温湿布と冷湿布、どちらが良い?
痛み止め成分を配合した湿布やテープ剤の種類は豊富ですが、その使い分けは本当のところどうなっているのでしょうか。ドラックストアの湿布コーナーにずらりと並んでいる製品を見比べると、湿布には温感タイプの温湿布と、冷感タイプの冷湿布があることに気が付きます。今回の記事では、温湿布と冷湿布の使い分けに関して、服薬説明に生かせるエビデンスを紹介します。
温湿布と令湿布、その特徴と一般的な使い分け
冷感タイプの湿布は、主にメントールが配合されており、これが冷感受容体を刺激して貼付時の清涼感(あるいは冷感)をもたらしていると考えられます。つまり体感としての冷たさはあるものの、患部を直接冷やしているわけではないのです。クールタイプ(メントール配合)の目薬で目が冷える……そんなわけないですよね💦 もしそうであれば、フリスクを食べると体温が下がるとか、わけの分からないことになってしまいます。
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