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[2000件の葬儀施行から]告別式の挨拶もっとも多いのは『もっと〇〇したかった』という後悔〜人生の残り時間〜


私は15年の葬儀社経験で、
2000件以上のお葬式を側で見てきました。

誰しもやってくる、人生の最期。

お葬式には人数の多い少ないにかかわらず、
参列者がいます。

これは人というものは誰しもが、
人と関わり人生をまっとうし
常に周りの誰かとの関わりの中で
人生を過ごしてきた証拠です。

そんな大切な方との最期の別れ、
お葬式を側で見てきた私が気づいた
ことがあります。

いち早く気づくべき『人生の残り時間』

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私が2000件を超えるお葬式を側で見てきて気づいたこと
それは、告別式の最後のあいさつで皆さん大体同じようなことを
話していることでした。

『もっと〇〇したかった』
『もっと〇〇と時間を過ごせばよかった』
『〇〇へ行ければよかった』

という『人生の残り時間』での後悔が、
一番よく聞くあいさつの内容でした。

今は『終活』という唯一の解決方法がある

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つまり、『人生の残り時間』に気づくタイミングが
病気をしてから、余命が分かってから、
もしくは最期のお別れが来た時という方が多いのです。

昨今では『終活』という言葉を多く耳にすることが
多くなりましたね。

他の記事にも書きましたが、『終活』の中には

『エンディングノートを書く』という行為があります。

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そのエンディングノートを書くということが
『人生の残り時間』に気づくことができること

また、もっと〇〇したかったという後悔をしなくて
済むための解決方法になるのです。

なぜなのか、

その理由をお話しいたします。

エンディングノートには大体最初の項目に

自分の経歴や自分の生い立ち、
人生の出来事を書く欄があります。

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これを書いていくと自分がどんな家に生まれ
どんな人たちに囲まれ

どのようにして大人になっていったか、そして家族を作り、

自分の夢や希望どんなふうに想いを抱き

今日現在まで生きてきたのか、

エンディングノートに書き出すことによって、

忘れていたこと気づかなかったことが

沢山湧き出てきます。すると、

ああ、昔こんな風になりたかったな、、、
そういえばこの夢をまだ叶えられてなかったな、、、

ということに気付きます。

人生100年時代と言われている現在、

あなたの人生の残り時間はまだまだたくさんあるのです。

今の時代65歳になってもまだ人生の3分の1

残っていることになります。

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そのまだ実現できていない自分のやりたかったことを
実現するために早く『終活』を始めることは、

早く明るい人生の第二ステージに立てる近道、道標になるのです。

終活は明るい未来のために

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終活は暗くネガティブなイメージがありますが、
人生の中で生と死、生まれるのと同じように
死に向かうことは重要なわけでおざなりにして
後回しをすると、最初の記述にあったように
『後悔』が生まれてしまうわけです。

私の父は65歳でこの世を旅立ちました。
あまりにも早く後悔が残ったことと思います。

少しでも早い終活を父にもさせてあげたかったと今でも思い返します。

少し話を戻しますが、

エンディングノートで自分の生い立ちや家族構成を書いていくと

家族や周りの方にお世話になったなとか
あの時は助かったとか
この人との繋がりが大切のものだなとか

周りの人に対する感謝や自分がどのように

誰にどういう想いを抱いているかに気付きます。

すると、自分がもし旅立ったときに
周りの家族に自分の残したものをどう託していきたいか
という方向性がある程度、固まっていきます。

エンディングノートを書いていくとその先は
自分の残していくものをどのように分けたいかの
理想像が現れてきます。

このことが相続をするにあたりどのように
大切な家族に自分の残したものを
分けていくかという理想の相続に向けた
相続対策への第一歩なのです。

『もっと〇〇すれば』という後悔の中には
対策ができずに思うように相続ができない
という後悔もあります。

終活は早めに相続の対策を取ることに
よって実現可能な自分の思い描いた相続の形を
実現する有効な手段なのです。

そして何より家族の大切さに向き合うことができます。

私は2000件を超えるお葬式の中で
様々な宗教のお葬式を見ましたし、
仲のいい家族のお葬式や
仲の悪い家族のお葬式、
泣いている人がたくさんいるお葬式、
誰も泣いていないお葬式を見てきました。

おそらく私の持論なのですが、
人はあの世にお金や物、地位などは持っていけないと感じています。

唯一、持っていける物
それは、人と過ごした温かみのある時間
家族との思い出や、
人生で一喜一憂した出来事で感じた想い
などで
あると私は思います。

人生をどれだけ有意義に
どれだけ後悔なく過ごすこと
それが人生において何よりも
重要なのではないかと思っています。

『終活』は暗く何か専門の士業に頼んだり、
冷たいイメージがあるかもしれませんが、

『終活』は残りの人生をさらに明るく有意義にする
スパイスのような物だと思います。

今まで生きてきてなんとなく忘れかけてきた
大切なものや自分の本当にやりたかった人生を
早く気づくことによって
これから先の有意義な時間を
過ごしていけるものだと思っています。

少しでも私が今まで聞いた後悔の告別式のあいさつが
これからの時代減っていきますように・・・

最後まで読んでくださりありがとうございました。



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