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冷房エアコンの設定温度、知らずに損してない?

今回はエアコンの設定温度について調べてみました。

今年も猛暑。皆さんエアコン使ってると思いますが、
設定温度、何度にしてますか?

よく「28度に設定しましょう」という話を聞くんですけど、
実際にはこれ、間違いだそうです!(いきなりびっくりですよね)

・じゃあ、エアコン何度に設定するのが一番いいの?
・エアコンを賢く使う工夫
・寝るときどーするのが正解?
こんな解説をしていきたいと思います!

冷房の設定温度28℃説、実は間違い?

いつどこで聞いたのかは覚えていない。でも「28℃がエコ」は概念として浸透してますよね。

じゃあ、「設定28℃が間違いってどういうこと?」と思いますよね。

正しくは、「室温が28℃」がおすすめですよ、ということみたいです!

僕も勘違いしてたんですけど、設定温度≠室温ということなんですね~。

実際には、設定温度と室温には差があって、
室温が設定温度以上になるという状況が夏の場合は常に起こります。

なぜかというと、
・夏の場合、外気温がめちゃ高い(つまり外が猛暑!)
・部屋によって日光の入り方が違う(同じ部屋でも位置によって違う!)

などの影響を非常に受けるわけですね~。

結果的に、設定した温度よりも室温というのは高くなりがち

エアコンの設定温度っていうのは、「そこを目指して温度を下げ、
維持していく」っていう風な作りです。

室温が外気温とか直射日光によって上がってしまうと、
そこまで再冷却をしていく、みたいなことを繰り返しているわけです。
(すごい働いてるんですね~エアコンって)

なので、必ずしも設定温度がイコール室温ではないということを、
まずご理解いただければと思います!

厳密なコトを言えば、実際に温度計を置いて測るというのが、
実際の温度を把握するにおいてはシンプルで確実。
(置時計とか温度計付いてるやつありますよね)

でも、なかなか部屋の中で温度計持ってうろうろして、
自分の周辺の温度を測るとか、ちょっと現実的ではないですよねw

なぜに28℃なのか

※完全に想像図です

なぜ28℃やねん?というところ。

ある程度恣意的に決められた数字みたいです。

2005年頃から、政府がクールビズを提唱し始めました。
地球温暖化対策の一環で、
「28℃ぐらいであれば、人体的にも、環境に配慮した観点でもよかろう」
ということで決まった数字のようです。

エアコンを賢く使う

体感温度に個人差アリ!男女でも違う、年齢でも違う、いろいろ違う。

でも、ですね。
28℃が実際に暑いか涼しいか、個人差は大きいかなと思っています。
(よく、夫婦で温度設定でモメるってこと、聞いたりしますよね)

体感温度というのは人によってかなり違うはずです。

体を動かす頻度によってかなり変わるんですよね~!

筋肉量が多い人は、筋肉が少ない人よりも基礎体温が高いと言われます。
よく運動する人であれば、運動したあとの燃焼っていうのが続くことも。

体感温度に影響を与える要因としては、湿度も見逃せません。

同じ室温28℃の部屋でも、湿度が85%以上だと暑い!不快!と感じるらしいですよ。(経験ありますよね。。。蒸し暑いのって辛いですよね)

こういう場合は、例えばエアコンの除湿機能などをうまく組み合わせて使いながら、湿度を下げつつ温度を一定に保つ、という方法が有効ですよね。

あとは風量です。

エアコンに扇風機などを併用することによって、
風が吹いていることで28℃であっても体感温度を低く感じることがあります。
(サーキュレーターで部屋の空気を循環させるのも、とてもおすすめです)

<結論>
・夏の場合、エアコンの標準設定温度として快適とされるのは、
温度25~28℃くらい
湿度40~60%くらい

夏のエアコン目安。※設定温度ではなく、室温です。

このくらいを目指して、温度と湿度を調整していくと、
人間は快適だと感じるそうですよ!

そして、繰り返しになりますが、
体感温度は人によっては違います。
「寒いと感じない温度」を基本にしつつ、
「自分が快適と思う温度」を探してみるのが良さそうです。

※高齢になればなるほど、暑さ寒さを感じにくくなるので、その場合は
自分の感覚に頼るよりも、室温などを計測するのが良いかと思います。

寝るときどうしてる?

タイマー設定すると、夜中に暑くて目が覚める…なんてことも。

夏場のエアコン使用で、気になるのが夜。

夜のエアコンの活用法については、
つけっぱなしの方がいい! VS タイマーで消した方がいい!

両方の説がありますよね。

熱帯夜の場合とかを考えると、やっぱり熱中症のリスクがあるので、ある程度しっかり使った方がいいのかなと思っています。

夏の熱中症の割合って、実は約4割が夜間に発生していると言われます。
40%って、結構大きいですよね……汗

これは「睡眠中熱中症」「夜間熱中症」と言われるものらしいです。

寝ている間は、まめに起きて水分補給できない&
実は夜ってすごい発汗してるんですよね。

熱帯夜だと500ml以上発汗していると言われてます。
よく汗をかく人だったら800mlも、寝てる間に汗をかく場合も。

夜中に起きてトイレに行きたくないので、
夜寝る前ちょっと水を控えるような人もいると思うんですけど、(気持ちは分かります!分かりますが…)

水分補給、めちゃめちゃ大事です。

なので気温が高い日には、一晩中エアコンつけっぱなしの方が良いのかなと思います。

その際にも、自分が快適だと思う温度を目指して設定するのがいいんですけど、夜の場合は昼間よりも少し高めに設定するのが良い、という風に言われています。

寝ると代謝が落ちるので、
寝る前に「涼しい~!快適~!」と感じてる部屋だと、
寝ている間は「あれ、ちょっと寒い…」ってなりがちなんだそう。

なので、昼間よりも少しだけ高めの温度に設定して、
眠りにつくのがいいかなと思っています。

直接からだに冷風があたらないようにする、なども気を付けてみてください。

具体的な夜の冷房モードの設定温度については、冷房機器を出している
各社から色々数字が出ていました。

大体26~28℃くらいの間
湿度を60%以下に保つなど

この辺りが目標値として設定されてました。
夜間も熱中症は要注意+快適な眠りは翌日のパフォーマンスに直結しますので。
しっかり対策していきたいなと、自分でも思いました!
皆さんもぜひ、参考にしていただければ幸いです。

寝具・寝間着で調整するのもよきです!

次回は、
冷房病って何?症状と対策
・エアコン設定と電気代
などについても、まとめてみようと思っています。

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