文字を書くコンディションの整えかた(これが俺のアーバン文法や!!!)
個人的にここ何年かしばらく文字がかけてなかった(書けてもあまりペースが良くなかった)理由などをいくつか考えていたのだけれど
最近自分の身体の調子と習慣を文章のために調整できてなかったことに気がついた。
あくまで個人的な調整ポイントだし、一般化をするつもりも無いんだけど割と書き物は脳みそを使うのでこんな人間もいるのだなぁくらいでみてもらえると嬉しいところ。
ほど良い有酸素運動をしてなさすぎる
昔から軽く走ると血流が良くなって頭に血がちゃんと流れるようになって結果として集中力が増すというのは体感として知っていたんですが完全に無視して筋トレしてました。はい。20分くらいのんびり走ってから戻るとかなり良い感じに身体の血流が改善して4時間くらいは頑張れそう。ウエイトでの筋トレは楽しいけど疲れ果ててしまうので無理でした。一時期気が狂ったように筋トレをしていたがその時期はまっっっったく書けてなかったのでたぶん私には筋トレはきつすぎた。
睡眠時間不足しすぎ&寝る時間遅すぎる
未だに信じられないのですが睡眠時間が短くても活動できる種類の人間が存在する。私は多分ベストな就寝時間は10時の起床6時起きでした。睡眠不足で得したことなんて一度もねぇよ!
本を読まなさすぎる
もうこれに至ってははい、返す言葉がないです。すいません。映画とかでインプットしてるつもりだったのですが。。。
ということで最近はもりもりと読むようにしているが、なんか読みたい本があんまりないという悲しい状況に気がついてしまった。おすすめの本おしえておくれ。
身体が硬すぎる
ストレッチとかいうすごいやつを習慣的にすることで血流が良くなった感じがします。個人的に血流が悪くなると最初に目がぼやけるのでその辺で判断します。
眼鏡がきつすぎる
ここ数年私の眼鏡の度数は地球の平均気温の上昇幅ばりにきつくなっており肩こりがひどい。書くときに文字をでかくしてメガネを外してみたらなんか楽だった。
枕が合わなさすぎる
合わない枕で寝ることは一つの拷問だと言っても差し支えがない。某先輩も枕がでかいことを指摘されていたが枕は大切。肩こりが楽になる。
怒りが足りなさすぎる
人はなぜ筆をとるのか。カートヴォネガットはスローターハウス5をはじめ晩年近くまで作品を書き続けた。その理由は第二次大戦でドレスデン爆撃をアメリカ兵の立場で受けたことにある。彼は人間の行いの愚かさをSFに落とし込んだがその原動力となったのはまごう事なき怒りだった。
人は年をとると丸くなるようになっている。年をとることや知見が広まるにつれ若いときに抱いていた苛烈な自意識は薄らいでいってしまう。あと恐ろしい現象である忘却が始まる。まとまった怒りを保つことは抑えることよりも遙かに難しい。僕が書き始めた時の感情はたぶん怒りだった気がするが今となってはそれが何だったかもう思い出すことも難しい。でもそれでも楽しいので続けているという感じ。
仲間たちとわいわいする時間が減っている(かも)
ホーソン実験というものがある。内容を簡単に言うと工場とかの環境を変えて、生産高に変化があるか実験をしたが、照明の明るさ・賃金・そのほか諸々の数値を上げたり下げたりしてもパートの女工の人の生産高は上昇し続けた。つまり物理的な環境変数以外の何かが生産高に影響を与えていたらしく、女工さんに面談をしたところ「職場での関係が良いこと」「なんか大事な実験の被験者になって注目されているからがんばろうねって仲間と話しあったんすよ」みたいな声があげられた。ここではそういう人間のつながりやらがモチベーションにつながっているらしい。
物書きをしていて、いろいろと考えたけれどモチベーションの観点においてTwitterでの交流もなかなかバカには出来ないなって思うときがある。なんかの漫画で見たけれど「ダサイクル」みたいに仲間内だけで賞賛し合ってるの寒いよねーって言うのがあったんですが、井の中の蛙のような話で小さいコミュニティばかりに居るとダサいぞという話なんでしょう。意図するところは。でもまぁそういう段階は誰でも必要だと思うので小さいコミュニティへの関与はした方が良いのかなぁなんて思う。思うに小学校なんかでも体育は学年別でするようにそれなりに段階を踏んで続けて行くのが成長段階に応じた自然なやり方だなぁなんて思うわけです。孤独はなかなかつらい。インドの苦行僧でさえ神とのつながりを前提としているのにいわんや我々をや、という感じです。
人との、なんてことないつながり、ちょっとしたゲーム、ちょっとした愚痴の言い合い。そういうことが出来る仲間を見つけてそれなりに楽しくやっていく時間が減ったなぁと思う。でもライフステージが変わっていく中でそういう時間はなくなるのかなとも思います。そういうときは「そんな風に楽しい時間を過ごした仲間」とのつながりが自分を励ましてくれるような気がします。
おわりに
みんなもそろそろ若い頃のように動き回れないなーとかなってきたときこそ体の調整をしっかりしてみてくだされ。
あの40過ぎても活躍してたイチローはストレッチマニアだったそうなので体が柔らかいことが一つの鍵になりそう。
そしてたまには怒って、その怒りをぶつけるようにキーボードをたたくのも良いだろうと思う