
「希望」
やっと前向きなタイトルがつけられました笑
今回はスクールカウンセラーのI先生との出会い、そしてどん底にいた僕に希望を与えてくれたお話をしたいと思います。
僕が引きこもりから徐々に別室登校を始めてしばらくの話。
元々I先生の存在は知っていたのですが、実際にカウンセリング(とは言ってもほぼ雑談。笑)をすることになりました。
最初にかけてくれた言葉は。
「学校に来て、僕の部屋まで来ることができて、もう今日は120点!!」
こんなことで?!と思うかもしれませんが(実際思いましたが)、I先生は笑顔で僕を受け入れてくれました。
そこから週に1度、「今週はどうだった〜?」というような話を繰り返し、ある日のカウンセリングでテストの結果を報告してみました。(みんなと同じ内容で、自習だけの知識で受けなければいけなかったので、とても大変でした。)
すると、I先生は
「0点1つもないじゃん!すごいな!授業受けてないのに点数が取れてるじゃん!マジですげーよ!」
と僕の14点の社会のテスト用紙を見て、笑顔で褒め称えてくれたのです。
不登校になってから、誰かに褒められたのはこの時が初めてでした。
あの嬉しさ、「頑張りを見てくれている人がいる」ことの安心感。今でも忘れられません。
前回の話に少し戻りますが、美術の授業を受ける話をした際にも、
「授業でたいの?!マジで?!そう思えただけで充分!すごいぞTAiju!無理して出る必要はないからな!」
と褒めてくれたのです。スクールカウンセラーの先生と言えども、こんなに相手のことを思える人がいることに驚きと感銘を受けました。
そうこうしているうちに、中学3年生ということもあり、本格的に進路を考えなければいけない時期、大きな壁がやってきました。
そしてまた、僕が打ちのめされたことは次回のお話で。
では、また。