うつ病って?②
適応障害について次回は投稿します。
と前回述べたのですが、うつ病についてより詳しく書きたいと思ったので、今回はパート2として「日本では精神疾患の人が5人に1人って言ってたけど、うつ病の人って実際どれぐらいいるの?」という点についてWHO(世界保健機関)の調査を元に、具体的な数値などを知ってもらいたいと思います。
⚠️少し古いデータですので、ここに記載する人数よりも実際は多くの方が発症されているかもしれません。
まず、そもそもWHO(世界保健機構)とはどのような機構なのか、最近コロナの影響もありよく耳にする言葉だと思いますので説明したいと思います。
WHOとは、1948年4月7日。「すべての人々の健康を増進し保護するため互いの国々と協力する」という目的で設立されました。
ここでいう「健康」とは、「病気の有無ではなく、肉体的、精神的、社会的に満たされた状態にあること」を掲げ、「人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれること」が基本的人権であると謳われています。
うーん。かなり高い目標を掲げているなと個人的には思います笑
そのWHOが2015年に調査した結果によると、全世界で推計3億2200万人の方々がうつ病に苦しんでいるとの調査結果が出ています。
この数字は当時の世界人口の約4%にあたり、前回調査の行われた2005年から約18%の増加であると報告されています。
この数値、おそらく上がり続けている一方だと考えられます。
日本では当時、約506万人の方がうつ病の診断を受けているとの結果も出ています。
先日、日本では「5人に1人は精神疾患を患っている」と記述させていただきましたが、うつ病に限定すると、おおよそ「15人に1人」の方が発症をされているとの結果も出ております。
物凄く高い割合で、身近にうつ病を発症している方がいると捉えていい数字だと考えられます。
実際、この記事を読んでくれている友人・知人は最低でも僕がいることで身近にうつ病患者がいるということにもなりますので。笑
それくらい「誰にでも起こり得る」病気なのです。
決して珍しいものでも、特定の誰かが引き起こす病気でもないということを今回は皆さんに知っていただけたかと思います。
では、今回はここまでとさせていただきます。
次回は何について書くべきか決まったら更新しますので笑
では、また。