部活(と文芸)のこと
こんにちは。もう高3になるというのに、まだ一応、引退してない現役部員してる人です。とは言えもうすぐ終わりだし、1ヶ月以上オンサイトでの部活できてないし、引退試合になるはずだった大会は延期になってしまっていて出れなさそうだし、部活のこと振り返るのも悪くはないかもね。ってことで部活の話です。
私が今の部活(複雑な(?)歴史によって中高で名前が違い、総称して呼ぶのが難しいので、この記事ではロボット系の部活と呼ぶ)に入ったのは本当に偶然だ。小6のときに、受験した中でどっちか受かれば良いなぁって思っていた2校両方にたまたま合格できて(これは本当に奇跡的だ。報告したときに塾の先生に信じてもらえなかったぐらいに。)、たまたま今通っている方を選んで、文芸か茶道か手芸あたりをやりたいなーって思っていたときにたまたま今の部活に興味持って、そしてたまたま手芸と茶道の部活が中学にはなくて、……そんな偶然の積み重ねで今の私はある。
そもそも、入った部活が世間的には”強豪”に分類されるなんて思ってなかったんだけれど。(入ってからもその自覚は皆無だけど、部活の同級生たちも軒並み強い学年で、永遠と勝てる気がしない人が複数人いる。)
そう考えると、大会が延期になったのも、大会で失敗したのも偶然とも考えられるんだけど、でもそれの悪い部分を受け入れるのって難しくって、しんどい。尤も、私よりも大きい意味を持った大会とか行事とかが、吹っ飛んでしまった人なんて何人もいるのだけれど。
それに勿論、失敗については最悪のケースを想定した準備をしておこうよって言う話だ。準備不足っていう点では完全に私に非がある。
また、中学生で、選考がある大きい規模の大会に出られたこととか、いろんな経験して、そう考えると得られたものは相当大きいのだと感じる。中高生でこんなことをできる環境って少ないし。
運命は時に味方で、時に残酷だってよく言うけれど、あまりにも、ひどいものだ。なんだかしんどい、。
失敗も成功もロボットの大会ほど紙一重なことって、少ないんじゃないかなとは思うけれど。
ところで、であるが、ロボット系の部活に入っていて良かったことは、文芸の面でもあったりする。私は文芸をほぼ個人でやっている人間なんだけど、部活の影響は少なからずある(気がしている)。
というのも、中学入りたての頃って変なところで自信がなかったりしてて、全国レベルって夢のまた夢って感じている部分があった。そんな私が部活で見たものは、所謂全国レベルの活躍をしている先輩が近くにいる世界だった。先輩たちがロボットを作る過程から入賞したり、(言い方失礼ではあるけれど)失敗してしまっていたりするまでを見ていると、意外と近い世界にも見えた。それが、私でもできるかも、って思えた理由の1つだとは感じる。(勿論他の理由もあるし、それには感謝しなきゃいけないものもいっぱいあるのだけれど、それは置いておいて。)
そもそも、入った部活が世間的には”強豪”に分類されるなんて思ってなかったんだけれど。そんな普段のゆるさを持ち合わせているからこそ、やってみようって思える部分は大きいのではないかなって思う。(入ってからもずっと強豪部活っていう自覚は皆無だし、強豪感はゼロだと思うけれど、部活の同級生たちも軒並み強くて、永遠と勝てる気がしない人が複数人いる。)
私が作品をはじめて公募に出した時って、私にとって公募に出すことが今の十数倍は重い意味を持っていた。はじめて出す前は、1年以上趣味としての文芸から離れていたし。そこにそれまでと違う形で戻ってこれたことは、本当にラッキーだと思う。
何気なくやってみようって思えて、はじめて自分から出した作品が偶然、入選して、やればできるかもしれないって思えたりとかして、だんだん色々成功や失敗を経験して、それをフィードバックしていった結果、今も文芸をやっている私があると思う。その意味では、文芸の公募の”はじめて”がうまくいったのは本当に幸運だったのだ。そして、”はじめて”の喜びや(嬉しい一方で、最高賞には届かなかったという)悔しさを思い出せるからこそ、続けられるんだとも思う。
と、寄り道はここまでにして、本題に戻ろう。
私は中高一貫に通っているので、希望すれば中1から6年間同じ部活に入ることもできる。もちろん途中で入ったり抜けたりすることも多いけど、6年間(とは言っても実質5年数ヶ月とかだけど)続ける人も少なくない。私もはじめは体操部と今いるロボット系の部活を兼部していたけれど、体操部の方はフェードアウトしてしまった人間だったりする。でもロボット系の方は続けてきた訳であって、それはどっかしらで楽しんでいるところがあったっていうことでもあると思うのだ。
うまくいかないことが続いて嫌になったこととか、色々あったけど、得られるものは大きかったし、楽しかったとは思える。欲を言えば、もう一度大会出たい、な、というか、出たかった、な、というか。
グダグダ書いてしまってあまりまとまっていないけれど、今回はとりあえずこんな感じで。
ありがとうございました。
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