そういうとこ、だよね...
友情と恋心の境を探していた。
メイルのやりとりも、久しぶりに会う友人との心地よい時間も、一人きりではない楽しさに心が弾んで。一人も好きだけれど、そういった類の心の戯れがとても嬉しくて、あぁこの子といるの好きだなぁ～と思うのだ。
それって、友情ですか？恋心ですか？
その違いは、どこにありますか？
そういうことを思ったことはありませんか？
その「好き」はどの「好き」よ？
私は友達が少なくて。
知り合いならたくさんいる。会えば世間話を長々と話していられるくらいの知り合い。ながれでお茶くらいならいけるレベル。
それは友達と呼ぶべきだろうか？
それはどっちでもいいんだろうけれど。
友達って呼んじゃえば友達になれるんだろうし。
で、そうそう、なんのはなしよ？
友情と恋心のはなし。
私は長らくそういうのにモヤモヤしながら生きてたりするんです。
ネットで検索していろいろ見てみたら、やっぱり同じような疑問を抱えた悩める子羊たちがいっぱいいた。恋するうさぎさんもたぶんいた。
“深い友情”と“恋愛感情” の違いとは？
それによると、友情と恋愛感情は両立しえるという。けれども、友情というのは理性による人間性への共感、恋というのは説明のつかない本能、なのだとか。なるほど、なるほど。
たとえば、友達のかおちゃんが隣で眠たそうにしていたら「寝てていいよ」と寝かせるまでは友情、その寝顔を見ていたらキスしたくなって…っていうのは恋心ってことか。危ない危ない。
それが例えば、仲のいい男の子だったとしても。
二人きりでドライブとか行って、楽しく過ごすまでは友情、すごく綺麗な夕陽を見ていたら、雰囲気が良くて思わずキスを…というのは恋心。
おぉ、あっぶね。
なるほど～。
友情ベースから恋心に発展するか否かは、理性でコントロールしえるか否か、ってことだよね。
もちろん、友情をすっとばして、いきなり恋心を抱くっていうパターンなら、とってもわかりやすいんだけれど。本能だものね、説明はいらない。
するってぇと、私の場合、その友情から恋心に発展するとき、性別が歯止めにはならない、ということか。たいていの場合は、異性間で起こる感情が多いんだと思うしね。
男女の友情どころか、女同士の友情も危うい私となると...だいぶ本能的だな。
私の理性よ、ガンバレ...。
つまりは、
理性。
そこにかかっているというわけだ。
それも歯止めが効かなくなるようなら、それはもうハッキリと恋心なわけだものね。友情か恋愛感情か微妙…とか言ってる場合じゃないものね。
好きになっちゃうかも…
というところで、踏ん張る。頑張る。
「この子は友達！大事な友達！友達！友達！」
うっかり恋におちたりなどしないように。
大丈夫。頑張れ私の理性。
まぁでも、
そもそも既婚者なんだから、うっかり恋とかしてちゃいけないっていうはなしじゃない？
そうでした、そうでした。
ほんっと、
そういうとこだよ、私…。