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木曜日の朝に。 42朝

「おはようございます。」

もっさんもっさんの頭で、白湯にひとつまみの塩+レモンを入れ、ズズッとすする。

卵を2つを取り出そうと冷蔵庫を開けると、可愛らしいラッピングのガトーショコラや生チョコやマドレーヌやらが、にぎやかに収まっていて。

昨日は、バレンタインだったから、我が家の女子たちは、部活やクラスの子たちと「友チョコ」交換をしてきていたのだ。
(ちなみに『本命』は今年は二人ともなし。ん?三女の彼氏は?と思いきや、冬休み前にサクッと別れたと言ってたんだった。)


朝から家中に甘い甘いにおいがたちこめた日。今年は「チョコチップクッキー」を大量に作っていた(私はこたつで仕事をしながら『光る君へ』の録画を観ていた)。

そういえば、
実家にいるころから、そうだった。
姉たちが朝からゴトゴトと、チョコクッキーだのトリュフだの生チョコだのを作るのを(強制的に)手伝わされて(これ混ぜて、とか、これ砕いて、とか…)甘ったる~いにおいに、時々「ぅ…」となっていた日の記憶。

「でーきた♪」

と、味見用のをくれるけれど、正直、においだけでだいぶヤラれていて。でも娘たちは、頑張って作っていたからね、一口…。

「うん、おいしい。上手にできてる♪」

「でっしょ〜♪♪」

いつもはサバサバして、活発な(すぎる!?)次女も、こういう女の子らしいところがあるんだな〜、と微笑ましく。言うと睨まれるだろうから、だまってクッキーを齧った。

今年はそれ以外のチョコはもらわなかった。
アマイモノ スキジャナイ  カラ  ベツニ  イイモン  ( *¯ ³¯*)


「ってきます!」
バタン、と相変わらず彼女たちは、忙しくでかけていった。

ところでね、

活発すぎる次女の膝小僧に、今、結構に大規模な擦り傷がありまして。電車に間に合うようにと走って帰る途中、派手にすっ転んで、流血しながら帰ってきた日がありまして、痛々しいったらない…。

で、処置をしようと調べましたら、今って、傷口を乾かしたりしないのね。
湿潤療法しつじゅんりょうほう」が主流なのだとか。傷口を覆って、乾かさないように、自らの体液で治癒させていく、のだそうだ。皮膚の再生も早く、傷あとも残りにくい、という。

なので、彼女の膝小僧にはそういうパットを貼っていて、水ぶくれみたいに体液で膨らんでいる。※傷によってはパットが向かないものもあるようだから要注意⚠️らしいのだが。

絆創膏にカサブタ、なんなら赤チン* で育った私は、毎日、彼女の膝小僧を物珍しく観察している。
時代はアップデートしてるんだね。

さてさて、そんな今朝はこの曲。
謎のシンガーTiUさんの正体は、「転職の魔王様」に出ていた藤原大祐さんですって。ジャズピアノとかも習ってらっしゃって、ちゃんとめっちゃミュージシャンだった。

𝐇𝐚𝐯𝐞 𝐚 𝐧𝐢𝐜𝐞 𝐝𝐚𝐲🎧

春みたいな気温に、オオイヌノフグリやヒメオドリコソウが目を覚まし、植木鉢からむくむくと緑が溢れる。庭がコンクリートの駐車場になる前に、バラとユーカリを移植したけれど、じっと彼らは沈黙を保っている。
毎朝、枯れてしまったろうか…と、新芽が出てこないかな…と、トトロのメイのように見ている。


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赤チン*

イミダス編
1919年に作られた殺菌消毒薬マーキュロクロムを2%水溶液にしたものの俗称。「赤いヨードチンキ」の意味で、水に溶かすと赤くなり、黄緑色の蛍光が出る。殺菌力はほどほどであったが、においがなく刺激性もないことから、60年代ころまでは、家庭の常備薬として広く普及していた。しかし、実際にヨードチンキと水を混合すると水銀が現れる。これはマーキュロクロムが有機水銀化合物であるためである。公害が社会問題化する中で、日本では製造禁止になったことから急速に消えていった。


そういえば今日は木曜日か、と
ゆるりとお立寄りいただければ幸いです☺️

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