”スイミング”の徹底解剖
今回のエクササイズ解説は、
”スイミング”
このエクササイズも、現代人には必要不可欠なエクササイズとなっています!!
このエクササイズの良さは、
理論を知れば”様々な肢位”で応用が効く!!
例えば、
立位でも座位でも問題なく同様の効果が得られると思います。
このエクササイズの理論を理解して応用できれば、、です!😊
これらのコンテンツは全て、
下記オンラインサロンのコンテンツとなります。
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では、
1.胸椎の特性と肩甲胸郭関節
Synergist Labo会員様には幾度となくお伝えしてきましたが、上肢の可動は肩甲上腕関節のみでは遂行されません。
もちろん肩甲胸郭関節のみでも可動されませんし、胸鎖・肩鎖のみでも困難です。
すなわち、全ての関節が、適材適所で働く為結果として肩甲上腕関節が大きな動きを可能にしています。
本日は、主となる
・肩甲上腕関節
・肩甲胸郭関節
について学んでみましょう!
※肩鎖・胸鎖について詳細は会員限定コンテンツになりますのでご了承ください
( ; ; )
[肩甲上腕関節]
肩甲上腕関節は、ご存じの通り
・肩甲骨
・上腕骨
からなる関節ですね!!
屈曲・伸展・内転・外転・内旋・外旋・水平内転・水平外転が可能です。
ほぼ、全域に動く関節となっています!
これは、肩関節が球関節だからですね。
人体にある他の球関節といえば股関節がありますが、股関節との比較をここでみていきましょう!
肩関節は、股関節と比較し関節窩に対して、上腕骨頭がはみ出すように構成されています。つまり、構造的には不安定性の強い関節となっているわけです。
安定しているものの可動性は限られますが、肩関節は、構造的に不安定性の強い関節になりますので、可動性は大きくなります。
ちなみに上腕骨頭に対しての関節窩の大きさは約30%しかないと言われていますね!!
その為、関節唇が発達して機能的関節窩を構成しています。
ここでよく起きるのが、
上方関節唇の損傷。
”SLAP損傷”ですね!
ここは、罹患者が多いので深掘りしなければならない部分ですが長くなるので会員限定コンテンツで深くお話していますので興味のある方は是非😊
すなわち、不安定性を補う為の組織が発達していなければ、、、周りの組織(他の周囲関節及び、靭帯・筋)との協調性が取れていなければ機能的に破綻してしまうわけです。
ローテーターカフについて、
触りだけみていきましょう!
棘上筋は、前部線維と後部線維に分けられます。
棘上筋は、前部線維の比率の方が大きく、動作時には前部線維の寄与率が大きいとされています。
この筋内腱の比率が前部線維に多いことからそう言われています。
三角筋と比較し、骨頭とのレバーアームが小さい為、肩の外転動作よりも上腕骨頭と関節窩との支点の形成に作用しています。
棘下筋は、カフの中でも後方安定性に寄与します。
特に下部線維(斜走線維)の作用が強いとされ下部線維は挙上位で強い力を発揮します。
小円筋も後方安定性に寄与します。
小円筋は、線維内でも構造上違いがあり、上部線維は羽状線維、下部は紡錘状となっています。この二つを比較した時、羽状線維の方が発揮は強い為、上部線維の作用が強く関与します。
そして付着部の特徴ですが、、、
直接関節包に付着しています。
関節包内運動には必須の組織である為、ここは詳細に話したいところですが、こちらも長くなるのでオンラインサロン内でお話ししています( ; ; )
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そして、棘下筋・小円筋の部分で出てきた
"obligate transration"
これは、肩関節のみならずどこの組織を見る上でも必要な知識なので概要を少し。
こんな感じで、
関節包内で骨が可動する為には、
全方向の筋が、柔軟性を持った組織でなければ、硬化部位方向への運動が阻害され、結果反対方向に押し出されるそんな現象です。
肩後方組織のTightnessがあれば後方への運動が阻害され、後方に滑ることができないからこそ上腕骨頭は前方に押し出される。
大腿骨でいえば、大腿直筋の柔軟性低下の影響で、股関節伸展時の大腿骨頭の前方への移動が阻害され伸展制限や鼠径部痛につながる。
そんなイメージですね!!
当然、この現象を知る為には
骨の動きを理解しておかなければなりません。
上腕骨頭は、実は
これだけ動きます。
見ていきましょう。
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