写真いっぱい!! 6つの季節を誇るシドニー[0826]
もうすぐ8月が終わりますね。
カバーは、今日撮った写真です。
南半球に位置するオーストラリアは、これでもまだ冬真っ盛り!
だけれど、地域によってさまざまな気候があります。
シドニー_8月は、三寒四温の梅雨。
私の住むシドニーでは、
連日続いた時雨や雷がようやく収まりつつあります。
今年で3回目の8月を迎えますが、
毎年朝から昼にかけてのにわか雨、夜分の雷雨を経験しています!
昔の人も感じてた?_古暦 D'harawal calendar
先住民/アボリジニのDharawalは、シドニー近辺のとても狭く限られた地域の気候を、6つの季節に分類しました。
*ここでは、政府が公開している分け方に準拠します!
①1月-3月(Jan-Mar) Burran
Hot and Dry. (暑く、乾燥している。)
_ザ・夏!でも、かなり空気が乾燥しています。
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②4月-6月(Apr-Jun) Marrai'gang
Wet and becoming cool. (湿度が高く、涼しくなる。)
_一気に涼しく、そして肌寒くなります。秋の兆し。
_随所で、紅葉が見られます。
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③6月-7月(Jun-July) Burrugin
Cold and frosty. (寒く、冷え込む。)
_冬です。冷え込みがきつく、日の入りも早くなります。
_暴風雨もしょっちゅう起こります。木々が素っ裸になります。
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④7月-8月(July-Aug) Wiritjiribin
Cold and windy. (寒く、風が強い。)
Gentle spring rains. (穏やかな春の雨。)
_不安定な気候。曇りがちの空が目立ち、突然の暖波/寒波が襲ってきます。
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⑤9月-10月(Sep-Oct) Ngoonungi
Cool becoming warm. (涼しかったのが、暖かくなる。)
_もう春も目前!日照時間がぐんと伸びます。
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⑥11月-12月(Nov-Dec) Parra'dowee
Warm and wet. (暖かく、湿度が高い)
_梅雨の終わりのような、夏ほど空が高くない時期です。
_過ごしやすい気候です。
今日の英語_温度の表現, Chill(チル), Chilli(チリ)
[温度/温度感を表す言葉]
:( Hot, Cold, Chill, Frosty:
暑い/熱い、寒い/冷えている、冷え込む、凍える(ように寒い)
:) Warm, Cool, Comfortable:
暖かい、涼しい、快適/心地よい/ちょうどいい
[慣用表現。Chillする?]
上記のChillについて、
冷えるという意味(例えば.チルド室)よりも、
ダラダラする/まったりする(例えば. チルする)というイメージが強いかも?
"Netflix and chill"(直訳: ネットフリックスとのんびり_動詞で使う)
「ウチで映画見ない?」と似たような文脈/言外の意味です、大抵の場合。
[イギリス英語 v.s. アメリカ英語]
完全なるおまけ。気にする機会も少ないかと!
上記のChillとよく似た、Chilli/Chili/Chile(辛いトウガラシのチリ)。
イギリスでは、
"L"ふたつの”Chilli”が好んで使われます。
アメリカでは、
"L"ひとつ(+"e")の"Chilli/Chile"が好んで使われます
(LLと続く単語は、アメリカ綴りでかなり珍しい)。
最後に_感想
旧暦は、地域での暮らしを表すひとつの完成品のように感じます。
シドニーでも、大雨の日が続いたり、最低/最高気温を更新したり、異常気象が指摘されていますが、今後季節も増えたり減ったりしていくのでしょうか。
日本は、四季があって、とても自然豊かな国と言われますが、
ぜひシドニーに来た際には(気になる季節はありましたか!)
比較してみると面白いかもしれません。
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シドニーに住む大学生の日記です。
よろしければ、リアクション等お待ちしています!
おまけ_写真
街中でも、季節にあった/あっていない植物や動物が、
たくさん見つかります。
これらは、昨年9月の写真。
芽吹きの季節も、もうすぐそこ!
シドニーで暮らしている大学生です。 面白い日常を共有したくて、毎日を楽しんでいます。