飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2024/10/1~2024/10/7)
気温も落ち着いてきて、やっと秋といった雰囲気になってきていますが、検索ボリュームの推移をみると居酒屋、焼肉は昨対を10%位下回っており、趨勢としてもまだ微減していっている状態です。年末に向けての回復があるのか?もまだ見えませんが、あまり期待できなさそうではあります。
一方で英語検索のボリュームはコロナ前を上回っており、インバウンド系の需要が着実に伸びてきていることが見えます。ネットからの集客を考えるとやはり伸びているワードの取り込みをしていく方が容易ではあります。今後の売上構造をどうしていくのか?を見据えて業態や集客をどうするのか?は早めに検討していくことが必要でしょう。
・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推推移
エリアによって、かなりバラツキがある状態です。共通で言えるのは焼肉が昨対で一番悪いこと、居酒屋も昨対で10%前後落ちていること。
福岡は、全体的に横ばいの推移をしていますが、東京、大阪はまだ微減トレンドといったとことでしょうか。
【東京】
1週目までの先読みなのでまだブレはありますが、現状、寿司を除いては昨対10%ダウンくらいで推移しています。先月までに続き、焼肉が2~3%それよりも悪そうです。
【大阪】
寿司は数%、それ以外は10%前後ダウン。その他のエリア同様に焼肉が一番落ち込みが大きいです。
【福岡】
寿司、中華は昨年同レベルですが、居酒屋は7%ダウン、イタリアン11%、焼肉がダントツに悪く17%ダウンとなっています。
【英語系ワード】
コロナ前と比較するとどのワードも伸びてきており、順調に回復、増加しているのが見て取れます。yakiniku、udonは昨対で180%以上になっており、寿司やラーメンといったものだけでなく、これまで以上に幅広いワードで検索がされるようになってきていることが伺えます。
・2024年度後半(10~3月)の注目飲食業界展示会まとめ
https://foods-ch.infomart.co.jp/trend/topics/121437
2024年も残りわずかとなり、来年の事業計画やメニュー開発、店舗運営の改善など、飲食ビジネスの将来設計に向けて準備を進める時期です。飲食業界の最新トレンドや新技術が一堂に集まる展示会は、そうした準備を進める上で、貴重な情報やビジネスチャンスを得る絶好の機会といえるでしょう。
2024年10月から2025年3月にかけて開催される、飲食業界にとって見逃せない主要な展示会を6つ厳選し、それぞれの注目ポイントを詳しくご紹介しています。
・「外食チェーン」ヒット大賞2024!コスパ最強「うな重」や「立ち飲み」グルメが急成長のワケとは?【THE TIME,】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1469925?display=1
日本全国の外食業界を取材する専門誌『月刊食堂』が選ぶ、「ヒット大賞2024外食チェーン編」。有名駅弁店の新業態から「奇跡の上場」と呼ばれた飲み屋まで、飲食業界に大きな動きがありました。
■有名駅弁屋も参入「おにぎり専門店」
■焼き魚の“弱点”を克服した「定食チェーン」
■うまい・早い・安い「鰻チェーン」
■Z世代に刺さった「下町グルメチェーン」
■“奇跡の上場”を果たした「立ち飲みチェーン」
■櫻坂46・松田里奈の「個人的」ヒット外食2024
・ディズニー式「ファストパス」が飲食店にも…2000円のラーメンを「待ち時間ゼロ」で食べるために390円払う是非
https://news.goo.ne.jp/article/president/trend/president_86477.html
一部の人気飲食店が行列に並ばずに食事を楽しめる有料の「ファストパス」の導入を始めている。
「行列に並んでいるインバウンドのお客様が『せっかく日本に観光でやってきているのに、1時間2時間と行列に並んでいるのは時間の無駄だ』と。そこで『お金を払っていいから、行列をスキップしたい』という」というニーズに対応をしているとのこと。外国人の行列ができているお店は導入の検討をしてもいいかもしれないですね。
■「話題のお店の行列に並ぶこと」はレジャーだった
■有料予約サービスの台頭
■インバウンドからの「行列に並ぶ時間が無駄」
■他業界でも「行列スキップ」サービスは定着
■行列に並ぶと、別の体験の可能性を失う
■飲食店から見た有料ファストパスのメリット
■導入できる飲食店、できない飲食店
■飲食店もお客もハッピーになるシステム
・子どもはホントに《和食》が嫌いなの!? 保護者「面倒」「特に理由はない」が大多数…そもそも外食でも“日本料理を選ばない”シンプルな理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9070edc098a00c21e2d5b93a62d94b3fea65d69
「カンロ」が、「和食に関する調査」を実施しその結果を発表しました。
調査によると、家庭で和食を出す頻度は高く、83.3%の人が自宅で和食を作ることがあると回答しています。和食を作る理由としては、栄養や健康面を考慮している人が62.3%にのぼりますが、一方で「手間がかかる」「作るのが面倒」という理由で和食を避ける人も多く、41.3%が和食を面倒だと感じています。
また、和食を出すと子どもが残すことが多いと感じる人は47.3%で、34.6%の子どもが和食を嫌がっているとの結果が出ました。しかし、親の83.9%は子どもに和食を積極的に食べてほしいと考えており、その理由として栄養バランスや魚・野菜の摂取が重視されています。
この結果について調査を行ったカンロは、和食離れが進む一方で、子どもに和食を楽しんで食べてもらう工夫が必要だとコメントしています。
・「90歳までにあと670回しか外食できない」弘兼憲史が77歳の今も新しいお店を開拓し続ける納得の理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/e59f622722de5dc16ae405194cd8ead0ee216253?page=1
弘兼憲史著『迷わない生き方』(プレジデント社)の一部を再編集した記事です。
■「美味しそうにお酒を飲む人はいい人である」
■食事の席に“妙なこだわり”は持ち込まない
■「食通」上司の意外な素顔
■「こだわり」に囚われない
■その「こだわり」が場をしらけさせてはいないか
■お酒に弱くなった「中年」は要注意
■年齢とともに増加しがちな酒席のトラブル
■酔ったときの会話はその場限り
■美味しいお酒を飲むコツ
■「馴染みの店」より「新しい店」
■好奇心が新しい店へといざなう
■人生であと何回外食ができるか?
・Googleレンズが動画での検索に対応、音声での検索も可能に
https://www.suzukikenichi.com/blog/you-can-now-use-lens-to-search-by-recording-video/
ちょっとweb系のニュースではありますが、Google レンズで、動画を撮影して検索できるようになりました。また、音声検索も可能になりました。まだ、現状では英語での対応のみですが。今後の検索方法のバリエーションが増えることはお客様の集客導線にも関わることなのでチェックしていく必要がありますね。
お店側からの情報発信としても動画データを載せておいた方が有利になるかもしれませんね。