「"楽しむこと"に徹底的にこだわり抜いた9連覇」が意味するリーダーシップの未来像。
組織マネジメントは「=モチーベションマネジメント」だと思っている私としては大好物な著書でした。いわゆる「リーダーシップ」がメインテーマ、帝京大学を全国大学ラグビー選手権9連覇に導いた岩出監督の試行錯誤の結晶のような濃い、そして既成概念に囚われない信念がとても痛快な内容です。昨今もニュースを賑わせた「体育会系」の文化やマネジメントを一切排除し、4年生がもっとも雑用をこなすなど一般常識から外れたその考え方が、結果的に前人未到の9連覇に導いているというのがとても興味深いですよね。