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【製造業向け】デジタルマーケティングの重要性と、メールマーケティングが効果的な理由

こんにちは、デジタルマーケティンググループの東(あずま)です。

昨今、各業界でデジタルマーケティングの取り組みが進む中、製造業においてもその重要性が急速に高まっており、弊社でもお問い合わせが増えてきています。

しかし、「なぜデジタルマーケティングが製造業にとって重要なのか?」と疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、デジタルマーケティングの必要性を外部データを参照しつつ、今一度考察できればと思います。

また、その中でも特に効果的な「メールマーケティング」についてご紹介いたします。

製造業におけるデジタルマーケティングの必要性

まず、デジタルマーケティングが製造業にとって重要な理由は、大きく分けて3つあります。

  1. 競争環境の変化
    従来の製造業界では、リピーターや既存取引先を重視したビジネスモデルが主流でした。しかし、近年では新興市場や国際競争の激化により、新規顧客の獲得や市場拡大が求められるようになっています。

    とはいえ人海戦術には限界があるため、多言語対応のウェブサイトや検索エンジン最適化(SEO)を通じて、海外の顧客に自社の製品やサービスの情報を効果的に届けることで営業マンの補完をすることが求められます。

  2. バイヤージャーニーの変化
    製造業の購買プロセスも変化しています。
    Forrester社が発表した「購買行動のシフトチェンジ」の調査では、大きな変化がみられます。

    ・68%のB2B購買担当者が、自分一人でオンラインで情報収集することを望んでいる(2015年から15%増加)
    ・67%のB2B購買担当者が、第一の情報源として営業担当者とのコミュニケーションを選ばない

    このように従来の営業手法だけでは、このような潜在顧客にリーチすることが難しくなっており、デジタルマーケティングを活用することで、顧客の初期段階から関与し、影響を与えることができると考えます。

  3. 製造プロセスの複雑化とニーズの多様化
    製造業では、製品の多様化やカスタマイズが進んでおり、顧客ごとに異なるニーズに対応する必要があります。
    これに伴い、顧客に正確でタイムリーな情報を提供することが重要となっている中で、デジタルチャネルであれば、そうしたニーズを掴むことに優れているため、多様化への対応をサポートすることが可能です。

こうした複数の要因から、製造業においてもデジタルマーケティングが必要になってきていることが分かります。

メールマーケティングが効果的である理由

デジタルマーケティングの中でも特に「メールマーケティング」は、製造業にとって効果的な手法であると考えます。

様々な観点がありますが、一番は営業リソースの最適化に寄与できる点にあると考えます。

一般に製造業の企業様においては、既存のお客様対応でリソースを割かれており、見込み顧客など新規のお客様への対応は容易ではないと考えます。

また、仮に新規対応した場合にも、結局自社のサービスと合わなかった、または商談の温度感ではなかった、など、最終的に受注に繋がらないという場合も多くあると伺っています。

こうした状況において、メールマーケティングでは、メール配信によって顧客全体に対してコミュニケーションをとることが可能です。

またそのメールを開封したか、クリックしたか、クリック先のページを閲覧したか、最終的には問い合わせなどを行ったか、などの反応を取得することが可能です。

これにより、顧客の反応を通じて、おそらく課題が明確化している見込顧客だろう、ということを推測することができるため、その方に絞って効率的なアプローチを実現することが可能となります。

したがって、営業のリソースを価値ある商談に集中させられるため、限りあるリソースの有効活用に繋がると考えます。

こうした前提において、具体的にどのようなメールマーケティングが必要であるかについては、以下の記事にて別途記載しておりますのでご参照ください。

BtoBメールマーケティングでアポ数を増やす方法 https://note.com/sym_digimarke/n/nc890a7acec24

まとめ

製造業の現場では、限られたリソースで最大の成果を上げることが求められます。

デジタルマーケティングにおいては様々な取り組みがありますが、まずは実施ハードルの低い箇所から手を付けていくことが重要です。

製造業におけるポイントの一つは、バイヤーも情報収集においてWEB以上に展示会などのオフラインチャネルを活用することであると考えます。

こうして獲得した名刺があるということは、既に一定ボリュームの見込み顧客を保有できている=メールを送る準備ができているということです。

ただ、当然アプローチをしなければ、その後の取引に繋がることもありません。

また、他社がそうした取り組みに力を入れていた場合、せっかくの見込顧客が他社の顧客になっていくことを傍観することになりかねません。

事実、直近でも多くの製造業のお客様からお問い合わせをいただいていますが、皆様こうした課題感をお持ちであり、取り組みが更に加速している印象を受けています。

これは取り組まないことによる損失が加速していくことを示唆しているため、ぜひ一度メールマーケティングをはじめとしたデジタルマーケティング施策をご検討ください。

最後に:デジタルマーケティングの開始をお考えの方へ

シナジーマーケティングでは、ツールのご提供はもちろん、
人的支援としてデジタルマーケティングをどう進めていけばよいか?
自社はどう歩むべきか?というステップ0から伴走支援させていただいております。

前述の通り、直近では製造業のお客様の支援も増えており、名刺整理をしていくような基盤づくりから、WEBサイトなども含めた総合的なデジタルマーケティング支援まで幅広くご支援させていただいております。

我々は製造業に特化している企業ではないため、商習慣含め、逆にお客様から学ばせていただく点も多くございますが、一歩引いた立場だからこそ見えることや、マーケティングのプロとしてご支援させていただける点があると考えています。

直近の公開事例においては、そうした視点や立場を持ちつつ、伴走支援させていただくスタンスも垣間見える内容となっておりますので、是非一度ご覧ください。

▼2024年8月公開の最新事例(クボタ様)はこちら!
https://corp.synergy-marketing.co.jp/story/article/240828_kubota

また、実際に取り組みたい気持ちはありつつも、
そもそもこうした取り組みが必要なのか?
仮に始めていくなら、何から始めていけばよいのか?
など、様々不安をお持ちの方もいらっしゃるかと存じます。

是非一度フラットに会話させていただければと思っておりますので、
お気軽にご相談ください。

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