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こども家庭庁とか言う名の地獄絵図と、天才たちについて

日本政府は我が国の少子高齢化を危惧し、いまから1年前、こども家庭庁を発足させた。


☆☆☆


日本の少子化を食い止めたい。

国家を憂う素晴らしい政治家たちの思想であり、優れた取り組みである。

日本の政治家もがんばった。

がんばってこども家庭庁の年間予算を、令和5年度は5兆5,729億円付けることができた(*出典1)。

今年はさらに増額し6兆1,387億円の予算を使っている。

素晴らしい。

文部科学省の教育費予算とは別枠で、子供のために5兆も6兆も使っているのだ。

私たちは毎年国民一人当たりで、こども家庭庁になんと5万1,155円も支払っている。

世界的に見てこれほど高負担をしている先進国は北欧以外存在しない。

私たちは最大の負担をし、最高の努力を政府は惜しみなくしている。

それでは昨年5兆5,729億円使ったこども家庭庁の成果を見ていこう。

昨年(令和5年度)のこども家庭庁の成果はこちら↓



■令和5年度の出生数は戦後ワースト記録を樹立。世界初!90年ぶりの最低記録を更新

出典:読売新聞

昨年度の出生数は90年ぶりの最低記録を更新した。

日本人は結婚しないと子供を産まない。

育てない。

厳密には世間体が厳しくて、未婚夫婦では育てられない。

子供産んだら結婚するしかない。

その婚姻数も戦後最低記録を樹立した。

第一次世界大戦終戦後、15年経った1933年(昭和8年w)以来の過去最低記録である。

あまり気づいてないかもしれないが、グラフを見ると分かるが、1970年と比較して日本の子供の数は70%も減っている。

昔は街なかが子供だらけだった。

50年前の話だ。


それなのに、現生5兆5,729億円使って、過去最低を地で更新していく。

この日本のこども家庭庁に、外国人はなんて豊かな国なんだろう。

なんて政府に優しい寛容な国民性なんだろう。

日本人は優しい。

予算が増えて子供が減り続ける。

そしたら普通の厳しい人なら現行の少子化政策が問題なのではないか

と思考する。

しかし日本人は違う。

国家予算を使い、例え失敗しても、責任を問わない(*出典2)。

むしろ増額する。

国民一人5万1,155円も支払って今後も国民一人当たり500円ずつ徴収して(世界最低記録樹立中の組織に、成果を出せない組織に)今後も2兆円ブチ込む。

日本は神の国である。

天才集団である。

日本すごい!

日本人すごい!

人口が日本の3分の2しかないドイツに所得で負けるほどすごい国である。

GDP(国民所得)でドイツに抜かれたのだ。

馬鹿の極みすら通り越してこれはもはや天才と言わざるを得ない。

わざとやってる。

豊かだから。

身を切ってる。

日本人は天才。

天才集団。

世界にギャグを振り撒くために、世界最低記録を更に更新していくために、毎年5万円ずつ(もうすぐ6万円ずつになるよ、にっこりw)、国に金を払い続けるパチ屋の愛好家の如く、天才たちである。

ギャンブラー。

無能に札束ビンタできる寛容なギャンブラー。

もはやここまできたら楽しむしかない!

この素晴らしいギャグに満ち溢れた、世界一の国を。

こんなにも豊かな国で住める喜びを私たちは噛み締めて行かねばならない。

世界最高の国ニッポン!!

ニッポンすごい!!ニッポンすごい!!ニッポンすごーい!!

(おしまい)


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