飲食店マーケティングの為の『web関連ニュースまとめ』(10/12~11/14)
web(IT)関連のニュースの中で飲食業の方に関係してきそうなものを私の方でピックアップして、コメント添えてみました。検索やホームページ、販促や今後の戦略等々を考える際に知っておいた方がよさそうなことを中心に取り上げています。
ちょっと、期間が開いてしまいましたがここ1カ月くらいの物をまとめました。
・コロナ関連で健康・安全の新たな属性がGoogleマイビジネスに追加――「次の顧客の案内前にスタッフによる消毒」
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-my-business-adds-new-attributes-for-health-and-safety/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=FeedBurner
健康と安全に関する新しい属性が Google マイビジネスに追加されました。また、感染者数が増加してきていますのでこのあたりの情報を確認する人が増えるかと思いますので、対策を打っていることはきちんと表示するようにしていった方がいいと思います。
・アクセス解析に痛手!? リファラーで流入元URLの詳細がわからなくなる動き
https://webtan.impress.co.jp/e/2020/10/16/37794
アクセス解析に重大な問題をもたらす仕様変更がChromeにあったようです。サイト内のパス(どのページからクリックされたかの情報)が省略され、ドメイン名(どのサイトから来たのか)だけのリファラーになってしまうようです。最近では個人情報観点からリファラー(参照元)ポリシーの仕様が厳格になってきているようです。今後、以前ほど自社管轄でない媒体からの流入情報を細かくとるのが難しくなっていくでしょう。そういった意味でも自社媒体への誘導を強化していくことの重要性が増していきそうです。
・Search On 2020でGoogleが発表したGoogleマップの改善: 混雑する時間帯の対象拡大とライブビュー+AR
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-improves-features-in-maps-such-as-busyness-and-live-veiw/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=FeedBurner
Google マップが提供している”混雑する時間帯”の対象範囲が広がりました。海外ではまだまだ深刻な状況が続いていますので、重要な情報として使われているようですね。
Google マップでは、AR によるライブビュー機能を利用できるようになってきています。日本も順次、東京・大阪・京都などがリリースされていく予定です。レストランやショップを映すと、その店舗の評価や現在の混み具合が映像に重ねて表示されるようになります。(下記のような感じのイメージ)
・Google検索[ショッピング] タブの無料リスティングが日本でも提供開始
https://www.suzukikenichi.com/blog/free-listings-to-the-shopping-tab-is-now-available-in-japan/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=FeedBurner
Google 検索 [ショッピング] タブの無料リスティングが日本でもリリースされました。
PCの画面だと下記、『スポンサー』と表示されているところは有料広告です。2段目の赤丸で囲った『概要』より下の部分が無料掲載部分です。
同様にスマホの画面だと下記のようになります。
※現状、日本では『ショッピングタブ』のみです。海外では、ナレッジパネルやウェブ検索、画像検索の商品掲載も無料になっていますので、日本もそのうち同様になるかと思います。無料リスティングの掲載の仕方については記事記載されていますので、そちらをご覧ください。
・【2020年末商戦向け】Google社員が解説するECサイト向けSEOのベストプラクティス
https://www.suzukikenichi.com/blog/best-practices-for-ecommerce-seo-in-2020/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=FeedBurner
EC サイト向けの SEO についてGoogle の Daniel Waisberg氏が動画で解説しています。その要点をまとめている記事ですので、物販に取り組んでいる店舗さんは要チェックです。
・Googleアシスタントが自動で電話予約、Duplexが日本でも提供開始か?
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-duplex-may-become-available-in-japan-soon/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=FeedBurner
Google Duplex とは、2018 年の Google I/O で発表があったユーザーの代わりに Google アシスタントが電話をかけて予約してくれるサービスです。すでにアメリカをはじめ海外8か国で提供されています。日本も近日リリースされそうです。
・スマホで見られないページは2021年にグーグルから消える!? MFI強制移行で?
https://webtan.impress.co.jp/e/2020/10/30/37950
MFIへの移行がコロナで延期されていましたが、2021年3月に行われる予定です。ここで記載されているのは、スマホで表示されないページは,googleにインデックスされることがなくなり、検索結果に表示されなくなるというものです。最適化はされていなくてもページが表示されていれば、とりあえずは表示されないということはなさそうです。ただ、今後のことを考えるとしっかりとスマホへの最適化は進める必要があります。
・【Webストーリー新着情報】Discover掲載、WordPressプラグイン、投票&クイズ、クリエイター育成動画
https://www.suzukikenichi.com/blog/whats-new-with-web-stories/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=FeedBurner
Google が今プッシュしている Web ストーリーに関連する新着情報です。Discover でのカルーセル形式 Web ストーリーは米国とインド、ブラジルの 3 か国で現在は利用可能で、今後、ほかの国にも拡大予定との事です。
やはり情報の動画への移行がどんどん進んできています。
・Twitter、24時間で投稿が消える「フリート」機能 日本でも提供
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/11/news084.html
インスタのストーリーに類似の機能で24時間で投稿が消される。リリース後のツイッターでは、足跡機能が不評のようでしたが、今後どうなるか?経過を見ていく必要がありそうです。
・LINE、空き時間に働く“ギグワーク”市場へ参入 企業と求職者のマッチングサービス提供へ
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/12/news105.html
LINEは11月12日、空き時間に単発の仕事を請け負う“ギグワーカー”と企業をマッチングするサービス「LINEスキマニ」の提供を2022年春に始めると発表しました。月間利用者数が8000万人以上いるインフラを活用してのサービスですね。UberEatsでギグワークが広がりましたが、今後もジャンルを広げて拡大していくのでしょうか?
・ソフトバンク、Pepperに次ぐ「Whiz」発表 自律走行する清掃ロボット
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1811/19/news071.html
ちょっと清掃ロボットと経路が違うニュースですが、飲食店においての人件費削減と考えるとこういったものの導入も検討の余地ありかと思います。
・出前館、LINEアカウントと連携開始 LINEデリマは12月20日に終了
https://news.yahoo.co.jp/articles/61563eaa61d17c01bc2da02e546e62db5e46ced0
3月に資本業務提携をしていましたが、出前館への統合を進めるようです。
・退屈なビデオ会議よさらば、Appleも一目置く「mmhmm」船出
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09121/
ビデオコミュニケーション用アプリ「mmhmm(ンーフー)」のMac版が正式にリリースされたようです。「Zoom」や「Google Meet」といったビデオ会議アプリなどでの利用に向けたもので、多様な背景の設定やプレゼンターの縮小・拡大など柔軟性が高く、視聴者の注目を集めるプレゼンを制作したり、ビデオ会議を実施したりできるとの事。ある程度浸透してきたweb会議のツールとして期待されているようです。windows版はまだ、開発中とのこと。
・ヤフー、会員8000万人のデータをAPI経由で利用できる新サービス「DS.API」を開始
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09081/
API経由でYahoo! JAPANの会員8000万人の検索データなどを利活用できる新サービス「DS.API」の提供を始めたと発表しました。自社データとの組み合わせた分析が可能になるようです。
・米ウーバー、料理宅配「イーツ」に託す再成長
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65911500W0A101C2EA5000/
アメリカのUberが5日に発表した2020年7~9月期決算は2四半期連続で減収だった。巣ごもり消費を追い風に伸びる料理宅配サービス「イーツ」に再成長を託すものの、先行投資がかさんで最終損益は10四半期連続で赤字だった。