読書メモ|競争しない競争戦略
note397にちめ。
山田英夫著「競争しない競争戦略」を、再読した。3年ほどぶり、課題で。初めて読んだときも課題図書として手に取った。それだけ名著ということか。
本書は、業界のリーダ企業と競争“しない”ための戦略について書かれた本である。
弱者の戦略、分ける2策と和する1策。
前者はニッチ戦略と不協和戦略、後者が協調戦略。いずれもリーダ企業との差異を、うまく使うもの。平易な文体で書かれ、事例が多く、イメージしやすい。
が、書かれたことをただよくイメージできたかといって、すぐそのような戦略の“当社版”が構想できるかというとさにあらず。本書はそれをよく実感したきっかけのひとつである。
初読時は事業開発系の部署にいて、苦しんだを思い出す。
ドウセと自信なく、チョト苦手意識も。
しかし再読も縁、レポートも書かねばならないし、また“当社版”を考えてみます。
(ワタクシが苦しんだは本書のせいではモチロンなく。よい本です)
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