木曜日の朝に。 40朝
「おはようございます。」
もっさんもっさんでモソモソお布団から出て、ストーブに灯油を入れ、火を入れる。
白湯をトポトポと注ぎ、フーフーしていると、先に起きていた三女が洗面所から出てきて、
「おはよー…笑! めっちゃ元気やん 笑」
と言われる。元気?ん?
「おはよー。うわっ 笑 元気すぎやん 笑」
と、階段を降りてくる次女までも。
なにがいな。
白湯をフーフーしながら、ちっとも元気じゃない(なんならすこぶる眠い)私は、保温のお弁当箱にお湯を注いで温める。
朝ごはんに、三日目のカレー(もう具の形もない)をかけにきた三女が、私の耳の後ろの髪を毛をピコンッと触る。
そう、「元気」の正体は、このピコンッと勢いよく跳ねた寝ぐせのことだった。
ホントだ、めっちゃ元気に立っとる。
「あ〜今週長いわ~、あと二日…」
と心の声をダダ漏れにして、重たそうなリュックを背負い、娘たちは
「いってきま」
(「す」はもう玄関が閉まった後)と出かけていった。
さてと、
ここにリンゴの皮が、干してありましてね。
娘たちは夕飯の後『デザート』と称して果物を食しており。自分たちで皮を剥いたり切って食べてくれるから、私は買っておくだけなんだけれども。
今週はリンゴを買ってあって、昨日も一昨日もリンゴを食べていて、なんとなく、
「ねね、その皮捨てないで、干しておいて」
と、キッチンペーパーに広げておいてもらったのだ。なんとなくもったいない気がして。
で、いい感じに乾いてクルクルになったリンゴの皮たちを、リンゴ茶にして飲んでみた。
煮出しただけだれど。
リンゴってね、香りが美味しい。
焼きリンゴを作っている時の、家じゅうに広がる甘い香りは、リンゴをシャクシャク齧るのもいいけれど、その香りにより「リンゴを味わっている」気がする。そのくらい香りに「味」がある気がする。あくまでも、私のごくごく個人的な感覚の話だけれど。
季節の果物の香りを味わう(たとえ皮でも)のもいい。お風呂に浮かべたり。
ところで私、
実は、楽しみにしている仕事が控えていて。
普段の、ひたすら納期に追われるお仕事とは別の、絵付けのワークショップのお仕事。
小規模保育園(未満児保育)へ、卒園記念品のマグカップを親子で作るという依頼で、週末に保育園へ行くのです。
二歳児とその保護者さん対象だそう。
二歳児!
かわいいだろうなぁ。小ちゃいだろうなぁ。
おばちゃんキュンキュンしてしまう。
いつも、まだ小さな子を預けてお仕事をされている保護者さんも、この日は一緒に「おやこじかん」だそうで、和やかな時間になるといいな、と準備を進めていくのも楽しい。
きっといろいろ触りたがるだろうから、とか、きっとお水チャプチャプしちゃうだろうね、とか打ち合わせも楽しくて。
たまにあるこういうお仕事は、とても新鮮で楽しいのだ。子ども相手は特に。
さて、
そんな今朝は、平井大さんの曲の中で、私が一番好きな曲を♪
𝐇𝐚𝐯𝐞 𝐚 𝐧𝐢𝐜𝐞 𝐝𝐚𝐲🎧
今日から二月ですね。
寒さが急にやわらいで(先週は雪景色だったのに)、凍てついた土が緩んで、草の根や虫たちが起きてしまいそう。啓蟄はまだ一ヶ月も先だけれど、今年は早く春がくるのかな。
今月もゆるりとよろしくお願いします。
あ、
寝ぐせはちゃんと直して。