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それでも本を読む理由
理由はない、そこに本があるから
本を読みたいとは思わない
私が本を読むのは、欲求ではありません。
「本が読みたいな~」
と読むのではなくて、本は私の生活の一部であるのです。
ですから、本が読みたいとは思わないのです。
いや、思いますね。
もちろん、本が読みたいと思う時もあるのですが、基本的には本が読みたいと思うから読むのではなくて、本を開くというのはお風呂に入ることと何ら変わらないほどの日常であると言えるのです。
ジャケ買いをすることが多い
普段から、ジャケ買いが多いのですが、本を見たときに「あ、この本、面白そう!」とすぐに買ってしまいます。
おかげで月の書籍代は裕に一万円を超えてしまう。
これは一種の病気だと思っています。
私は『本を見ると買ってしまう病』だと自覚があるため、本屋さんや古書店に行くときは、『今日は買ってもいい日なのか?』ということを自問自答してから行くようにしています。
しかし困っているのはコンビニです。
近頃のコンビニは、本が置いてある店舗というのが存在します。
私の住まい近郊では、関西に拠点のある大手コンビニチェーン店に書籍を取り揃えている店舗が目立って多くあります。
「ちょっと飲み物でも…」
とコンビニに入ったら運の尽き。
『本を見ると買ってしまう病』が発病します。
仕事中のお昼休みにコンビニに入ると、本を抱えて帰ってくる僕に対して、「あれ?尾崎さん、本買ってきたんですか?」と不思議がられます。
それでも、コンビニの本棚には『心を誘う本』が数多く取り揃えられていて、なかなかツボを抑えたランナップに感心してしまうほどですから、その罠にまんまと引っかかる人物がいるわけです。(私です)
こうしてコンビニでは『夢をかなえる象』シリーズや、半沢直樹シリーズ、ホリエモンや斉藤孝さん、村上春樹、DaiGoに至るまで、数々の『買うつもりのなかった本』を購入させられています。
とはいえ、買って読むと、とても面白くて買ってよかったな、となるのは言うまでもありません。
しかし、発病を抑えるために日々の努力を欠かさないのも、これまた、言うまでもありません。
私のこの病気はきっと、死ぬまで治らないのだと薄々感じています。
こんな生き方だから、自宅には本が山積みで、家族には呆れられて、もはや何も言われません。
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