積ん読の効果
買った本はほとんど読んでいるという方。
買ったものの、読むのが遅くて、積読になってしまう方。
積ん読になっても、読み切るまで次の本は買わない方。
次々と積ん読が増えていく方。
積ん読が増えることが良しとされない方が多くいらっしゃるでしょう。
しかし、積ん読の本は、後で見返すチャンスが何度となくあります。
そこに積んであるからです。
読むタイミングというのは、背表紙のタイトルをみて、読みたくなった時に読むものです。
買った時ではなく、積ん読して寝かした後で、ベストなタイミングで読むことが出来る。
これは、積ん読の効果と言えるのかも知れません。
積ん読という読書
背表紙のタイトルを見せ続けて、積まれている本。
タイトルというのは、その本の中身の核心をついています。
タイトルに触れていると、書いてある内容が自然に頭に入ってきます。
その情報が、頭に残っているんです。
「あ、この本、大分長いことここに積んであるな」
という情報が頭に残ります。
すると、本当にその本の情報が欲しいときには、その情報が呼び起こされます。
そのタイミングで、積ん読に手が伸びる時がやってきます。
つまり、積ん読してある本を、読むタイミングを自分でコントロールしているのです。
自分にそのつもりが無くても、読まずに積ん読になってしまう本は、「今が読むタイミングではない」という判断をしているという考え方もできるのではないでしょうか。
人生を豊かにするために本を読むのですが、本を読まないともったいないから読まないのではありません。
ベストなタイミングで、ベストな選択の本を読み、人生を豊かにしていきましょう。
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