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好きな寿司をたらふく食う方法。

好きな物を腹一杯食べる。
そんな簡単に叶う夢を、僕は今までたくさん叶えてきた。
お金があるからできるわけじゃない。
1人の時間と勢いが必要だ。

思い出に残っているのは人参のグラッセや大豆の揚げ煮だろうか。
グラッセは大満足だったが大豆の揚げ煮は嫌いになりかけた。モノには適量があるそうだ。

グラッセ
大豆の揚げ煮。小魚入りで給食に出るよね。


そんな事も忘れた頃、再びやる気が湧き出してくるのだ。

食べたい…

食べたい食べたい…

お腹いっぱいに…


炙りサーモンマヨ


好きな寿司のネタを聞かれたらハマチと答える。
炙りサーモンマヨは子ども向けで邪道とか言われるし何となく通だと思われたいから。
良い格好はしたい。でもマヨネーズかけた方が美味いに決まっている。
それが世の常だ。

私本当は見たんです。
昔寿司屋の店内、テーブルで
サーモン頼む子供と
馬鹿にした家族のうす笑い。
私驚いてしまって
同じモノ頼めもしなかった。
ただ怖くて変えました。
私のネタはハマチです。
ファイト!

中島みゆき/寿司とプライドのあいだに。ファイト!より。


明日やろうは絶対やらないのに思いついた瞬間の行動力だけが取り柄だ。

サーモンは値引き後¥300以下にならないと買わない。
そんな僕の手に今、¥1000の切り身が握られている。
誰にも止めさせない。
¥1000のサーモンをレジに持っていく。

手が震える。

怖いのか?

いや、これは武者震いだ。
会計を告げる店員に僕は言い放つ。

「カードで。」

あまりに大人過ぎる。
高級サーモンをカードで一括。
その一瞬、店内にセレブリティの風が吹き抜け、成城石井と間違えたマダムが足の甲みたいな犬を連れてやってくる。
だけどここはいつもの業務用スーパー。我に返ったマダムと退店し僕は自宅へ向かう。

自宅で待機中のはがまくん。


我が家のエレキ釜。はがまくん。
とりあえず3合を酢飯にする。
3合の酢飯をいちいち握ってられないから鱒寿司スタイルで行く。

高級サーモン


ちなみに鱒寿司ホール食いはすでに叶えた夢だ。

おりゃ。完成じゃ。

想像以上に美味しそうじゃないがまあいい。
無事たいらげまた一つ夢が叶った。

これを読んだ君も思い立ったが吉日だ。


こんな犬いるよね。

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