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スタンエジュ ユニオン・リーブル2018年 

スタンエジュ ユニオン・リーブル2018年 
塩味に近いしっかりとしたミネラル感。開けてしばらくしたら豆の感じあり、もう少しおいた方が良かったかも!味わいも厚みがあって美味しいです。
↓以下インポーター様より↓
※文章内にでてくるフランソワサンロさんは僕も大好きな作り手です。尊敬するオリヴィエクザンに勝るとも劣らぬパワフルでピュアな味わいは飲んだ人を虜にする造り手です!
好きなワイナリーがどんどん頭の中で繋がっていくのもナチュラルワインの楽しみ♪※

念願である自分の畑


ラングドックの新しい風。スタンとジュリーの自由でとらわれないワイン造り。
ル・クロ・デ・フォリーとしてロミュアルドと一緒にロワールでワインを造っていたスタンことスタニスラス・ベスラン。経験豊富で自分でも畑を持っているロミュアルドが畑仕事を主に、スタンはその畑仕事を学びつつ、醸造を主に行うスタイルでワインを作っていましたが、独立のために2016年にコンビを解消。2018年に念願である自分の畑をモンペリエから北に50kmほどにある山間に手に入れました。ロワールからラングドックへの生活の拠点の移動は大きな変化ですが、奥さんのジュリーと子供たち二人とともにクロという小さな村に移り住みドメーヌを立ち上げました。カーナビがあっても迷うような山奥の村です。5haの畑を購入して財政的な面でも決して楽ではないスタート。家の地下に小さなカーヴを構え、無事に2018年の初ミレジムのワインを造りました。

ピュアでナチュラル、どこまでもビュヴァリテ

ドメーヌの名前、スタン・エ・ジュは奥さんのスタンとジュリーの名前をとった名前です。5haの畑のうち1.4haがユニ・ブランやソーヴィニヨン・ブランの白品種。残りの3.6haはカリニャン、サンソー、シラーなど赤品種が植えられています。スタンの目指すワインのスタイルはル・クロ・デ・フォリーの時と同じ哲学、ピュアでナチュラル、どこまでもビュヴァリテ(飲み心地)のあるワイン。親友のフランソワ・サン・ロと切磋琢磨しながらワインを造っていたロワールでのワイン造りの哲学をそのままに南仏に持ってやってきました。スタンはフランソワ同様にとても感性に溢れた造り手だと私たちは感じています。はじめて手にする南仏の品種をじっくり見ながら、そのポテンシャルを引き出し、どう彼の目指すワインのスタイルに向かうかを非常によく考えています。そして初ミレジムにして大きな手応えを掴んでいました。

フランソワ・サン・ロを中心に広がる輪

最初の訪問では、ドタバタのドメーヌの立ち上げを知っている分、とりあえずはワインができることを願いつつ初訪問しましたが、想像以上に素晴らしいワインが待っていてくれました。フランソワ・サン・ロを中心とする自由なスタイルのワイン造りの輪はとうとう南仏へ。スタンのワイン造りの哲学は南仏の生産者にも大きな刺激を与えるだろうと、今回の訪問で強く思いました。まずはぜひ、スタンの初ミレジムを味わってみてください。

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