ナイジェル グラフさんが手掛ける『ヒッチコックの映画術』オルタナティブポスター解禁!&作品へ絶賛コメント到着!
この度、9月29日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町ほかにて全国公開されるドキュメンタリー映画『ヒッチコックの映画術』の新ポスタービジュアルと本編でも使用されているスーチル4点、推薦コメントが解禁された。
今回、新たに解禁となったポスタービジュアルは、ヒッチコックらしい監督自身のシルエットをイラストにしたもの。日本でも熊倉一雄が吹き替えを担当したTVシリーズ「ヒッチコック劇場」で、監督自身がお茶の間の人気者となり、当時を知るファンにとっては久しぶりに劇場で見るヒッチコックの姿に心が踊る仕上がりとなっている。イラストを手掛けたのはナイジェル グラフ(NAIJEL GRAPH)。
いち早く作品を鑑賞した著名人からの推薦コメントも解禁された。
ヒッチコックの評価を一躍高めることとなり現在も版を重ねる名著「定本 映画術 ヒッチコック/トリュフォー」を蓮實重彦とともに翻訳した映画評論家の山田宏一は、マーク・カズンズ監督の手腕を讃えて「豊富な引用と構成・編集の面白さに感嘆、堪能した」とコメント。「映画術」の愛読者にとっても本作への期待を感じさせることだろう。
本作はすでに亡くなっているヒッチコック「自身」が自作を語るという構成上、音楽家・文筆家の菊池成孔が語るように「怪作」と感じられる一面もあるかもしれない。これも常に「遊び心」を持って作品を作ってきたヒッチコックに対する、カズンズ監督一流の経緯とユーモアでもあるが、ぜひ、劇場で体験していただきたい。
ヒッチコック作品の芸術としての素晴らしさには、駒井尚文(映画.com編集長)とゲーム・クリエイターの小島秀夫が言及した。そのフィルモグラフィを見れば、サイレント時代からハリウッドの黄金時代まで、映画史そのものを体現してきたヒッチコックの演出・作品論は、映画ファンであれば耳目を引かれないものはないだろう。
また、ドキュメンタリー映画として、マーク・カズンズ監督が心から敬愛を捧げるのが『ゆきゆきて、神軍』などで知られる日本ドキュメンタリー界の大御所・原一男監督だ。来日時には90分近くも原監督と対談をしたカズンズ監督の映画愛に、原監督も敬意を表したコメントを発表した。
さらに、併せて本編でも使用されているヒッチコックのスチル4点も追加解禁された。
『ヒッチコックの映画術』は9月29日(金)より、
新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町ほか全国公開