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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/12/21~2024/12/27)

  様々なデータで外食全般は回復していると出ていますが、検索ボリュームでみると依然居酒屋系は不調なのと、焼肉がここ半年くらいはずっと昨年を割り続けている状況なので、予約をしたり、事前に検索するシーンについては依然回復していないと思われます。特に事前にお店を調べていくようなハレ(小ハレ)のシーンで使うお店に関しては顕著にいいお店とそうでないお店との差が大きく開いていきます。googleの点数や食べログの点数での比較やSNSでの実態の写真や口コミのチェックが行われますので、その情報が来店に大きく影響しています。口コミサイトの点数件数を上げるだけでなく、実際に来ているお客様からのナチュラルな発信がされないお店は、情報の露出や信頼性の面でも不利になりつつあります。すでにブランドが確立されているお店は大丈夫ですが、そうでないお店にとってはこのあたりの対策もか考えていく必要があるでしょう。


・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推推移(2024年12月27
日まで)
 エリアや業態によってバラつきが出ています。共通なのは、焼肉が依然不調、居酒屋もそれに次いで悪い傾向なこと。
東京は検索ボリュームの落ち込みは昨年レベルまで回復せず、全体的に10%ダウンになっています。大阪も昨年を上回っているものはなく、全般的には数%ダウンしていそう。福岡は食事系業態は昨年レベルまで回復していそうですが、居酒屋/焼肉といったワードは依然昨対を割っている状態。

【東京】
 東京は検索ボリュームの落ち込みは昨年レベルまで回復せず、全体的に10%ダウン。

【大阪】
 業態によってバラつきあり、焼肉は依然一番悪く昨年対比で15%ダウン。それに次いで悪く居酒屋は9%ダウン。その他は数%ダウンしていそうです。(イタリアンは、もとは小さいので増えていますが、誤差なのでほぼ横ばい)


【福岡】
食事系は昨年と同レベル位回復していそうですが、焼肉、居酒屋といったここ数カ月悪かったものに関しては依然10%強落ち込んでいそうです。ただ他エリアに比べると推移としては横ばいになりつつある感じはします。

【インバウンド系英語ワード】
コロナ前の2019年と比較すると伸びてきていますが、季節指数的には落ち込むので先月(11月)と比較してしまうとボリュームは減っています。これまでのメジャー料理以外のボリュームは伸びてきており、情報の多様化により、食の選択肢の多様化も進んでいることが伺えます。


・飲食店が選ぶ2024年のニュース1位は「円安・物価高騰」~飲食店の38%はコロナ前の売上を超えるも、物価高による影響大~
https://foods-ch.infomart.co.jp/news/139600

株式会社シンクロ・フードが運営する「飲食店ドットコム」は、飲食店経営者を対象に2024年の注目ニュースや2025年の食トレンドに関する調査を実施しました。
「飲食店リサーチ」
https://www.inshokuten.com/research/company/


2024年の注目ニュース

  1. 円安・物価高騰(40.1%)
    食材や人件費の高騰が経営を直撃。仕入れ価格の上昇に伴うメニュー価格の見直しに苦労したとの声が多く、経営者にとって最も印象に残ったニュースでした。

  2. 令和の米騒動(26.9%)
    米の価格高騰や品薄が、業態によっては大きな影響を及ぼしました。特に米を多く使う業態では仕入れの負担増が深刻だったと指摘されています。

  3. 過去最大の最低賃金アップ(13.8%)
    最低賃金の引き上げが利益圧迫につながり、採用や運営に苦労する経営者の声が目立ちました。


2025年の食トレンド予測

  1. 「オールインクルーシブ」や「ワンオペ営業」
    高級食べ放題や人手不足に対応した小規模店舗の増加が予想されています。

  2. インバウンド需要
    和食や寿司、焼肉など、訪日外国人向けメニューの充実が注目されています。

  3. 昭和リバイバルと健康志向
    昭和時代の懐かしいメニューや健康志向を取り入れたメニューが人気を集めると予測されています。

  4. 低価格メニューの復活
    物価上昇の中、薄利多売の安価なメニューへの需要が増える可能性があります。


2025年に盛り上がりそうなエリア

1位:浅草・押上(18.5%)
2位:銀座(17.5%)
3位:東京・日本橋(8.1%)
インバウンド需要や再開発による活性化が期待されています。


メニュー考案の情報源

  • 「飲食店巡り」(49.2%)

  • 「Instagram」(42.4%)
    SNS活用ではInstagramが特に多く、TikTokやX(旧Twitter)を大きく上回る結果でした。

・手巻き寿司ブームが到来か、2025年の世界の外食トレンドを予想
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-12-25/SOP089T0G1KW00



・今年のクリスマスは「節約志向」チキンやケーキは値上がり 外食やめて“おうちでごはん”派目立つ 年末年始9連休に備えも 福岡

■2024年のクリスマス、物価高と平日の影響で節約志向が強まる

今年のクリスマスは、鶏肉やケーキの原材料費の高騰により、福岡市のローストチキン専門店では価格が約500円値上げされ一羽3985円に。一方、全国調査によるクリスマス予算は1万6329円と前年から6000円以上減少し、節約志向が目立ちます。

■過ごし方の変化
クリスマスが平日と重なったことで、友人や家族と過ごす日をずらしたり、外食を控えて「おうちご飯」やデリバリーで楽しむ人が増加。コストを抑えるためケーキを手作りする人も1.5倍に増えました。

物価高の中でも工夫しながら楽しいクリスマスを過ごす動きが広がっています。


・来年1月からパンが値上げ…コメもまた?外食チェーンでも値上げ続く コメの価格いつおさまる?【Nスタ解説】

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1639346

物価高が影響、私たちの食卓や年末年始の支出に変化
2025年も物価高の影響が続き、コメの価格やおせち料理の値段、お年玉事情にも大きな影響を与えています。

■コメ価格の高騰
2024年11月の相対取引価格
2023年:1万5240円
2024年:2万3961円(約1.6倍上昇)
デニーズ、はま寿司、サトウのごはんなど、外食チェーンや食品メーカーで相次ぐ値上げが実施されています。
専門家によると、供給不足と需要増加が原因で、来年以降も高値が続く見通しです。

■おせち料理の値上げ
平均価格
2022年:2万5190円
2025年:2万7826円
原材料(タコ・牛肉など)の価格上昇や容器・人件費の増加が背景にあります。
一方、数の子やズワイガニなど一部具材の価格は下落傾向にあります。

■お年玉事情
「お年玉をあげる」割合:44.5%
あげる金額の変化(2025年)
1000円未満:14.3%(増加)
1000円~5000円未満:49.1%(増加)
5000円~1万円未満:15.9%(減少)
1万円以上:20.7%(増加)
「高校生まであげる」が最多(39.3%)ながら、「いつまでもあげる」という回答も一部ありました。
まとめ
物価高による価格上昇が、食卓や年末年始の支出に大きな影響を与えています。節約や工夫が求められる一方、消費者は新たな選択肢や価値観を模索する年末年始となりそうです。


■『飲食業界の求職者は○○が多い!?』飲食業界における求職者のデモグラフィック調査を実施。
https://foods-ch.infomart.co.jp/news/140918

飲食正社員特化の転職求人サイト「グルスタ」: https://grsta.jp/

株式会社グルスタは、飲食業界の正社員求人に特化した転職サイト「グルスタ」のローンチ半年を記念し、約1,400名の求職者を対象とした調査を実施しました。

主な調査結果

  1. 男女別の求職者比率

    • 男性:63.7%

    • 女性:36.3%
      男性比率が高い背景には、体力を要する業務や管理職志向、独立志向の強さが挙げられます。

  1. 年代別の求職者比率

    • 20代が最多(45.2%)、10代~30代の若年層が72.7%を占める。
      若年層が多い理由として、未経験でも始めやすい環境やキャリアアップの機会が豊富な点が指摘されています。



・マクドナルドにもしビッグマックがなかったら…日本の外食を変えた「豪快バーガー」誕生の裏側
https://diamond.jp/articles/-/356593

今回は新刊『モノの由来 世にも意外な「はじまり」の物語』(青春出版社刊)から、誰もが知っているけど始まりは意外と知られていないモノについて、抜粋して紹介します。

■マクドナルドの象徴「ビッグマック」誕生の背景
1968年、アメリカ・ピッツバーグのフランチャイズオーナー、ジム・デリガッティが新商品の開発を試行錯誤の末に「ビッグマック」を誕生させました。三段重ねのバンズと特製ソースで作られたこのバーガーは売上を大きく伸ばし、マクドナルドの成長を後押ししました。日本では1971年のマクドナルド上陸のきっかけにもなり、現在は「ビッグマック指数」として経済指標にも利用されています。

■YouTube誕生の裏側
動画共有サービスYouTubeは、2004年のスーパーボウルで起きたハプニング映像を共有したいという思いがきっかけで設立されました。当初は試行錯誤を繰り返しながらサービスを拡大。2006年にはGoogleに約1950億円で買収され、世界的な動画プラットフォームとしての地位を確立しました。

■「成人の日」の由来と背景
成人の日は1946年、埼玉県蕨市で20歳の若者を励ますために行われた「青年祭」が起源です。その後、1948年に1月15日が正式に国民の祝日「成人の日」として制定されました。現在は18歳が成人年齢となりましたが、多くの自治体では20歳対象の「はたちの集い」として式典が開催されています。


・【2025年版】飲食店チェーンの「福袋」12選。コメダ、ミスド、ココイチほか
https://www.inshokuten.com/foodist/article/7778/lead/

飲食店チェーン各社が毎年注目を集める福袋を2025年も販売!限定グッズやお食事券がセットになった内容は見逃せません。今年の主なラインナップを紹介します。

  1. ドトールコーヒー

    • サンリオ「クロミ」とのコラボ。コーヒー豆やドリップカフェセット(2,000円~8,000円)にクロミオリジナルグッズが付属。

    • 予約期間:10月25日~12月25日

  2. コメダ珈琲店

    • コーヒーチケットやキルティンググッズがセット。価格は5,500円~8,700円(店舗による)。

    • 予約受付中、販売は1月1日~6日

  3. サンマルクカフェ

    • 国産ジーンズメーカーとコラボしたデニムトートバッグ付き福袋(2,000円~8,000円)。

  4. ミスタードーナツ

    • ポケモンコラボの福袋(3,500円・6,000円)。ドーナツ引換カードやポケモングッズがセット。

    • 販売は12月26日から

  5. サーティワンアイスクリーム

    • 金額分の電子チケット付き福袋(2,500円・3,500円)。オリジナルバッグやポーチ付き。

  6. ビアードパパ

    • 割引券(2,500円分)やシュークリーム、トートバッグ付き福袋(3,000円)。

  7. CoCo壱番屋

    • お食事券やレトルトカレー、オリジナルバッグ付き(2,500円)。

  8. 築地銀だこ

    • 1,100円~5,500円の福袋。たこ焼き引換券やお得なクーポンがセット。

  9. モスバーガー

    • 「ONE PIECE」とのコラボで食事券やオリジナルグッズ付き(5,000円)。

  10. はま寿司

  • 特製醤油3本セットやお食事券がセット(3,000円)。

  1. なか卯

  • 巾着バッグや湯呑み、クーポン付き(3,000円)。

  1. ケンタッキーフライドチキン

  • 引換券(4,190円相当)と保冷バッグがセット(3,000円)。


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