【感想31】仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIE バトルロワイヤル

 アイカツのライブに行ったのに一生違う話してたわ。

勝者が理想の世界を作ることができる「デザイアグランプリ」に招集された浮世英寿たちを待ち受けていたのは、何者かによって作り変えられた新たなゲーム「デザイアロワイヤル」だった。謎のゲームマスターの策略により、仮面ライダー同士が生き残りをかけた熾烈な戦いを繰り広げる。

映画.com『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIE バトルロワイヤル』



短い感想

 ギーツが結構面白く見れてるし半分龍騎目的だったけど、めちゃくちゃ満足してる。

 リバイスはいつも通りリバイスやってて安心感あるし、ギーツは本編絡みの進め方といい感じに本編の気になりそうな部分の補完をしてるので今見てる人は見て損はない映画だと思います。

細かい感想

 リバイス編は相変わらずなパワーでゴリ押しする進め方なのでインターネット君はマジでキレる話なのは変わらないと思う。
バイスが復活する事の告知が雑だって文句が出ていたけれど、復活の仕方もめちゃくちゃゴリ押しキ〇ガイみたいな演出でシレッと戻るし、ギーツ編で「ま、これは奇跡で戻ってるンで!」が台詞で説明されるし、本編ガッツリ出てたのでまあ想像通りとはいえ理由込みで好き放題してるとは思わなかったので爆笑した。

 とはいえディストリームが出てこない以外は何も野暮なことは言う事もないなってぐらい期待したパッケージが出てくるので好きな人はご満悦で終えられると思う。

 ギーツ編は多分気合が入っているというか、エグゼイドの時みたいに本編リンクがかなりあるので今見てるとめちゃくちゃ楽しかった。
特にギロリがちゃんとまともにゲーム運営するプライドがあるところが濃いめに描かれてる。だからドラグーンオブレッドアイズ化してるギーツを判断力欠けるほど焦って排除しようとしてるとか、ヴィジョンドライバーは運営側の個人保有以外でも生体認証さえ通れば使えそうとか、設定が何となく見えてきそうな描写が所々ある。

個人的には戦闘シーンがブーストバックルで出てくるバイクのおかげでめちゃくちゃ映えるし好き。三つ巴の変身シーンも龍騎側の3人がわざわざミラーモンスターが出張ってくる特殊演出なのもレアなので映像面ではお勧めしたいシーンです。

 龍騎の4人(?)もメイン2組に対していい塩梅の立場で見せどころはあるのがうれしかった。リュウガと龍騎の扱いも良いし、浅倉の一人で勝手にやってる感もマジでちょうどいい。ただ次郎は腹の肉を切り取ってから出てきてほしい。

 あとスシローが異常なフェードインしてくるシーンは本当に〇んでくれと思うレベルで邪魔になったのでタイアップはやめたほうが嬉しいなと思った。リュウガがスシロー内で暴れるとかいう異常シーンも王蛇に変えるだけで19話のオマージュなんかも行けそうだから(良くないけれど)見てみたかった。

総括

 鎧武の時に「本編撮影前だからどうしても冬映画はIFの話になる」ていうイメージが強かったけれど、高橋脚本なだけにエグゼイド宜しくちゃんと見た人にサービスになる様な情報くれるし本編は見たいもの見れるしでいってよかったな~ぐらいの温度感です。

 ギーツからアマプラで見れるようになったし、1話ごとの情報量も多すぎずちょうどいいぐらいの進み方なのでおすすめしたいです。
ちゃんとライダー同士で戦うときにも明確な理由付けがあったり、各話最後のDGPルール説明が(特に13~16話では)良い演出にもなっているしで一気見しなくても毎週見て楽しめる作りだし年末の放送が空く時期に追いついてほしいですね。

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