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仕事の報酬は仕事【SONY創業者:井深大氏の名言】

おそらく、多くの人がこのタイトルにある名言を聞いたことがあると思うのですが、意外とみんな忘れがちではないでしょうか?

もらえるお金が少ないと家庭内がギスギスすることもあってそれをストレスに感じることもあります。

だから(笑)、お金は少ないよりは多い方が良い。

でも、井深さんのおっしゃった仕事の本質は見失いたくないと、改めて思いました。

そう思った理由は「また中国で駐在生活を送るかも?」という今の状況が、お金で苦労した13年前の駐在生活を思い出させたからです。

■最優先事項がお金だと都合が悪い

大企業であれば「5年くらい海外駐在すれば家が建つ」と言われるほど駐在に対する手当は厚いです。

でも、13年前はボクが会社で第一号の駐在員だったので何も整備されていなくて、給料面はヒドイ状況でした。

その頃に比べれば今は随分とマシにはなっていますが、それでも中小企業の手当は大企業とは比べ物になりません。

だから最優先事項を「お金」にしてしまうと「駐在して中国で頑張る」という選択肢を選ぶ可能性はゼロになります。

■40歳以上は「経験資産」の積み上げが大切

昨日のnoteにも書きましたが、あるベストセラー作家に、中国で仕事することについて背中を押してもらえ、応援しているとまで言ってもらえました。

また、このとき『40歳を超えると「経験資産」が大事になる』と教えてもらえたのです。

そして、その「経験資産」を増やすために「中国に駐在して現地子会社の再建に当たること」を勧められました。

◆◆◆

このことを、もう少し解像度を細かくして言い換えると

現地子会社の経営という「仕事」をすることで、今よりも1個上のステージで経験を積むことができる(=経験資産が増える)

↓ その結果

次はさらに経営に近い「仕事」ができるようになって、さらに1個上のステージでの経験を積むことができる
(=さらに、経験資産が増える)

という良い循環が起きる

ということだと思うのです。

そして、これこそが井深さんが仰っていた「仕事の報酬は仕事」そのものではないか、と気付いたのです。


お金も気になりますが、少しだけ目を背けて「経験資産」を増やすための仕事をもらえるように頑張ろうと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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