見出し画像

読書を楽しむために

読書、楽しいですか?

「読書、楽しいですか?」
こう聞かれて、どのように答えるだろうか。
きっと、多くの人は、「楽しい」と答えるだろう。
しかし、一部の人からは、反感を買いそうだ。

「本は、必要に迫られているから、読んでいるだけだ。楽しいとか楽しくないとか、そんな生ぬるいことでは読んでも意味がない」

こんな風に言うかもしれない。
ただ、楽しくないことは長続きしないのが、人間だ。
人は、楽しいと思えることしか、続けることができない。
読書を続けていくためにも、読書を楽しくする必要がある。

そのためには、人と比べないことだ。
わたしは今まで、多くの嫉妬をしてきた。
人と比べては、「もっとお金があったら」「もっと一生懸命勉強していたら」「もっと思いを言葉にしていたら」など、挙げればきりがない。
その度に、得られたのは、不幸な気持ちだった。
不幸になって、面白くなくなった。
人と比べることは、決していい結果を生まない。
そのことを痛感した。

だからこそ、読書は人とは比べないことを選択したい。
人より多くの本を読み、人より豊富な知識を得て、人より難しい本を読み、人より自慢できる本を読む。
このようなことが、いったい何になるのだろうか。
人と比べて、人よりも本をたくさん読んでいるからと言って自慢できるのは一時だけである。
その時には、カッコいいと思うかもしれない。
しかし、それだけだ。
そのカッコよさを継続するために、人よりも多くの本を読み続けなくてはいけない。
自分のペースでは読めず、何かに追われるように本を読む。
そんなことに、何の意味があるのだろうか。
まず、面白くないではないか。

読書は面白くなくてはいけない。
そんなことを、改めて思い直さなくても、面白いのが読書だ。
じっくりと、本と対峙して、時間をかけて読んでみてほしい。
すると、面白いほどに、本が面白くなる。
読書が好きになる。

読書は、楽しくなければいけない。
それ以上に、楽しいものなのだ。

とっても嬉しいです!! いただいたサポートはクリエイターとしての活動に使わせていただきます! ありがとうございます!