ヒラ

大学生/きらきらしたものとおいしいものが好き。文字と写真と音楽をします

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【日記】 夏も冬も私の夜は白く

今年になって、ドラッグストアに売ってる袋詰めの氷を買うようになった。 もともと冷たすぎるものが得意ではないし、冷蔵庫に製氷機がついていないのもあって氷を使うことはほとんどなかった。しかし、彼氏が家で冷えた飲み物を飲むために氷を買い、帰ってからその残りを使ってレモネードやらアイスコーヒーやらに使ってみると、これが冷たくてとてもおいしかった(当たり前だが)。それ以降、私の家の冷凍庫には大粒の氷の入ったパックが常駐し、アイスコーヒーを入れたり、お酒を飲むときに召喚されるようにな

    • 【思うこと】お気に入り痛いポイント

      ネガティブなことをずっと自分の中で考え続けてBADに入るのって無駄なことで、もったいないのだろうか。 先日、私の好きなポッドキャスト「となりの雑談」のアーカイブを聞いていたところ、気になる話があった。ざっくり要約してお伝えするとこんな感じ。 「過去に囚われてる人は、お気に入りの痛いところを何度も触り続けて、自ら苦しんでいる。ばからしいぞ」 この話を聞いて、「私もそれ、めっちゃやってる〜!」と思った。辛い時に芋づる式で過去の嫌なことを思い出して余計に泣いてしまったりす

      • 【思うこと】差し色をひとつ

        大学の帰りのバスにひとり、ガタガタ揺られながら家へ向かっていた。ほかの大学生が元気におしゃべりしている声が幾重にも重なって、少し息苦しい。 そんな中で目に入ったのは、隣に座っていた人の白いTシャツ。 一瞬、そこに私の口紅がべったりついたらどうなるのか、なんて考えが浮かんだ。 バスが揺れた拍子に、隣の人がバランスを崩してこちらへ上半身を倒し、先ほど塗り直した私の口紅が不幸にもついてしまう。 私は、それって何だかきれいだと思った。白に鮮やかな赤、とてもすてきな差し色

        • 【旅行】1日目、いざ滋賀県へ

          何年ぶりか分からない家族旅行へ行った。 行き先は、滋賀県。 今までの家族旅行で関西のほうへあまり行ったことがなかったから、何だか新鮮な感じがして楽しみだった。 【1日目】 黒壁というところへ行った。商店街で、ガラスを使用したきれいな工芸品やアクセサリーをたくさん見た。 ガラスは光やらなんやらを反射してきらきらするところがとても好き。メガネチェーンとゆびわをお土産に買った。  大きな万華鏡があった。上を見ながらハンドルを回すと、ゆっくり模様が変わってきれいだと思

        【日記】 夏も冬も私の夜は白く

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          【日記】秋を感じている

          日曜日、午後3時頃。家を出たら天気雨がぽつぽつと服を濡らしてきた。思わず目線を上げると、向かう先にやさしげな虹が見えた。 雨が降っていると憂鬱になるタイプだが、虹色の淡い光に少し心が明るくなった気がした。だから天気雨なんて明るい名前がついたのかもしれない、きっとちがうけどマイ解釈としてここに留めておこう。 帰り、急勾配の坂を昇る。西に傾きはじめた日射しでで道路がきらきらと輝いて見えた。黄色や茶色の葉がひらひらと風になびいてきれいだった。スーパーの袋のカシャカシャとした

          【日記】秋を感じている

          【思うこと】それぞれの環境にそれぞれの悩み

          生活していると、何もできない日とか、何も動けない日というものが存在する。私の場合、ばからしいとは思うのだけど、過去のいやな思い出を思い出したのを掘り返して沈むパターンが多い。 楽しい記憶は幸せな思い出としてみんな形に残そうとするものだが、つらい記憶は残したくなくても残る呪縛だ。今はもう解決したもの、距離を置いたものなどさまざまあるが、ふとした時に当時のつらさやくるしさが込み上げてきて何時間も布団から動けなくなり、潰れてしまいそうになる。 (恋人にこの話をしたらうつじゃな

          【思うこと】それぞれの環境にそれぞれの悩み

          【思うこと】「とりあえず話は聞く」の姿勢

          高校2年生のときの離任式で、ある先生がこう言った。 「とりあえず、人の話は最後までちゃんと聞きなさい。」 この言葉は高校3年生に進級してからも、なんとなく私の中で繰り返しリピートされていた。というのも、このとき17歳の私は、論理的でないことをいう大人の話は聞かなくていいのではないか、ということについてよく考えさせられていた。先生と生徒という関係というだけで根性論だったり根拠のない話だったりを聞かされて、それが正しいのだと無理やり飲み込まなければならない空気にうんざりして

          【思うこと】「とりあえず話は聞く」の姿勢

          【日記】夏、人工的なあかいろ

          8月前半、夏休みのはじまり。普段ボランティアとしてお世話になっている地域のまち歩きイベントに参加した。 港沿いにあるこの地域はほんのりと潮の香りが漂ってきて、歩いていて気持ちがいい。日差しは強いものの、この匂いとさざなみの音でほんのすこしだけ爽やかな気分になれる気がした。日差しを受けてきらきらと輝く水面を見つめながらゆっくりと歩く。ひとが作ったものの音と色で溢れかえっている、うるさい日々から遠くにある波の音と眩しい青と白に、自然と笑みがこぼれた。 しばらく歩いたあとは

          【日記】夏、人工的なあかいろ