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本を読む目的には2通りある。一つは快楽のため、もう一つは学習のため。

快楽のための読書

快楽のための読書は、趣味の世界だ。

コミックやエッセイ、絵本などいろいろな種類があるが、好きだから読めてしまう。

好きなものは、徹夜で読んでしまう事ができてしまう。

そこに必要な努力は存在しない。

『夢中で読んでいたら、いつの間にか朝だった』

というものだから、読書術とか、読書法などというテクニックは必要ない。

努力なしに、楽しく読める。

それが、快楽のための読書だ。

学習のための読書

問題は、学習のための読書だ。

読んでいたのにいつの間にか、寝てしまった。

努力に努力を重ねても、なかなか読み進められない本。

そんな本をなぜ読むかと言われたら、『学習の為』『ためになる』『役に立つ』からだ、というのが理由であろう。

こんな本は、なかなか進まないうえに、読み終わってもあまり頭に入っていない。

こんな事態を引き起こす。

では、どんな風に読んだらいいのだろう。

買った当日にやること

タイトル、帯、袖、と情報を元に、

『この本から何を学ぶのかを明確にする』

できたら、10ページは読み進めてもらいたいが、読む場所を決めるのは目次だ。

目次で、面白そう、自分が興味ある場所を特定する。

その興味ある場所から読んでいくことがコツである。

『鉄は熱いうちに打て』

と言うが、正にその通りで、買った当日にここまでをいかに迅速にやれるかが勝負だ。

目次をみてキーワードや重要な箇所を見つけてその部分や興味ある場所から読んでいくと、面白くない本も面白く見えてくるようになる。

勉強のために読んでいる=面白くないもの

という認識を持たずに、出来るだけ面白く読むことが必要だ。

学習だからと、隅から隅まで読むことはやめよう。

重要な箇所、興味ある個所を読むことができたら、もうその本の元は取っていると思っていいでしょう。



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尾崎コスモス/小説家新人賞の卵
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