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メガネをかけてると疲れる…という人へ。メガネオタクのお悩み解消法3選

メガネ沼からこんにちは。一日メガネかけてると疲れる、、、耳の後ろが痛くなって、頭痛も… 。そんなお悩みを抱えた方に、メガネオタクが試行錯誤した解消Tipsをまとめてみました。
3つのアプローチから状況にあったものを試してみてください。

  1. メガネの選び方を変える

  2. お店でフィッティング

  3. 鼻あてをカスタマイズ

ひとつでなく複数実践したらだいぶ解消されるはずです。
そもそものメガネ選びで迷っている方は、まずこちらの記事からどうぞ👓


1.メガネの選び方で解消する

解消確率★★★、費用★☆☆
まず、そのメガネがあなたにあっていない可能性を疑いましょう。メガネを買い直すときは次のポイントを意識するといいかもしれません。

とにかく軽い素材を選ぶ

プラスチック性のフレームより、メタルの方が軽いです。価格は張りますが、特にチタンのフレームは軽くて丈夫です。ズレてくると耳や鼻当てに負荷がかかって疲れの原因になります。軽ければ軽いほど重さでズレ辛くなります。

ここ最近流行っている、フロントの厚みがあるフレームは重いです。デザイン的にとても惹かれますし、私も持ってますが、長時間かけられないフレームは登場頻度が徐々に減って結局使わなくなってしまいます。それでも『どうしてもセルフレームの存在感に憧れる…』という方は、メタルとセル素材を掛け合わせたコンビネーションフレームを検討したり、思い切って1本予備のメガネを持ち歩くのが安心です。

昔からある一山式も慣れたら楽です。パーツ数が減れば少しでも軽くなります

日本製のブランドを選んでみる

メガネ屋さん曰く、欧米人とアジア人では耳のつき方が違うそうです。もちろん鼻の高さも違いますね。いま人気のフレームは海外ブランドも多く、試すとデザインはいいけどフィット感ちょっと、、、というものもあります。鼻当てで調整する方法については後ほど書きますが、シンプルに日本人に合わせて最初からデザインされているブランドを選んでみましょう。個人的にフィット感いいなと思うのは、日本ブランドが多い気がします。

個人的なオススメはカメマンネンです。「丈夫で美しく、末永く愛用できるメガネを。」のコンセプト通り、機能美を醸すシンプルなフレームが多いです


顔を包み込むタイプのテンプルを選ぶ

これ私も最近教えてもらったのですが、テンプルが耳の後ろに回り込んでホールドするタイプと顔全体を包み込むタイプがあるそうです(きっともっと種類はあると思います)

確認してみると、持っているフレームの大半が回り込みタイプだったのですが、『めちゃかけやすい!』と感動した12 homemadeが包み込みタイプでした。私は耳後ろが痛くなりやすいのですが、存在感のあるフレームなのに長時間かけていても疲れ辛くてお気に入りの一本です。これはデザイナーさんの思想にもよるし、店員さんに聞いても分からない場合もあると思うので、気になる方は事前に調べてみるか、実際にかけながら探してみてください。

私は12homemadeはBOONを愛用してます。東京の方は恵比寿のcontinuerで試せます。


2.フィッティングでなんとかする

解消確率★★☆、費用★★★
メガネがしっくりくるか、全てはフィッティングにかかっていると言っても過言ではありません。新しいメガネを買うのはちょっと…という方はこのアプローチがオススメ。

自分の耳と鼻の高さ・形状に合わせる

鼻は言わずもがな、耳のつき方にも個人差があります。前後や上下の位置、耳の角度など。でも、ビスポークでオーダーしない限りはメガネは既製品なので寸法や角度は一緒。フィッティングはマストです!購入後も合わなくなってきたなと感じたらお店で調整しましょう。
下がったメガネを何度もあげてる方、おそらく調整のタイミングです!

持ち込むメガネ屋さんも大事

買ったお店 or 同じブランドを取り扱っているメガネ屋さんに持ち込むのが安心です。フレームは何度も調整できると言っても熱を加えて曲げるとプラスチック自体は傷んでいくので、慣れたスタッフさんにお願いできるならばそれに越したことはありません。特にテンプルが太いメガネは経験や慣れが必要な印象です。このスタッフさんお上手!となったお店に私は持ち込んでいます。一度よく調べずに見つけたお店に持ち込んだら、テンプルが歪んでしまい再調整しないとかけられなくなってしまいました、、、

来店前にやっておくと良いこと

耳や鼻筋が痛くなったときに当たっている場所や痛みが出た箇所を覚えておいたり、どんなシーンに使っていて痛みが出てしまったかを伝えましょう。2本以上持ってる方は、一番フィット感がいいメガネを持っていき『こんな感じで合わせたいです』と伝えると鼻当てのバランスも見ながら調整してもらえます。

ちなみに、JINSなどの量販店で他店で買ったメガネは(たしか)調整してくれません。持ち込んだフレームにレンズを入れる場合は調整してくれるかもしれませんが、私は基本的にはやりません。経験上、フィッティングは経験がものを言う気がしており、人によって上手い下手はかなりばらつきがあります。最近のメガネ自体が安いものではないので、個人的には信頼できる方にお願いしたい気持ちです。

最後に。購入していないメガネ屋さんでも実はフィッティングの調整を無料でやってくれるお店が多いです。が、あくまで善意のサービスであることがほとんどなので、次のメガネを購入検討するときに来店してあげましょう。


3.鼻当てを変えてみる

解消確率★★☆、費用★★☆
あくまでズレて疲れてしまうフレームへの対策です。大きめのメタルフレームや厚めのセルフレームではお悩み解消するかもしれません。フィッティングと合わせてやるとより効果的です。

アジアンフィットの鼻当てに付け替える

日本人はどうしても欧米人に比べると鼻が低いので、海外フレームだとフロントの下側が頬に当たってしまったり、レンズが目に近すぎたりとバランスが崩れてしまうことがあります。
そんな時にセルフレームでは、元の鼻当てを削って少し高いものに付け直すことで、メガネのバランスを修正できます。特殊な溶剤が必要なので、買ったお店かビンテージフレームを取り扱うお店に相談してみましょう(有料サービスです)
女性でまつ毛が当たってしまう方の対策にも有効です。どうしてもかけたいビンテージフレームや、海外ブランドがある方は一考の余地ありです。

3mmから9mmの鼻あてにカスタム

JINSでシリコンパットを買う

とにかく安く手軽に対策したい人は近くのJINSにいきましょう。メタルやセルなど、素材を問わずJINSで鼻当ての滑りを抑えるシリコンパットが買えます。メタルフレームの場合はを数百円でシリコン性の鼻パッドに交換ができます。

Zoffはロゴの刻印が入っているので、現時点ではJINS一択です

セルフレームには、鼻当ての上につける滑り止めが買えます。厚さは2種類で、どちらもかけた時に前から少し見えるかなぁというサイズ感じですが、そこまで気になりません。それ以上に滑らなくなるメリットが大きいです。少しでも見えない方がいい方は薄めを選びましょう。おかげで何度調整してもしっくりきていなかったビンテージフレームの登場頻度がグッと上がりました。嬉しい。


いかがでしたか? ひとつより二つ以上を掛け合わせた方が効果が見込めます。『今のメガネだけでなんとかし続けたい!』という制約がなければ、いまあるフレームの調整+JINSでお値段が手頃な軽いメガネをもう一本買って併用するのもありです。

それではしっくりくるメガネライフを楽しんでくださいー。

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