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私がはなまる手帳を始めた理由(専門家の皆様へ)

きっかけは・・・

相続・介護・終活の仕事をしているが、
お客様と、どうつながればいいかわからない。

ネット系の大手ポータルサイトが地域で一番上に
出てきてしまって、地域顧客が取られていく。

大手サイトと張り合おうとしても、
予算感が全く合わない。

なんで自分の会社は地域に根ざしていて、
どこよりも良いサービスを
提供できるのに地域のお客様と繋がれないのだろう。

どうしたらいいのだろう。。。

そんなことがどうやったら解決できるのか・・・

地域にはたくさんの素晴らしい中小中堅の地域に根ざした
優良企業がいるのに「地域のお客様」は
ナゼ我々にたどり着かないのか・・・

また、自分自身も実はその「地域のお客様」の一人でした。

この混沌とした専門家としての痛み、
一消費者としての痛み・悩みを感じ、
「どうにかしたい」ここから、始まりました。

現在の業界の問題点

自身の父の相続体験であまりに世の中に相続終活の情報が少ないことが身に染みてわかった

私の父は、はなまる手帳を設立する2020年4月の一年前
2019年3月に父が亡くなりました。

私は東京都にある戦前から続く創業90年の老舗葬儀社
5代目として生まれ、父の難病をきっかけに16年間、
葬儀社経営に携わりました。

戦後の私の葬儀社(写真の人物は1代目、2代目)

お葬式屋さんとして集客イベントを「終活」という
言葉が世に浸透する前から
「終活セミナー」や「相続対策セミナー」を
10年間継続しておりました。

20代の頃 地域の図書館にて

士業と共に
「遺言の書き方セミナー」
「相続税の節税セミナー」

保険屋さんと
「相続時の非課税枠保険について」

不動産屋さんと
「相続時の不動産評価や売買について」

このようなセミナーを行っており、
基礎的な知識は常にアップデートされていきました。
しかし、父はパーキンソン病を患っており、
言葉を話すこともままならず、意思判断能力が
あると言い切れない状態で、

「こういう対策をしないと大変なことになる」
とわかっていながら、色々な対策ができずにおりました。

そして迎えた父の死。

90年続いた葬儀社を継がなければいけない状況での
自社株承継や、会社の建物が建っている不動産。
小さな葬儀社でしたので、資産が余るほどはありませんでした。

この状況だけで、専門家の皆様は
どのような相続が待っていたかは
容易に想像できると思います。

相続時には大変な思いをたくさんしました。

それと同時にインターネットで検索した時に
自分の住んでいる地域で「相続・終活」の相談先が
どこにあるのかを見てみようと試しに検索しましたが、
どこが優良なところなのかの
情報は全くと言っていいほど当時、得られませんでした。

「一体どれくらいの方が、私と同じように
途方に暮れる人がいるのだろう。。。」

葬儀社運営の傍ら、業界をどうにかしたい!
社会問題を解決したい!
そんな気持ちからいわばライフワークで
始めた事業が、「はなまる手帳」です。

相続終活のマーケットは分散型市場
巨大大手は成り立たない

私がこの事業を始めてから参加したあるセミナーで業界ではとても有名な税理士法人の先生がお話しされていた言葉があります。

「この市場は分散型市場なんです。」

例えるならば、「歯医者さん」のようなマーケットです。
各地域やお住まいの駅には、ここの歯医者さんが良いよねといった
地域に根ざしている歯医者さんがあると思います。

車と言ったらトヨタ、洋服はユニクロといったように
業界のゴールデンスタンダードがないのです。

東京でも大阪でも各県でも歯医者と言ったら
「どの地域に行ってもこの名前の医院」と言った歯医者さんはありませんよね。

それぞれの都市や地域に根ざした優良な企業があれば
隣町や他の地域に行けばまた別の優良な企業もあるという状況です。

全国を全て抑えるような「相続・終活」の
スタンダードは現れないのです。

また、現れたとしてもその企業の先にいるのは地域の
士業や皆様の地域に根ざしている専門家や企業なのです。
それではいつかは自分の会社の名前は
消えてしまいます。。

数十年前までは、商店街に1軒は必ずあった
個人の電気屋さんみたいですね。
今はヨドバシカメラやコジマ・ノジマさんなどになって
小さな個人の電気屋さんは見かけなくなりました。

私はそんな風にこの業界をしたくないと思っています。

一般の人からすると
「どこに頼んでも同じことをする」という見え方に

前述した電気屋さんの話のように、
どの電気屋さんに行っても「同じものを買う」そんな風に
当時は思っていた方も多いと思います。

実際には違いますが、
悲しいことに多くの一般のお客様は、
情報が現在一般の方に適切な形で届いていないからこそ、

「相続や終活ってどこに頼んでも手続きは同じだから
どこに頼んでも同じでしょ」

とお考えの一般の方が多いのも現状です。

しかしその一方で

「よくわからないところに頼んでしまったら、
取り返しのつかないことにならないだろうか、、、」

と心配し、どこの専門家に相談すればいいか
比較検討する方も一定数おります。

残念なことにこの比較検討しようとするときに
現在、インターネットなどで比較検討しようとすると

・地域で多額の広告をかけている大手企業
(大手企業の下請けになっている専門家や
 中小企業も多いかと思います。)

・送客サイト
(登録しても効果がない場合や、成約に関わらず
 送客料だけを支払うところも)

・業界ごとのポータルサイト
(それぞれの業界ごとに乱立しており、ワンストップで
 一般の方がいっぺんに情報を集められる
 食べログのようなものがない)

このような状況のため一般の方は

・よくわからないので、
 検索で一番上に出てくるところに頼む

・ポータルサイトや大手企業が運営しているサイトに頼む

こんな状況がインターネットが普及し始めた
10年ほど前から各業種ごとに続いており、
私も業界の内部者として、
地域に根ざした企業として、頭を抱えながら経営を
行ってきました。。

なぜ現在、業界内が混沌としているのか

我々の職業はインターネットが普及する
前から存在しているレガシー産業

そのような状況が訪れた要因は私の見解では

我々の業界はインターネットが普及する前から歴史ある
業界であるからこその要因かと思います。

街に1軒は必ずあった〇〇事務所・〇〇屋さんといったように
私の葬儀社も戦前から続く創業90年の葬儀社で
近隣の住民の方は全て私の葬儀社で
葬儀を行なっておりました。

地域の顧客の方は世代交代し、インターネットが普及、
昔なら、〇〇ならこの会社に頼むという地域ごとの
スタンダードが崩壊しました。

新しい世代のお客様は、まずはスマホやSNSを使って
頼む会社を選びます。

そこでレガシー産業である我々は
集客に関しては地域に根ざしていたため、
安定している集客が急激なIT社会に
世の中がシフトチェンジしたことにより
集客に関して取り残されてしまったのです。

インターネットの特徴として
地域に会社がなくても全国的に宣伝ができることです。

数十年前、ホームページを持っていない会社は
この業界に多かったと思います。

あっという間に、既存企業のマーケットは
大きな資本力を持つところや新興勢力のネット企業に
取って代わってしまったのです。

既存企業のネットマーケティングが遅れ
多くのポータルサイトや送客サイトが
乱立する状況へ

前述の状況から自然な流れとして以下のようなサイトが出現したのです。

・地域で多額の広告をかけている大手企業
(大手企業の下請けになっている専門家や
 中小企業も多いかと思います。)

・送客サイト
(登録しても効果がない場合や、
 成約に関わらず送客料だけを支払うところも)

・業界ごとのポータルサイト
(それぞれの業界ごとに乱立しており、
 ワンストップで一般の方がいっぺんに情報を集められる
 食べログのようなものがない)


そして地域のお客様は

・よくわからないので、
 検索で一番上に出てくるところに頼む

・ポータルサイトや大手企業が運営しているサイトに頼む

といった流れになったわけです。

私がはなまる手帳で実現したい仕組み

前置きが長くなってしまいましたが、
私が、はなまる手帳で実現したい仕組みは
今まで述べた業界の関係者、一般のお客様の
「全ての悪循環」を解決することだけを
考えて構築した仕組みです。

大手の下請けでもなく、
ポータルサイトのブランドで受託する
下請けでもなく、
「みなさまの会社名で直接消費者とつなぎたい」

弊社の経営理念と行動指針は2020年の創業時から
変わっておりません。

企業理念
「すべての人に最良の人生を」

行動指針
「当社と取引先企業が双方に利益を共に得られ、
 利用者にも最良のかたちで利益を与えるようにする」

「取引先とは、win-winの法則に基づいて取引をする。
 当社のみ各業種のマーケットを独占するのではなく
 共存できるような仕組みに徹する。」

弊社では、上記の行動指針の通り、
各業種のマーケットを独占しないことを前提に
全プロジェクトを組み立てています。

前述の通り、各地域には
素晴らしい多くの優良企業が中小中堅が
企業活動をされております。

弊社は、みなさまの企業が地域のお客様に
直接つながる仕組みの構築を
目指しています。

常に弊社での企業名の表示は
みなさまの企業名がそのまま掲載されます。

・企業名は自社名をそのまま地域のお客様へ表示

・値決めは自由
(みなさまの各事業所様の価格帯で
 直接取引を行なっていただきます。)

・相見積もりが発生しない仕組み
(弊社の掲載内容には専門家同士の価格表示が
 できない仕組みとなっており、
 サイト上で価格を比較して安い方または
 安く見える方に相談するなどの
 相見積もりが起こらない仕組みになっています。)

今まで私自身苦しんできた
業界内の企業経営経験から上記のような
仕組みを構築しています。

みなさま地域の専門家が直接消費者と
繋がれる窓口を日本全国に(導入実績)

弊社がこの現在の業界内の問題点を解決するために
考え出した仕組みが

専門家リストの共有化と
そのリストをさまざまな企業に共同で
利用いただくことです。

弊社ではこのシステムを「ワンストップ手帳」と名づけ
データベースとして全国各地の地域の専門家のみなさまの
掲載情報を保有しております。

さらに弊社の相続・介護・終活の診断、相談システムを
全国中の大手企業を含む、さまざまな業種に
ホワイトレーベルで解放し、導入企業様の
ブランドにてサイト運営ができる仕組みを
2022年10月からスタートしました。

大手企業がシステムを持つことにより
大手企業の強みの元々持っている大量の顧客への
サイト提供によって
共通化されているワンストップ手帳に掲載されている
地域の専門家に直接自社名でお仕事の
依頼が入るようになります。

【実績】
2022年11月時点で全国にサイト導入70社契約締結
三菱地所グループにて
システム運用2022年11月4日より開始

かんぽ生命協業プログラム採択

PLAG AND PLAY JAPAN
(Dropbox・PayPalなど輩出企業)

アクセラレータプログラム
Insurtech(保険・金融)部門にて採択

PLAG AND PLAY JAPANの企業パートナーの企業数社と
システム導入についての協業計画進行中

また、地域で活躍されている
中小中堅企業にもシステム提供を行うことにより
地域で今までは自身の職種でしか集客できなかった
宣伝も全ての専門家リストを利用できるため
「相続・介護・終活」という広い分野での
集客宣伝につなげることができより強力な
集客ツールをすぐに利用・作成ができます。

これは、私が10年間行なってきた
相続ワンストップセミナーが
デジタル化したものです。
今までは図書館や公民館で
各士業や専門家と合同でセミナーや
相談会を開催し、自身の職種に商談を落とし込んできた
集客イベントです。全国中でこのような
イベントは多岐に渡り、特にコロナ渦以前は
活発に開催されていました。

ゴールデンスタンダードが存在できない
相続・終活業界で分散型市場の各地域に
名前を変え、形を変えて発信力のある企業に
システム提供をすることにより、
実際に一般の方に相続の相談窓口が届きます。

そこが弊社の行動指針である
各地方のすでに地域に根ざしている企業の
マーケットを独占したり奪取しないという
理念に基づいた仕組みです。

そして、登録されているみなさま専門家に
地域の発信力のある企業から
相談や商談が入るような仕組みを作っていきたい
と考えています。

弊社に登録している大量の専門家と異業種同士のビジネスマッチングで地域のネットワークを構築したい

今まではネットマーケティングの問題点を解決するための
仕組みでしたが、やはり我々の地域に根ざしている
相続・終活の事業者は

地域内での異業種からの紹介案件

これが売上の主になる集客導線の
重要な一つかと思います。

・葬儀社から税理士へ紹介案件
・税理士から保険業へ紹介案件
・不動産から士業へ紹介案件

などなど、この業界は、
業種こそ縦割りになっていますが、
お客様は一連の流れで各業種に依頼をするため
異業種からの紹介でのお仕事が非常に多いと思います。

私自身も以前は葬儀社として少しでも
紹介案件が入ってくるように
地域のさまざまな異業種交流会などに会費を払って
参加をして毎日のように
異業種交流会に出かけておりました。

しかし、時間を多く取られてしまい、
会社の業務の傍ら、業務と異業種交流の時間の
バランスがうまく取れず、
この点に関して非常に悩んでおりました。

このような異業種交流会に出たとしても
実際に自身の業種に紹介をもたらしてくれる方は
異業種交流会の会員のうち数人しかいなかったり、、と
非効率なことも実際ありました。

そこでせっかく、弊社の「ワンストップ手帳」には
さまざまな士業・専門家企業が多数登録しているので、
その専門家同士が簡単にビジネスマッチングが
できれば、地域の専門家同士のネットワークも
活性化し、一般の方もワンストップで
相談を受け付けれくれる窓口が増えるのでは
と考えました。

弊社のシステム内では、
まるでフェイスブックのお友達申請のように
つながることができます。

全ては地域の専門家の皆様が相続・終活の相談を
地域のお客様とつながっていただきたい
その思いから作った機能です。

一般のお客様が相続・終活を
どこがきっかけでもいい、
相続対策・終活を身近に感じていただき、
その先にみなさまをつなぎたい

私は父の死去の際、相続・終活をどこに相談していいか
情報収集を行なってみましたが、
一切これと言って役に立つ情報は当時、
見つかりませんでした。

私どもが提供する相続・終活の
診断相談システムを全国中の
さまざまな企業に納めることにより、

一般の方が「相続・終活の相談できる窓口」を
いろいろな場所で目にするようになり、
実際にどの企業がきっかけになってもいい、
「相続・終活」について相談することの第一歩を
踏み出して欲しいのです。

そしてその先に案内されるのが、
地域で活躍されているみなさま専門家の方々へ
お客様をお繋ぎしたい。

それは弊社として、私として成し遂げたい
仕組みの構築です。

「日本の相続・終活のインフラを構築する」
それが弊社のスローガンです。

まだまだ力が及ばない点も、皆様のご協力をぜひ頂きたいです!

導入実績含め、やっと弊社はスタート地点に立ち
エンジンがかかり始めたばかりというのも現状です。
まだ、プレスリリースできない大手企業様との
システム導入や協業を控えており、
今後も歩みを止めず走り続けていきます。

私どもは2020年4月13日に開業したばかりの
スタートアップ企業でもあります。

共同出資者が私の友人でもあり、
政府系のシステム及び多くの大手企業に
システム開発をしているIT企業の代表と
設立をしたこともあって、
通常では実現できないスピードで
システム開発、公開が実現できました。

また、ここまで多くの公表前の企業を含む
大企業様との協業やシステム納入が実現したのも
今まで関わっていただいた皆様のおかげでございます。

開業から2年ほど経過しておりますが、
ここまで説明してきた仕組みを実現させるには
もう少しばかりの時間がかかってしまうことも
事実です。

そのためには何より
全国中の専門家の方のご登録と
システム導入業者の更なる増加が
今後も必要です!

私は16年間、ずっと企業として
不満に思っていたことや
悩んでいたことをこの仕組みで
みなさまと一緒に打開し、
より良いこの業界の未来を実現したいと
心より願っております。

この事業は、みなさまのご協力なしでは
実現できないプロジェクトでもあります。

どうか、私の思いや考えに
共鳴していただける方を常に探しております!

こちらから専門家に登録するための説明会に参加できる
公式ラインがありますので、ぜひご登録ください。

「すべての人に、最良の人生を」

一緒に実現をしていきたいと思っております。

結びに今まで私をサポートいただきました
みなさま、ご関係者の方々に
多大なる感謝を申し上げます。
今後も邁進してまいります。

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