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ライフログを助ける雑記帳。まずは書き出すこと。
A5サイズのノートを雑記帳に使っていて、手帳と共に持ち歩いておよそ1日1ページ消費している。
雑記帳だから何を書いてもいいけど、私は主にToDoや一人ブレストとして活用する場合が多い。
とにかく思考に引っかかったことはまず雑記帳に書き残しておいて、夜や翌朝などの空いた時間にじっくり振り返る。
やりたいこと。欲しいもの。調べたいこと。検討したいこと。興味を持ったこと。アイデア。感情。それにかかる時間。費用。払う代わりに何を得られるか。
無造作に書き残したそれらを一つ一つ吟味して、済んだらチェックを入れる。
時には読み返してもまるで感想が湧いてこない項目もあり、その時だけのテンションだったんだな、と判断して線を引っ張って消す。
とはいえ完全に消さない方がいい場合もあって、数日、数週間と経って振り返った時に「おっ、これは?」と興味が再沸騰することがないでもない。思考やアイデアは生き物だから、思わぬタイミングで息を吹き返すこともある。読める程度に残しておくのがいいかも。
その時の自分の、あらゆる対象への興味や関心の痕跡が残る雑記帳は面白い。
手帳と同じく、1日、1週間、1ヶ月の単位でまとめて読み返すと色々発見がある。記録はいずれも、書きっぱなしにせず振り返ることが大事だ。
おんなじこと繰り返し書いてたら、迷ってるけどずっと関心があるんだな、とわかる。それなら時間をかけて予算を設けてがっつり取り組むのもいいな、とか。逆に考えなしに手をつけて、ろくに深めない内に飽きてしまった、という反省もままある。
手書きのメリットというか、振り返って面白いのは、筆跡でその時の自分のテンションがだいたいわかることだ。
殴り書きに近い時は、走る思考に手が追いつかず、早く早く書き留めないと、と急ぐ自分が浮かび上がる。
ずいぶん丁寧な字で残している時は、大切にしたいこと、真剣に向き合いたいことを書いてる。
その時の私は、そう思っていたんだね。自分のことだから、見ればそうとわかる。でも、だいたい忘れてもいる。だから記録し、絶えず振り返るのだ。
ちなみに昨日雑記帳に書いた具体的なトピックを紹介すると、「今日やること」「今週やること」「気になっている本のシリーズ、図書館にあるか」「家計簿に向いたノート、手持ちの中にあるか」「3月の出費のあらまし」「ガジェットの買い替え、予算のやりくり」「車検費用の積立シミュレーション」などでした。