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うつ病って?

お久しぶりです。

今回この投稿をするにあたり、誤解や間違いがないよう準備していたら、えらく時間がかかってしまいました笑

今回は「うつ病ってよく聞くけど、実際どんな病気なの?」と思っていらっしゃる方向けに、自身の経験と科学的視点からお話をしたいと思います。

結論、うつ病とは精神的・身体的ストレスによる「脳の機能障害」です。

精神病には間違い無いですが、実際は脳が混乱している状態なんですね。

脳の機能障害により、ものの見方が悲観的・否定的になってしまったり、自己肯定感の低下などが引き起こされていくような感じです。

例えば、普段なら気にも留めないことが妙に気なってしまったり、受け流せるはずのストレスを重く受け止めてしまったりと、様々な症状があります。

いわば悪循環を自分の脳・精神・身体で引き起こしているということです。

そんなこと言っても実際は「心が弱いからだろ」「そんなことで?」

なんて自分も思ってました。

でもうつ病は、「誰にでも起こり得る病気」だと自身の経験や、同じ境遇の人々、科学的知見を通じて学びました。

日本では、今5人に1人が精神疾患を患っているそうです。

具体的な数字を目にするといかに他人事じゃないかが伝わると思います。

世間ではよく、「うつ病は心の風邪」なんて言葉も使われますが、


風邪ひいたわーなんてレベルじゃないです。笑

あえて表現するならば、


「うつ病は心の癌」


だと思っています。

早期に症状に気づくことができれば悪化を防ぐことができます。

反対に、気づかずに過ごしていると、どんどん重くなっていきます。

遅くなるほど完治も難しく、再発だってします。

1日、2日寝て治るもんじゃございません。

僕は社会人1年目が1番症状がひどい時期であり、トイレに行く以外ずっとベットから動けない日なんてザラにありました。

起床すると「仕事に行かなくては」「今日は何時に帰れるんだろう」と考えてしまい、まずトイレで嘔吐。

朝ごはんを作って食べる気力もないので、途中のコンビニで栄養ドリンクを飲んで出勤していました。

昼は給食があったので助かりましたが、夜はご飯よりもお風呂と睡眠時間が欲しかったので、ほとんど食べられずでした。

そして、ある日ベッドから動けなくなりました。

「なんでこんなに辛い思いをしてまで仕事をしているんだろう」

「人に迷惑がかかるから?やらなきゃいけないから?」

自分の身を守ることを放棄してきたことに気づいたのがその朝でした。

そして、うつ病の厄介な点は、気づいてしまうと、忘れられない。

というところです。これはとても重要な点だと自身の経験から感じます。

その日から、職場の制服が目に入るだけで頭痛に襲われたり、LINEで先輩や同期から連絡をもらっても返すこともできず、最終的には園の敷地に入ることができなくなりました。

どんどん人と関わることを避けるようになり、夜中にコンビニでおにぎりを一つだけ買って無理やり食事を取るなど、今考えると地獄のような生活を送っていました。

とは言えど、症状は人それぞれなので、あくまで一例として捉えて下さいm(__)m

実際、今もうつ病の診断は受けていますが、ビックリするほど元気なので!笑

あまり長文になってしまうといけないので、ざっくりですが「うつ病って実際どんな病気なの?」ということに自身の経験を元に触れさせていただきました。

次回は適応障害について記述したいと思います。(うつについて少し掘り下げていくかもしれません)

では、また。




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