飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/5/9~5/15)
都内の人流を見ますと先週はGW明けということもあり、一旦財布の紐を閉めている人も多いということで全体的に4月前半くらいのレベルに逆戻りとと言った感じです。依然マスクをしている人の比率も高く、まだしばらくは大幅に改善することは難しいのかもしれません。
今週取り上げた記事でホスピタリティーの重要性が高まっているといった飲食店マネージャー・経営者が増えていますが、人手が足りず教育ができていない。と言った状況があります。この辺りの人手とIT化・ロボット化、AIツールの導入のバランスがどうなっていくのか?がまだ見えないです。おそらく人がサービスする事に関して今後さらに付加価値がついていくのでは?と思いますが、そちら側に行く場合は、求められるレベルがかなり上がっていくでしょう。AIツール等の最新の情報とかも駆使しながらサービスを行わなくては行けなくなると思うので、今のうちからそれらのツールにも慣れておく必要があるのかもしれませんね。結局過去に様々な技術革新が行われてきましたが、その技術革新をうまく使える人とそうでない人が出てきますので。
googleがGoogle I/O 2023を開催し、様々なAIツールや対話型AIサービス「Bard」の日本語対応についての発表もありました。間違いなく今後のお店探しが変わってくると思います。今後、自店舗の情報発信の重要性が増していくでしょう。
・東京都内における繁華街の混雑状況および滞在人口(人出)の増減状況
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/cross-efforts/corona/people-flow-analysis.html
【ターミナル駅(15時)】
ターミナル駅(15時)ですが、GW明けから渋谷、新宿、立川といった繁華街では3月・4月よりも低い水準、東京・品川取ったオフィス街はGW前とほぼ同程度の水準で横ばいで推移となっています。
【繁華街(21時)】
繁華街(21時)ですが、GW期間中好調だった新宿もガクンと落ち、3月前半のレベルに。その他のエリアはGWに落ち込んでいましたが、4月前半のレベルくらいまでは回復していますが、トレンドとしては横ばいで動いている感じです。
・「AIのGoogle」復活に強い意志 Google I/O 2023で発表されたAIサービスまとめ
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2305/11/news207.html
Googleは日本時間の5月11日2時から、年次開発者会議「Google I/O 2023」を開催しました。様々なAIを活用したツールも発表されています。対話型AIサービス「Bard」を日本語に対応させてきており、今後、飲食店検索においても、より細かい検索やAIによるおすすめが出てくるようになるでしょう。
そのためにも今のうちから、しっかり情報を発信していくことが必要でしょう。
・【飲食事業の営業本部長・店舗統括長 約100名へ調査】9割以上が「ホスピタリティの重要性」が高まっていると実感。一方、ホスピタリティ向上の施策「できていない」が約半数に
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000493.000013808.html
株式会社インフォマートが、複数業態、かつ5店舗以上の飲食店を運営している会社の経営者・役員・営業本部長・店舗統括長104名を対象に、飲食店経営における店舗運営の課題調査を実施しています。
94.2%が「現在ホスピタリティの重要性が高まっている」と回答したものの、ホスピタリティ向上のための取り組みに関して、「十分に行えている」と回答したのは52.9%にとどまる結果となりました。ホスピタリティ向上のための取り組みが十分にできていない理由には、「そもそも人手が不足しているから」や「育成に割ける時間がないから」等が挙がりました。次に、飲食店管理職の9割以上が、店舗ごとのサービスクオリティにばらつきを実感していることが分かりました。その背景には、十分な教育が行き届いていないことや、トレーニングの内容や質にばらつきがある等の課題があることが判明しましたとのこと。
< 調査サマリー >
・トレタO/X(パブリック版)とDFAロボットプラットフォームが連携し、飲食店のオーダーから配膳までの業務DXを実現 トレタとDFA Robotics「次世代 外食DXプロジェクト」始動!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000028572.html
ロボット活用を軸に外食DXを推進するロボティクスソリューションカンパニーである株式会社DFA Roboticsと、モバイルオーダーソリューションを軸に外食DXで飲食店の課題解決に貢献する株式会社トレタ、外食DXのソリューションを新しい次元に引き上げるべく、共同で「次世代 外食DXプロジェクト」を展開します。まずは店内モバイルオーダー×配膳ロボットの取り組みからスタートし、外食DXの新しい可能性を拓いてまいります。とのこと。
「次世代 外食DXプロジェクト」では、共通の課題認識を持つ両社が議論を重ね、その解決を目指して発足しました。理想の外食体験を実現するために不可欠なアセットを持つDFAとトレタが緊密に連携することで、業界でも例のない、ワンストップソリューションの実現を目指すようで、世界的にもまだ少ない取り組みです。本格的なロボットレストランが誕生するのもそう遠くなさそうですね。
一つまでのニュースではホスピタリティーの重要性が高まっていると言った面もあり、この辺りにどこまでIT技術で入り込んでいかれるか?も今後の課題となりそうです。一方で人が行うことによる差別化を最終的にどこに持っていくのか?が興味がありますね。おそらく記憶的な部分ではAIには勝てなくなっていくので、その人のキャラクターが差別化要因になるのでしょうかね?
・【個食に関する調査】同居者がいる人のうち、自宅で個々人で食事をすることがある人は6割弱。各自違うメニューを食べることがある人は4割強
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001312.000007815.html
マイボイスコム株式会社は、3回目となる『個食』に関するインターネット調査を2023年4月1日~5日に実施、調査結果を発表しています。
やはり、個々人の生活スタイルの違いが以前よりもでてきており、それぞれで好きな物を食べるといった人たちが増えているのでしょう。
<< TOPICS >>
■自宅で個々人で食事をすることがある人は、同居者がいる人の6割弱。個々人で食事をする人の理由は「全員が家にそろわない」が6割弱、「同居者は家にいるが、生活パターンやリズムが違う」が5割弱
■同居者がいる人のうち、各自違うメニューを食べることがある人は4割強
・夏の定番かき氷を新感覚で楽しむ!地元メディアでも話題のホテルスイーツ期間限定メニュー“エスプーマ大福かき氷”3種がライフスタイルホテル「THE LIVELY 福岡博多」にて新登場
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000283.000007264.html
「THE LIVELY 福岡博多(ザ・ライブリー福岡博多)」では、2023年6月1日(木)より夏季限定スイーツ「エスプーマ大福かき氷」を宿泊プラン、ルームサービス、カフェにて販売するようです。
映え系のかき氷に大福を乗せるといったスタイルです。新メニュー作成の参考までに。
・5月25日オープン予定の「ネオ焼肉ふたご」の注目メニュー発表!約3人に2人が食事中の相手のスマホ操作が気になっていた…!Z世代に新提案! スマホ断食しないと“映え”ない!『スマホ断食サワー』登場!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000019564.html
スマホ断食サワーってなに?っと思いましたが、ちょっと面白い視点ですね。Z世代は相手がスマホ触っていても気にならないのかと思っていましたが、やっぱり気になる人は多かったんですね。
・コロワイド、減損70億で赤字だが、居酒屋比率は10%に低下。オール食のゼンショーは営業利益200億超え。
https://www.foodrink.co.jp/news/2023/05/1572741.html
株式会社コロワイドが、居酒屋離れを進めている。2023年3月期の連結決算は、売上高2208億30百万円(25.7%増)、営業利益は赤字1億96百万円(前期は黒字61億33百万円)、最終で不採算店を整理した減損損失70億61百万円を計上し、赤字84億48百万円(前期は黒字32億55百万円)となった。というニュース。総店舗数に占めるレストラン業態の比率は89.5%、居酒屋業態の比率は10.5%と一気に居酒屋離れのポートフォリオに転換させている。
・SNSショート動画アルバイト求人サービス「グルメバイトちゃん」の提供開始〜TikTok, Instagram を活用したアルバイト募集サービス〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000548.000001049.html
株式会社シンクロ・フードは、本日 2023 年 5 月 12 日より、SNS ショート動画アルバイト求人サービス「グルメバイトちゃん」の本格的な提供を開始しています。
飲食店のアルバイト募集を、TikTok のショート動画や Instagramのリール動画を用いて実施するサービスということです。飲食店の集客同様、働ける人の範囲が決まってしまうこともあり、単純に閲覧数と応募数が比例しない面があると思うので、費用対が気になるところです。現状はトライアル中で初回は撮影・編集・投稿全て無料とのことなので、試してみてもいいかもしれませんね。
・TBWA HAKUHODOが企画・開発 落合陽一氏と目指す視覚に頼らない食体験 寿司からヒントを得た「DIVERSUSHI(ダイバースシ)」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000034082.html
株式会社TBWA HAKUHODOは、メディアアーティストの落合陽一氏と社会起業家で“世界一明るい視覚障がい者”の成澤俊輔氏が発起人となる「DIVERSUSHI(ダイバースシ)プロジェクト実行委員会」のメンバーとして、視覚障がい者の食事をする際の課題解決と、目の見えない人も見える人も一緒に食事を楽しめる世界を目指し、手で直接、一口で食べられる新しい食体験「DIVERSUSHI」を企画・開発しているとのことです。
視覚障害者の方も楽しめると言った工夫で、そうでない方にもまた違った楽しみ方が生まれそうな気がします。興味のある方はクラウドファンディングに参加してみてもいいでしょう。
<DIVERSUSHIの特徴>
① 食器を使わず、手で食べられること
② こぼす心配なく、一口で食べられること
③ 視覚に頼らない工夫をすること
・【調査レポート】どのくらいの頻度でカフェ・喫茶店に行くかを教えてください。1位は「週に1回以上」でした!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000116068.html
合同会社Makimaが運営する地域情報メディア「近くの大型人気店舗まとめ」が、日本全国の10代以降の男女の方を対象に「どのくらいの頻度でカフェ・喫茶店に行くかを教えてください。」についてのアンケート調査を実施しています。やはり回数の少ない層は子供のいる方ですね。美味しいコーヒーが飲みたいよりもゆったりとした時間を過ごすだったり、暇つぶしといった感じが多いですね。