ルールで人を笑顔にできるか?
「なんだこのルール?」
「そんなズルいことする人なんていないでしょ?ルール化する意味ある?」
あなたの周りにこんなルールはありませんか?
恥ずかしながら、うちの会社にもあります。
「そんなズルをする人はたった1人。みんなちゃんと出来ているのに、たった1人のズルい人のためにこんな厳しいルールはおかしいでしょ?」
ってやつ。
■ルールが主語の人
小学生の時の「将来の夢」が検察官だった僕は、ルールが主語になりやすい人間でした。
「ルールはxxxです。だからやって当たり前です」みたいな、善悪を軸にして話をするような人間でした。
だから、さっき書いたような厳しすぎるルールがあっても、実はなんとも思わなかったのです。
ルールなんだから守るのが当たり前、と受け入れていました。
この変な考え方の背景には
「みんなの笑顔を守るためには1mmの悪も許さない」
って感じの正義感があったからというのが自己分析の結果です。
でも、あるとき、ふと「ルールでがちがちに縛ることでみんなを笑顔にできているの?」と疑問に思いました。
当然、そんなことないはずですよね。
■クソ仕事
もちろん、『数少ない「ズルをする人」を罰すること』が有効なケースはあると思ってます。
でも、多くの場合はそんな細かいルールを考えたり施行することってBullshit Jobs、山口周さんがおっしゃる「クソ仕事」なんじゃないのかな。
いまの僕は、そんなBullshit Jobsに掛ける労力は「多くの人を笑顔にすること」に向けるべきだと考えています。
◆◆◆
チームのマネジメントをやっている時に「自由と管理のバランス」について悩むことがあります。
部下を管理しなければならない状況、って当然あるんだけど「部下のクリエイティブさを殺さない程度の管理ってどの程度かな?」と悩むんです。
そんな時に僕は「この管理によって笑顔は増えるか?」を考えるようにしています。
我ながら「笑顔をバロメーターにする」ってこの方法は素敵だと思っています。
気に入ったら真似してください(笑)
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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