百貨店は終わったのか（日経ビジネス2020.08.24）

こんにちは。9月2日（水）に行われた大人の道徳教室のレポートをします。

まず、「心の勉強会」
「明るく機嫌よくやっていればいいんだよ」という章。

最終的に俺が言いたいのは、当然のことを一生懸命やり続けていくと必ず道が開けるっていうことなんだよ。

迷ったときは自分がわくわくする道を選ぶ

実は9月に入り自分が起業して10年目になりました。わくわくした道を選んで楽しく仕事してきたからこそ続いてきたんだなぁと思います。
当然のことを一生懸命やり続けていくこと。というのが心に来まして。というのも、僕の義弟がわりと大きめな農業法人の社長をやっていて、この前飲みに行ったときに「お世話になっている会社には、農産物ができたらすぐに送ることにしている」ということを聞いて、そういうお歳暮的な贈り物ってある意味では当たり前のことができているから、うまくいっているんだなぁと改めて思わされました。ちょっとそういう昔ながらの習慣大事にしようかなぁと思いました。義弟が「言ってくれれば、とうもろこし送るよ！」って言ってくれたので、今後じゃんじゃん活用したいと思います！

そして、次に「ブレスト会議」

テーマは「百貨店は終わったのか」

非常に興味深いテーマでした。というのも、百貨店業界も斜陽で、コロナ関係なく売上規模はどんどん縮小しているようなんです。それってあらゆる業界に当てはまることなので、うまく百貨店の課題を転用すれば、課題解決につながるような気がしました。

昔ながらのビジネスモデルを変革しなかったために、駅前一等地がいまや家賃の高いだけの場所になって、集客力も落ちて、他の総合スーパーに負けていく現実。いま百貨店がやっているのは「体験シフト」。そこに活路を見出そうとしているんですけど、果たしてどうなんでしょう。
僕が気になるのは、どこもかしこも「体験」を言い出していること。それって同質化していくことなので、差別化できずに、弱いところはもっと弱くなっていくんですよね。その流れになっているので、そのうえで何をするべきなのかを考えるのが必要なんだと思うんですね。それが何かはわからないけど笑。

出てきたアイディアが結構面白くて…。
・屋台のライブ中継→よくドラッグストアの入り口にたまにたこ焼き屋が来るんですが、いつ来るのか、何時から何時までやっているのか分からないんですね。だけど無性にたこ焼きが食べたくなる時があって、それがわかると便利だなぁというところからのアイディア笑。屋台がやってるのか毎回ネット中継してくれれば分かるし、なんならたこ焼きができた瞬間を狙っていけるから便利だなぁと思って。
・テキ屋だけのライバー事務所→それならいっそテキ屋みんなライバーになって、テキ屋のライバーだけを集めた事務所作ったらいいんじゃないかと。いろんなテキ屋のライブ中継が見られて面白そうじゃん。
・ジェリーがたこ焼きを焼く→単純に見てみたい。ちなみにジェリーというのはうちの会社のキャラクターで、きぐるみもあります（喋るきぐるみ）。
・百貨店のバイヤーが全員ライバー→上のテキ屋ライバーと同じ発送。バイヤーってそれぞれ独自のルートがあって、それは普通の会社では真似できないものも多いと思うんです。それをライブ配信して、例えば北海道のどこどこのカニが手に入りました！とか、こんなジャガイモ入手しましたとか、当たり前にやっていることをエンタメとして発信していくと面白いと思った。バイヤーには消費者が星でランクを付けられて、星がいっぱいあるバイヤーは良いものをたくさんもってくるという評価になる。仕入れたものがいついつ百貨店に入るよ〜って宣伝していれば、百貨店にも足を運ぶんじゃないかなと。
・ECサイト内でいつでも相談できる人が待機している→百貨店の良さは「相談できる販売員がいる」ことらしいんだけど、それならむしろ相談できる販売員がネットのモールの中にいてもいいんじゃないかなと思いました。ネットでECサイトにアクセスするんだけど、商品いっぱいあって迷っちゃうときは、待機している販売員に気軽にチャットとか音声チャットとかできて、すぐにアドバイスしてくれるとか。これ、すごく良さそうな気がするんだけど。

そんな感じで、百貨店の話なんだけどテキ屋のアイディアが出たりとか、いろいろおもしろい方向に進んでいくのがブレストの面白いところで、個人的には非常に楽しかったです！

上記「心の勉強会」「ブレスト会議」に参加できるオンラインサロンを運営しています。以下からお申し込みください。

大人の道徳教室
あなたの心を鍛える教室。インプットとアウトプットを繰り返すことで「考える力」を養い「自律した人間」になることを目標とします
https://community.camp-fire.jp/projects/view/299823#menu

それではまた。