・TikTokは検索エンジンとしても使える!? 60秒のプロモーション動画を英TikTokがYouTubeに公開
https://www.suzukikenichi.com/blog/tiktok-published-video-to-encourage-to-use-it-as-search-engine/
googleもモバイルの検索結果にショート動画のセクションを設けたりしていますが、TikTokが、自社サービス内での検索をユーザーに呼びかける広告を出しています。AI検索と共にココも次期検索の主戦場になりそうなところなので、ココへの情報発信も欠かせなくなるのでしょうね。