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親との関係が変わると、幸せになれる
昨日は久しぶりに2歳の娘を連れて実家に行ってきた。
両親は目尻が垂れ下がりすぎて、地面につくのではないかというほど、喜んでくれた。
娘も娘で、キラキラした宝石のようなものをいつもくれる祖母のことが大好きで「キラばあちゃん」という、特殊なネーミングで呼んでいる😅
この歳になっても親がいるということは、本当に恵まれているんだな、と最近思うようになった。
父親は杖をついて歩くようになり、母親はすっかりと髪が真っ白になっている。
子供の時に見た、言うことすべてが正しいと思えるような「頼もしい親」という姿はもうどこにもない。
いろいろなことがあった家だけに、若い頃は実家へ行くたびに吐きそうになるほど気分が悪くなっていた。
でも歳を重ね、「頼もしい親」ではない、強さも弱さもある1人の人間としての親を見れるようになると、僕自身どこか肩の力が抜け、観念が切り替わっていくのを感じるようになった。
僕も親になって、様々な観念に振り回されることがある。
「親とは○○でなくてはいけない」
という思い込みが、世の中にいる親が子供と上手に接することができない原因ではないだろうか。
完璧でなくてはいけない、怒ってはいけない、弱いところを見せてはいけない・・・
そうした、様々な制限的観念が、自分自身を追い込んでいくように思う。
実際親になってみると、自分が子供の時にされてきた嫌なことを、子供にうっかりやりそうになってしまうことがある。
そんな時に立ち止まって、自分のなかにある
「親とは○○でなくてはいけない」
を見直すようにすると、次からは同じ状況が起きても反応しなくなっていく。
自分のなかで、そうした観念を手放したあとで親に会うと、不思議と以前よりも愛せるようになってくる。
そしてほぼ全自動で、子供の時の記憶が書き換わり、幸せな思い出を思い出せるようになってくるのだ。
子供の時が不幸だったという記憶にフォーカスが強くなっていると、この世界は不幸だという意識がどこかに残る。
子供の時が幸せだったという記憶にフォーカスが強くなっていると、この世界は幸せだという意識がどこかに残る。
2つの意識の違いがあるだけで、どちらが毎日幸せに思えて、また、どちらがより行動的になれるだろうか。
答えは明らかだ。
もし、あなたが親と会える機会があるのなら、定期的に会うことをお勧めしたい。
今の自分の成長と課題を見ていくうえで、親ほど子供の鏡になってくれる存在はいないからだ。